マリ
トンブクトゥ・・・別名ティンブクトゥともいう・・・
あっ!ここでミニ知識をひけらかすなんて俺ってエレガントだけじゃなくインテリっぽいぞ!ってネタは「アフリカ見聞録」の「黄金都市(トンブクトゥ:マリ)」で既にやってしまっているのでこの世界遺産の都市としてのトンブクトゥはそちらの記事に譲るとしてここでは世界遺産と重複すると分かっていても「ゴルコ遺産」として認定せざるを得なかったこの都市の真の恐ろしさと言うものを伝えていくこととしよう。
そう、この都市をG遺産認定にした決め手・・・
それは観光地ならどこにでもある「ツーリスト・プライス」なのである。
ただ他の観光地なら通常「談合」ではないがエリアである程度打ち合わせをして「観光客」相手の値段にしているのが通例だったがここトンブクトゥ、別名ティンブクトゥとも言われるこの都市ではそのあたりの規則性が全く読めないのである。
もちろん全ての店舗を回って料金を調べた訳ではないので断言すると言うのはいきすぎかもしれないが少なくともこのプロフェッショナルが周った数軒では観光客向けの店舗では無くただのローカルショップであってもマリの相場か?それともボリ・プライスか?それも隣り合っている2件で物価の値段が全く違うと言うマジシャンぶりであった。
確かにここを訪れるのは相場を確かめながら買う旅行者だけではないからただの一見さんなら最初の一件の値段で「そんなものか?」と思って言い値で払うのかもしれないが”相場を明らかにしっていてそれを指摘”しても「他を行けば!」と値下げ(ようするに相場の値段にすること)する事も無い。
もちろん「これは高い!」と思ったらすぐ隣かちょっと数件当たれば簡単に相場で売っている店は見つかるのだが、このあり意味殿様商売と言っていい売りっぷりは小気味良さすら感じてしまうものであった。
歴史遺産に包まれ世界遺産にも認定されているここトンブクトゥのスパイスとして彼らの商売のスタイルは是非とも続けて行って欲しい・・・
トンブクトゥの中央市場