中華人民共和国

ゴルムド(青海州)-敦煌

基礎データ(2019外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:約960万平方キロメートル(日本の約26倍)
2.人口:約13億人
3.首都:北京
4.民族:漢民族(総人口の約92%)及び55の少数民族
5.言語:漢語(中国語)
6.宗教:仏教・イスラム教・キリスト教など
7.通貨:中国元 1元=約17円 ※いずれも2006-2007年当時

※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、帰国後10年以上経てから記事を書いているので実際のアップ日は2021.03.05です。

2007.07.17(火)

 ゴルムドを18時に出発。
 チベット込みで色々とあったがようやくここともお別れだ。

 次の目的地は敦煌
 地名以外のタイトルは思い浮かばない私にとって憧れの場所だ。

 既に色々な観光地をスキップし、またこれからもスキップしながら先に進むが、ここだけは絶対に外せなかった。

ゴルムドのバスステーションと敦煌行の寝台バス


 中に入ると車体に書かれた「Comfortable(快適)」が詐欺だと直ぐ分かる。
 ベッドも通路も狭くギチギチで、ゆったりと景色を楽しむなんてものではない。
 日本の快適なリクライニングシートの夜行バスとは違い、寝るだけと割り切るしかないしょうもないバスだった。

途中の景色を何とか撮影



 2007.07.16(水)

 朝05:00時に敦煌着。
 あまりにも早い時間なので1時間ほどバスで寝かせてもらう。
 こうなってくるとこのバスを「快適だ」と褒めたくなるから、人間なんて現金な物だ。

 07:00時、街に出て招待所に宿を取る。
 シャワーは制限がある物のトイレ・シャワー付、悪くない。

 少しのんびりとして11:00時に敦煌飯店でチャーハンとコーラ
 駅に行き次のチケットを手配して後はネット屋で時間を潰す。
 どうせ雨なので観光も出来ない。

 夜、バックパッカーに有名な石井さんのジャンジャンカフェへ行きかつ丼を35元(約600円)で食べる。
 昼のチャーハンが6元(約100円)だからかつ丼は超高級食だが、こんな最果てで贅沢できるのも旅行者の特権だ。

敦煌のバスステーションと敦煌市内。左下がそのかつ丼


 夕方から「天の川ツアー」という夜の砂漠を周るツアーを取っていたが天候は回復せずそのまま翌日へスライド。
 ただ着いただけの一日だ。


2007.07.19(木)

 空模様は相変わらず怪しい。
 憧れの地だからベストな状態での観光を望みたかったが、ずっと待てるほどの余裕はない。
 訪れた時でのベストを尽くすしかないだろう。
 
 覚悟を決めて最初のターゲット、莫高窟へと向かう。

莫高窟行のバス。窓が濡れている。


 何もない砂漠をひた走るとタイムスリップしたような感覚に襲われる。
 井上靖の小説の舞台「敦煌」
 ストーリーは全く覚えていないが、この作品を皮切りに、この後色々な書物で目にした「敦煌」「莫高窟」「鳴沙山」「月牙泉」といった名称は記憶に焼き付いている。 

タクラマカン砂漠


 そして記憶以上に昨晩読んで今も手にしている「歩き方」に書かれている
 その内の一つ、莫高窟が目前だ

莫高窟入口


 ガイド料は外国人180元(約3000円)
 中国人でも160(約2700円)取られているからボッているとは言えない。
 残念なのは学割が効かない事だろうか?

 そしてこの値段でグループのガイド付きだが写真撮影不可(中の)というのは残念だが、遺跡の保存を考えるとそれも妥当だろう。

莫高窟


 莫高窟は素晴らしかった。
 中国らしく過度に整備され、色も塗り過ぎではと思う部分だらけだったが、憧れ補正がマックスに効き今迄見た仏跡の中で一番だった。

莫高窟。チケット表示は160元になっているけど支払いは180

莫高窟のシンボル、九層楼。

莫高窟沿い


 愛想のよい英語ガイドの女性も良かった。

 ただツアーの最後がアート・ギャラリーで、「ここで売れると彼女にコミッションが入るのだろうな」等と考えてしまうのは、旅行者としてピュアさを失ってしまったからなのだろうか?

莫高窟


 莫高窟から帰ろうとすると、バスが動いていない。
 英語の喋れる人に話を聞くと、砂漠地帯には珍しい雨で橋が決壊したのでそこまでは歩かないといけないという事だ。
 ※当時事は「謎の日常」の記事「砂漠の雨(敦煌:中国)」を参照。

一番上は石窟群の遠景


 決壊した橋まで約1時間、思いかけずに砂漠を歩くことになったがこれはこれで風情があって良かっただろう。
 アクシデントも軽微なら旅のスパイスだ。

バスで敦煌へ


 宿で休んで夕方から「隋さんの天の川ツアー」へ参加する。

天の川ツアー


 ツアーで50元(約850円)は良心的、と言いたいところだが実際はただのハイヤーで 、鳴沙山の裏側から勝手に砂漠に入って中を見るだけだ。今日に関しては連れもおらず私一人の貸し切りだ。

鳴沙山


 天気は残念ながら曇天のままだが、誰も居ない砂漠を独り占めするのは悪くない。
 モーリタニアのシンゲッティ以来だ。

夕暮れ時


 サンセットも天気の所為で最高とは言えないが、それでも十分に満足だ。


2007.07.20

 昨日遅くなったのもあるが、スタートアップはのんびり。
 ブレックファーストを食べたのは14:00過ぎ、これではブランチでも遅すぎるおやつの時間だ。

 そしてしばらくは街中を散策するついでの両替やネットなどで時間を潰す。

朝食


 本格的に動き出したのは19時過ぎ。
 バスで向かうのは鳴沙山。

 車内から徐々に見えていく鳴沙山は想像通り圧巻だ。

鳴沙山

 
 入場料120元払い中に入る。
 最初に目に入るのはラクダ。
 観光地の砂漠らしい出迎えだ。

ラクダ


 遅い時間の出発は夕日の為だが、日中見るべき物も逃せない。
 それがツーリストの宿命だ。

 時計を見ながら足早に全景を捉えらえるスポットに移動する。

鳴沙山


 砂漠はそれだけでも十分に良いが、ここにはさらに月牙泉まである。

月牙泉

珍しい自分の写真、現地の観光客が撮ってくれた

砂漠にかかる虹


 夕陽は斜面に沈む、水平線に沈むのはそこからしばらく経ってからなのでそれまではまだ明るい

日没は20:50時頃と遅い


 昨日から引き続く曇天で、夕陽は少し残念だったが、それでも十分に満足だ。


2007.07.21(土)

 出発の予定は夜。

 ただでさえ狭い市内だ。
 集めている地図をひとまとめにして航空便で送ったらあとはやることは無い。
 ネットカフェで時間をひたすら潰す。

敦煌市内

ラーメンに石井さんにおごってもらったアイスコーヒー


 19時になり市バスに乗り駅へ向けて出発

敦煌駅へ


 砂漠を抜ける道路は心地よい。
 駅へは19:30時に到着。

 出発する今日が一番良い天気なのはちょっと残念だが、これでこことはお別れだ。

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