モンゴル国
2006.09.12(火)-14(木)
ロシア出発へ向け残る所はあと3日、無い見所をわざわざ行く気も無く、のんびりと過ごし来る東欧戦線に向け鋭気を養う事にする。
12日。
市中をぶらつき、エアキャップ付封筒や文具(ボールペンや蛍光ペン等)を買い足す。電卓の調子も悪くなっていたのでこれもだ。
こんな事を書くぐらいしかやる事が無かった日が終わる。
13日。
この日は少しやる気をみせてボグドハーン宮殿を場所を訪れる事にする。
ウランバートル市街
鉄道駅周辺
そして敢てアップする必要はないが謎の日常でネタとして使った佐川急便。当時の記事は⇒「ウランバートルにて(ウランバートル:モンゴル)」
訪れた宮殿は第8代活仏が冬の宮殿として使った場所だ。
ボグドハーン宮殿
ちなみにこの宮殿は釘を1本も使わない木組み方式という珍しい手法を用いられている。
建築物に興味はあるが建築学には全く詳しくないのでどう凄いのかは良く分からないが「何やらすごそうだ!」というのはなんとなくわかる。
ボグドハーン宮殿
ただ分かった所で全ての知識が所詮は歩き方からの付け焼刃なので取りあえずは「見所を一つ見た」という程度にとどめてこう。
宿の近く、ちなみに宿はアパートの一角、手前の右付近から入る
この日もこの程度で終わりだ。
15日。
いよいよビザが来る。
昼、お願いしていた代理店に行き、鉄道チケットをとパスポートを受領する。
いよいよロシア戦線にこれで突入だ。
一度宿に戻って色々と出発の準備をしていると代理店のお姉さまが宿にわざわざやってきた。
聞いてみるとなんとビザの性別が間違えて女性になっていたらしい。
『むぅ・・・』
このプロフェッショナル、確かに美少女と見間違うほど女性的な柔らかい顔立ちはしているが付属品付のちゃんとした”オス”である。
もっとも外見上見分けがつかないからと言ってももしそのビザをそのまま使い続けてどこかでおかしい?となったら面倒に巻き込まれるのは私だ。
代理店のお姉さまはチェックした時にそれに気付いてあわててやって来たらしい。鉄道チケットは明日の物だ。今日これを済まして鉄道に乗らなければさらに1週間ここに滞在して、ロシアに入る頃には10月になってしまう危険性が あるのだ。
幸いにしてロシア領事館と関係の良い代理店だったのですばやく対処して夕方には本来の性別がきちんと印字されたパスポートが 手元に戻ってきた。
ウランバートル市街
夜、最後の食事はアメリカン・バーベキュー。
食べ放題の肉をたらふく頬張り、後は明日の出発を待つだけになっていた・・・