再訪・・・(ウランバートル:モンゴル)

モンゴル国




2006.09.10(日)-11(月) 

 ウランバートルに戻ったからと言って格別やる事も無い、馬に乗る為にツアーという手はあったが”馬並”でも無いので興味も湧かず東欧突入前にのんびりと首都で日々を過ごす事にした。

 まず最初に訪れたのはガチョールトという所にある「ホテル・モンゴリア」だ。

 街外れにあるこのホテルでは朝青龍が結婚式を挙げたホテルとしても有名であり、たまたま行きたがっていた女性2人組と男性1名が居たので男女2-2という黄金比に基づいた訪問となる、謂わば「恋の予感」のフラグ立ちまくりといった所だろう。


ガチョールトにあるホテルモンゴリア、全景が見渡せる展望台から



 ただホテルに入るだけで1000トゥグリル(約100円)というエントランス・フィーを支払う。ここで女性陣に奢れればスマートだがそもそも旅行者同士は独立した存在だ。こういったことは自分で支払う習性が身にしみついているので特に気にせず自分の分だけ支払って中に入る、折角立った恋のフラグを少しへし折った瞬間だ。


ホテルの中、右下は食事後の写真




 朝青龍が結婚式を挙げたレストランは生憎のパーティーで行けず、聞いてみたらカンファレンスセンター(会議場)で食事が出来るという。

 折角だからとそこで食事をすることにしたが「ここで朝青龍が結婚したんだって、ロマンティックだね~!」とやんわりと女性を恋に落とす当初の予定はこれで完全に狂わされた格好だ。

食事、4人でシェアしたが全部は食べきれず




 という以上に実は名前も覚えていないし写真にも残していない。当時の記録に男女2名づつの計4名と書いてあるだけなので今となってはもしどこかでばったりと出会って「あの時の日本人ですか?」と聞かれても「どの時」だか本人すら思い出せない危険性も孕む事をこの場を借りて同行した3名にはお詫びしておこう。

 しかしそれにしても毎回「恋の予感」はいつでもしているのだが、予感が当たったためしは無い。この辺りは「危険だ!」という予感に素直に従い行動を律し、結果的に危険な目に遭わないプロフェッショナルとしての旅行スキルの高さが別ジャンルでも現れた格好のなのだろうか?迷惑この上ない事だ。

 とはいいつつこの日はこれだけで終わりだ。

 明けて翌日、今度はウランバートルで一度訪れた場所に向かう事にする。

 ターゲットは3つ、ナイラルダム公園、ザイサン・トルゴイ、そしてアメリカンバーベキューだ。

 公園はたまたま宿にいた他の旅行者が喰い付いてきたからと私自身暇だったので昼間にでも行って何かやっているのかを確かめたかったからだ。

 訪れたのは大学生の男女1名づつと社会人の男性1名、そして私の計4名、モンゴルまで来てどうでもよいショボイ遊園地を訪れるのは酔狂かもしれなが、それ以上に見所の少ない首都だ。テンションだけは無駄に上がる。

ナイラルダム公園。



 今回は観覧車は乗ったが景色が変わる訳でもないので写真は無しだ。

 そしてレールワゴン?に乗る

レールワゴン?とそこからの眺め、速度は速くなかった。


2つとも乗ったが記憶にあまり無い。



 このショボイ遊園地をなぜだか結構楽しんで一度宿に戻る。



 そして夕方からザイサン・トルゴイへ。

 こちらは旅行者の喰い付きがもっと良く、今度は12名という大所帯だ。


市内バス



 ザイサン・トルゴイの麓に到着、お約束と言えばお約束だがやはり最初に喰いつくのは麓にある金色の馬鹿でかい仏像だ。

黄金仏像



 前回は入れなかったが今回はあいていたので折角だから中に入る事にする。

太鼓と鐘



 
 この良く分かない仏像を楽しんでから、褌を締め直してザイサン・トルゴイへ

前回もアップした戦車モニュメント。下の石碑はなんだか忘れた。



丘の上からの景色




 前回よりも丘の上が寒く、夜景まで見たいという人が私以外いなかったので夕陽が沈むまで眺めてから戻る事にする。


夕陽





 夕陽が沈む光景は中々幻想的な見物だと思うが旅行者全てが私と同じようにロマンティストの魂を標準装備している訳は無い。

 夜景に心惹かれつつ「数の論理」に流される格好で戻る事にした。それに今回のザイサントルゴイ+アメリカン・バーベキューのセットは私が企画者だったので私の希望を優先という訳にもいかなかったのだ。

一応暗くなって撮った仏像
 


 モンゴルでわざわざアメリカンスタイルのバーベキューに行く、その意味は特にない。

 最近出来たてのこのレストランはスタッフがバーベキューを切り鉄板で焼きながらその肉をナイフに乗せ空中に浮かせて回転させてまたナイフの上に乗せるというパフォーマンスをしてくれるのだがその成功率が低く、低くても照れずに続ける所が個人的にツボに入ったので みんなを誘ってみたら食事のバリエーションが少ないモンゴルなので意外に宿の人が乗ってくれたのだ。


レストラン



 そういえば旅行を始めてから外のレストランでこんなに大勢でわいわいしながら食べたのも初めてだった。

 肉自体は当然美味しく、食べ放題でもあるのでモンゴルの物価からみて明らかに高いが日本円にしたら900百円程度なのでそれも含めて十分に楽しめたのは確かだろう。


モンゴルの牛乳。人が買った物を写真に撮らせて貰った。



 
 
 今のところは充実しているモンゴルでの日々、まだもう少しはここに滞在する。

 だが、メインを2度見終えた今、明日からやる事をまだ決めかねていた・・・






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