日本 韓国
2006.08.17(木)-19(土)
日本での一時帰国は想像以上に長い物になった。
終わり次第すぐに出発したかったのだがワールドカップのダイジェスト放送が終わるまで待たなければいけず、ようやく出発にこぎつけた頃には一時帰国後既に2ヶ月間という旅行を忘れ始めていてもおかしくない時間が経過していた。
そうは行ってもそこはこのプロフェッショナル、ワールドカップの録画に編集という忙しい最中にも既にダイジェストが終わる次の日の出発に向けてチケットは押さえていた・・・
ファーストミッションがヨーロッパを中心に一部のアフリカ大陸を周る旅行と位置付けていたならば今回は東欧がメインの旅になる、そこまで日本から陸路と海路でフライトは使わずにやる予定だ。
出発は17日の夜、東京発の夜行バスで大阪へと向かう。
夜の東京駅周辺
夜行バスが充実しているのは良い事だ、特に日本のバスはレベルが高い(あくまでもアフリカと比較してです、念の為)ので移動に寄る疲労はそれほど考えなくても良いのが朗報だ。
大阪の梅田周辺には18日の朝06:30には到着。
到着した大阪
乗り換えながらフェリーターミナルには07:30頃には到着してしまう。
出航時間が16:00なのでずいぶんと前倒しだった・・・
大阪での鉄道の乗継最中に、そして今回はバッグを新しくして他に予備の日帰り用リュック
大阪のフェリーターミナルにこれから乗るパンスター・フェリー
早く着いたからと言って特にやる事がある訳ではない、出向までにひたすら時間を潰すだけだ。
そしてフェリーは予定通りに出港する。
大阪港付近の眺め
航海は順調だ。
途中で見た瀬戸大橋
瀬戸内海をゆっくりと進む・・・
そう、ゆっくりと・・・
『・・・』
『・・・・・・』
関門海峡に差し掛かる頃、フェリーがそこから殆ど動いていない事に気付く。
『??』
どうやら台風10号の影響で比較的穏やかな瀬戸内海で嵐が過ぎ去るのを待っているらしい・・・
『う~む・・・』
幸いにしてフェリーの客室はこれまた高クオリティーだ、4人部屋のスタンダード・ルーム(スタンダードといいつつ一番安いクラスです)でもベッドが左右に2段づつ並び過すには苦しくは無い、それに同部屋の日本人は以前韓国留学していた事もある若者で色々と教えてくれている。
ただ一つ面倒なのは「何時再出発となるのか?」台風次第で全く読めないのが問題だということだろう。
夜のデッキの上、そして朝食
なんだかんだで随分と長く停泊していたがフェリーはようやく出発。
そして日本海を航海し、釜山が見えてくる・・・
フェリーから眺めた釜山
釜山には19日の18:00時頃に到着、予定では18時間の航海の筈が26時間フェリー詰めだった勘定になる。
降りる直前のフェリー内
しかしそれにしても・・・
ワールドカップのダイジェストが終わるのを待ち、チケットも事前に手配し、フェリーの出発に向けて十分に余裕のある日程で大阪に入っていたのにまさか台風で大幅に釜山への到着が遅れるとは・・・
嵐の中の旅立ち。
今回の旅行もまた一筋縄ではいかない。
そんな予感をさせる幕開けでセカンドミッションは始まった・・・