イエメン
2006.05.01(月)
ソコトラ島での3日を終え、いよいよサナアへと戻る。
空港までの道のり
ハディボから他の場所に行くとき毎回見ていた景色だが今日で見収め
ハディボの空港、そういえばここではジェットが当たり前だがカボベルデやサオ・トーメに行ったときは国際線でもレシプロだった。
行きは「サナア⇒ムカッラ⇒ソコトラ」だったが帰りは「ソコトラ⇒ムカッラ⇒アデン」となる。
ダイレクトにサナアに戻りたかったが日程上ルートがそうなっているなら仕方がない。
ムカッラの空港
ここでツアー・メイトとはお別れだ、私はすでに見てしまっている砂漠の魔天楼シバーム、オマーンから陸路でこの国に入った私はルート上の都市だったが私以外は皆サナア・インなのでまだ見ていない都市なのだ。
私はサナアに戻ってしばらく滞在するのでまた会う事もあるだろうがここで私は一人になる。
ムカッラの空港で墜落?している飛行機がそのまま放置されている。
丁度地上で転回するときにとった写真。
ムカッラからアデンまでの飛行機からの眺めは素晴らしい物だった。
ムカッラの海岸線
海岸にあるどこかの町
砂漠地帯にある水無し川
山岳地帯の上空
砂浜
アデン
アデンの水路、海の色の違いが顕著に見てとれる
アデンの空港、ここにも落ちた?飛行機が放置されていた。片付けろとおもうのは私だけは無い筈。
アデンの空港
空港近くにあった地球儀のランド・アバウト
飛行機はアデンへと順調に到着。
旧南イエメンの首都であるアデン、すでに訪れている都市だったがまた泊ってもう一度じっくりと見直すという選択肢もある。
かつてしったるアデンの街並
だが、それは止めにした、沿岸部のアデンは暑く、高所で涼しいサナアの方がはるかに過し易いし、それに私の中でのアデンの最大の思い出はゴキブリ・ハウスだったメゾン・ランボーだったからだ。(当時の記事は⇒「サナアに背を向けて・・・(ムカッラ⇒サナア⇒アデン:イエメン)」 、「旧社会主義国の首都アデン(アデン:イエメン)」)
私は早速サナア行の交通機関を探すことにした。今回はバスではなくダッバーブ、昼過ぎの中途半端な時間だったのでいい時間帯のバスが見つからなかった事と、割高にはなるが乗合の方が圧倒的に早くサナアに到着するからだった。
ダッバーブ乗場
割合にすんなりとダッバーブは見つかりサナアへと出発。
アデンにあったランド・アバウト
サナアまでの景色
夕陽の沈む頃、鳥が羽ばたいているように見える雲。
まあ雲なんて不定形な物なのでちょっと見方を変えれば何とでも云い様はあるのだろう。
サナアに到着したのはもう夜だった、私はまた以前泊っていた中級宿に戻る。
到着したサナアで、新市街のタフリール広場にいた兵士
しばらくはここに滞在する。そう、まだやり終えていないことがこの街には残っているのだ・・・