グルジア
※2015年に国名の読みをジョージアに変更してますが、
ブログ中の表記は訪れた2007年当時のグルジアで統一してます。
トビリシ⇔カズベギ(グルジア軍事街道)
基礎データ(2021外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:6万9,700平方キロメートル(日本の約5分の1)
2.人口:400万人(2021年:国連人口基金)
3.首都:トビリシ(約110万人:2007年当時)
4.民族:ジョージア系(86.8%)、アゼルバイジャン系(6.2%)、アルメニア系(4.5%)、ロシア系(0.7%)、オセチア系(0.4%)(2014年、ジョージア国勢調査)
5.言語:公用語はジョージア語(コーカサス諸語に属する)
6.宗教:主としてキリスト教(ジョージア正教)
7.通貨:グルジア・ラリ(Lari)、補助通貨1Lari=100テトリ。レートは2007年時の1ラリ≒75円で計算。
※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、帰国後10年以上経てから記事を書いているので実際のアップ日は2022.08.26です。
2007.10.21(日):グルジア軍道観光
08:30-08:40 同宿の4人(エース、リー、ロック、私)で宿を出てメトロで移動。
朝食はサラミオムレツ(1.5ラリ)、パン(0.7ラリ)、コーヒー(0.5ラリ)だ。
朝食
そしてグルジア軍道の往復を、タクシーをハイヤー(120ラリ:30ラリ/1人)でお願いする。
ここはロシアまで続く210kmの街道で、カフカスの山々の景観が魅力的な道だ。
以前は山賊が出ていたと噂されていたが、今日は落ち着いているらしい。
09:30 トビリシを出発。
ハイヤーのタクシー
10:30 17世紀の典型的な要塞建築、アナヌリ教会に到着。
城塞内には2つの教会があり、軍用道路側が17世紀初頭に造られたイエス・キリストに捧げる教会で、湖側が1689年に建造された聖母マリアに捧げる教会だ。
アナヌリ教会
内部
ジンヴァリ湖(ダム湖)は人造湖
11:30 タクシーは再び北上
スキーリゾートのグダウリを通過する。
アナヌリから
12:30 ダリル渓谷に隣接しカズベク山があるステファンチムンダの町の近くの、ロシアグルジア友好記念碑に到着。
ロシア、グルジア間の条約調印200周年である1983年に建てられたアーチ型の建物だ。
ロシアグルジア友好記念碑
12:50シュバリ(十字架)峠を通過
ここは今回のルートで一番標高が高いところ(2379m)になる。
シュバリ
しばらく進むと山頂に教会が見えてくる。
13:30 ツミンダサメバ教会に到着。
カズベキ村の、プーシキンが「雲に支えられ空中に浮かんでいるようだ」と讃えた教会だ。
上に見えるのがツミンダサメバ教会
ツミンダサメバ教会
教会からの5033mのカズベギ峰の景色は素晴らしい。
中段以下の高い山がカズベギ山
14:50 下カズベキへ
カズベギ
15:30 出発
トビリシへ
18:00-18:10 到着してからメトロ(0.4ラリ)で中央駅へ
19:30-20:30 夕食はシェア飯(4ラリ)にコーラ(1.1ラリ)
ネリダリの家に宿泊費(12ラリ)を支払う。
トビリシ、下は鉄道のチケット
今日のグルジア軍道の往復は、シェア友にも恵まれた充実した一日だった。