リトアニア
経路図
2006.10.08(日)
首都ヴィリニュス、バルト3ヶ国の例にもれずここも首都の歴史地区が世界遺産になる。
早速歩きまわる事にした。
ヴィリニュス旧市街
バルトも3ヶ国目の首都ヴィリニュスはこれまでみたタリンやリガよりも大きな都市でまた見所の景観も当たり前と言えば当たり前だが色々と変わってくるのでまた新鮮さも出てくる。
城壁。
ヴィリニュスの景色
天気はここの所曇天であまり良くは無い。
だがこういった落ち着いた街並を眺めるのには丁度良いだろう。
旧市街
旧市街、壁の落書きが印象的
ここヴィリニュスには一風変わった地区がある、”川向こう”を意味する「ウシュビス共和国」がそれだ。アート関係のフェスタが良く開催され、かつてのヴィリニュス市長が住んだ事から「芸術共和国」の独立宣言が行われたというのがその由来だ。ここの裏寂びれた風景は整備された旧市街とは少し変わった趣を持ち、4月1日のみ検問所が設けられパスポートが必要となるのだ。まあ謂わばお遊びから始まったような独立国だがそんな遊び心があるのは旅行者にとっては楽しい出来事だ。
ウシュビス共和国入口の標識、女の人は何?芸術?
情緒のあるウシュビス共和国を抜けてまた市街へと戻って尖塔の美しい聖アンナ教会を眺める。
聖アンナ教会にベルナルディン教会(上の写真の左、右で対応)
そして旧市街を少し離れて3つの十字架の丘へと向かう。
道中の景色
ここからなら全景が眺められるのだ。
3つの十字架の丘からの眺め
さらにその近くにあるゲディミナス城へ
ゲディミナス城
また異なった角度で街を眺める。
城の塔からの眺め
角度的にはそれほど変化はないものの2つの高台から眺めるヴィリニュスの景観は私に街を見たと満足させる物だった。
そしてさらに市街の中をうろついてみる。
大聖堂をその周辺
旧市街
そしてお土産物、買いたいけど荷物になるのでいつも我慢。
曇天の所為か?それともシーズンオフの所為か?いずれにしても誰にも邪魔されずにのんびりと街並を眺められるのは私にとって心地良い。
旧市街上の右端と下の2段は迷路の様なヴィリニュス大学
こちらは新市街
散策途中に「KGB博物館」を訪れる。
KGB博物館、囚人用のトイレは中国式
無線機器やスパイ等
通貨などの展示品
博物館は充実していて見応えのある物だった。また私は散策へと向かう。
KGB博物館傍
新市街
途中で見かけた癒しのネコ様
新市街
新市街と旧市街
夜は一度宿に戻り、同宿の日本人の旅行者とテレビ塔へ向かう。
夜景の為にと温存していた場所だったが中が回転式で写真の焦点が合わずに夜のヴィリニュスの全景についてはやや空振り気味だった。
テレビ塔とその周辺。
一応これで一通りメインディッシュは平らげた格好となる、だがまだここを去る訳にはいかなかった・・・