2007.05.13
現在、インドを抜けてネパールに到達している・・・
そう言えば、インドといえばあまりにも有名な諺がある!
タイトルにもつけたが
「インディアン・嘘つかない」
というそれだ!
賢明な諸氏はもうお気づきのように、この諺はアメリカ大陸に辿り着いたコロンブスがアメリカをインドと勘違いをしてネイティブ・アメリカンをインディアンと呼称したことから、そのネイティブ・アメリカンのもっている性質を現したもので、実際これから私が語るインドとはまあ言ってみれば関係がないのかもしれない。
しかし、勘違いされたネイティブ・アメリカンですらその「正直さ」は群を抜くものと風評されているからには、ここ本家本元の「インディアン」はより以上に正直であるに違いはないのだ!!
私はインドに合計約2ヶ月間滞在し、そしてほぼインドを一周している。
この諺を確認する男としては・・・そして「プロフェッショナル」としても適任であろう・・・
いまから豊富な実例を挙げ、この諺の信憑性を確かめたいと思う。
まずはデリー、
よる商店、商店でコーラ1本買うのに毎回違う値段を請求してた・・・勿論高めにである・・・
そして駅でチケットを買おうとすると・・・「外国人オフィスはしまっている、あちらの旅行代理店に行け」と言われた、勿論駅の外国人用チケットオフィスはフルオープンしていた!
そしてアーグラー
老人のリキシャマンが日本人からの推薦コメントもかかれたノートを持っていて、「俺は適正の値段で客を乗せる」と豪語していたが・・・最終日に2倍払っていたことに気づいた・・・
さらにカジュラホー
バスを降りると客引きに囲まれ、私が行こうとするホテルの悪口を散々に言っていたが・・・何のことはない、ただそのホテルがボラずにまともに営業しているから、客引きの間で評判が悪かっただけである・・・
次にアジャンター
遺跡内のジュース売り家がありえない値段でコーラを販売しようとしてきた・・・値切りまくったが・・・
お次はムンバイ
私バスの市内観光ツアーを取ったら、帰りに言ってた場所と違う変な所で下ろされる羽目になった。ちなみに同乗のインド人も被害にあっていた・・・
南インドのヒンズー寺院で・・・(数が多いのでまとめて)
入場料を聞いたらお金だけ徴収して、「チケットは?」と聞くと渋々出してきたり・・・(自分のポケットに入れようとしていた)
寺院の屋根に上がるのにお金を払っているのにガイドとやらが勝手についてきて断っているのにしつこく食い下がってきて最後は「マネー」と言ってきたり・・・
バラナシでは
最初に乗ったリキシャがこちらの要望と違う場所で無理やり降ろそうとしてきたり(自分の知ってるホテルに連れて行って手数料をせしめるため)
ガート(火葬場)を眺めていると「そこで見ては行けないから向こうのビルに行け(ビルに行ったら複数の人間が囲んで寄付を強要する)」と言ってきたりとか・・・
そう言えば、インドの商店を褒めるのに「あの店は定価で売ってくれるから良心的」というのがあるが・・・安く売ってくれてるわけでもないし・・・それって普通の事だろう・・・
私の経験など、インドを旅行した他の旅行者に比べれば些細といってもいいだろう。
でも数えていけば・・・まだまだこんなもんじゃなくもっと細かく色々な目にあっていた筈だ・・・
私は断言する。本家本元のインディアン
やつらは・・・
「インディアン・嘘しかつかない・・・!!」
と・・・