2007.02.04
結局イランには15泊することとなった、トルコで情報収集していたときは東からの横断者から悪評の高かったこの国...、私にはそんなことは何も無く、ただいい思いをしただけの国となった。
そのイランを出国してパキスタンへ入国、建物はそれまでの良く整備されたコンクリート製のものからおんぼろ小屋に、そしてそれまでの舗装路が一気に変わり未舗装のダートへ...
久しぶりの本格的な後進国の香りだ...、「ヨーロッパ・エレガント・ツーリスト」をもって鳴らす私には厳しい所だ...
国境のタフタンに到着したのは昼前、ここでたまたまであったパキスタン人の兄弟2人の学生はUAEやテヘランに行っていたなど中々のインテリだった…
その内の一人、兄貴の方が国境にある安宿のトイレに行く
決して清潔とは言い難いアラビア式のトイレ、水道は中に無く、人の残り物が穴の中から顔をのぞかせている...
イランでは中々にお目にかかれない風景だった...
兄貴はそのトイレを見て一言
「ディス・イズ・パキスタン(これがパキスタンなんだぜ)、アイ・ヘイト・イット!(こんなのは御免だぜ!)」
「...」
どうやらこの国は私のテイストには合わないらしい...
そしてこの日、クエッタまでに乗ったボロイ夜行バスで埃まみれになり、そして死ぬほど寒く、おまけに夜に途中で食べたローカルフードに当たりクエッタで3日も寝込む羽目と鳴った...
私にとって101カ国目となるこの国...、101といえば素敵な女性にプロポーズしてもいいのかもしれない数字なのにこのざまとは...
パキスタン...
あえてこう言わせてもらう!
「ファッキン・スタン!!!」
と...