阿蘇(熊本)→高千穂(宮崎)→熊本
2024.06.13(木)
05:29 道の駅阿蘇を出発。
今日は阿蘇を観光した後、宮崎県の高千穂方面を巡り、熊本市まで進む予定だ。
朝早く出たのは、阿蘇での目的地は日が昇ってさえいれば良く、混み合う前に終わらせてさっさと先に進むたいからだ。
道の駅阿蘇
06:05 国道57号を進み二重峠を通過
二重峠
06:23 ミルクロードを北上し最初の目的地、かぶと岩展望所に到着。
阿蘇五岳や阿蘇内牧温泉などが一望出来るスポットだ。
早朝に雲海を眼下にする確率が多いのが売りだが、今日は雲こそ多いが頭上なのでただの雲だ。
かぶと岩展望所
06:34 ミルクロードをさらに北上し阿蘇スカイライン展望所へ
雲海が出来た時の夜景が絶景と評判だがそもそもそれを知ったのはこの文章を書いている今なので後のカーニバルだ。
阿蘇スカイライン展望所、夜景は逃したが普通に景色は良い
06:51 ちょっと道に迷いつつ、大観峯(だいかんぼう)に到着。
北外輪山の標高936mに位置するカルデラを眺めるのに阿蘇一の絶景スポットだ。
入口ゲートが閉まっていたが隣接する駐車場は利用出来、また徒歩で中に入る分には問題ない。
大観峯(だいかんぼう)
07:10 出発。
07:48 ミルクロードから国道212号を南下、西に少し向かい田子山展望所(そらふねの桟橋)へ
るるぶドライブ九州ベストコース’25の巻頭に絶景として掲載されている展望台だ。
麓の駐車場から歩いて向かう。
田子山展望所(そらふねの桟橋)
標高653mの田子山の頂上から、阿蘇の空へ飛び出すように伸びる木のデッキが「そらふねの桟橋」と言われる所以だ。
ここに来て天気は快晴、景色も良い。
頑張って桟橋っぽく撮影したが腕が足りず。
08:40 出発
08:50 ファミリーマート(529円)で朝食。
ファミリーマート
09:14 JA阿蘇(174円/l)で13l給油(2262円)前回の給油から198.5km
09:30 国道212,111と南下し米塚へ。
高さ80mながられっきとした火山らしい。
米塚
10:09 草千里ヶ浜駐車場(有料500円)へ(博物館前、有料2箇所)
有料なのがひっかかり、一度通り過ぎたが他に停めると効率が悪そうなので結局戻ってここにする。
ここは阿蘇五岳の一つ、烏帽子岳中腹に広がる大草原で阿蘇を代表する風景として知られた場所だ。
一瞥して終えるつもりが散策コースや展望所も設けられている。
そうなると行くしかなくなるのがツーリストの性だ。
草千里ヶ浜
11:20 出発、一時間以上かかったのは想定外だ。
1990年、学生時代に友人と訪れた時
11:26 火口から1km離れた阿蘇山噴煙展望公園に到着。
駐車場は先の草千里ヶ浜駐車場と共通なのであちらで支払っていれば料金は不要だ。
火口近いので危険度が低ければ覗きに行けるのだが、現在は危険度が高く駐車場付近から望むだけで先には進めなかった。
阿蘇山噴煙展望公園
予想以上に時間はかかったがまだ12時前、予定の観光を終わらせる時間は十分残っている。
11:50 阿蘇パノラマラインを進み南阿蘇パノラマライン展望所に立ち寄る
南阿蘇パノラマライン展望所
13:06 宮崎県に入り高千穂方面へ向かい、まず天岩戸神社へ
説明するまでも無いが、天岩戸神話で天照大神が姿を隠した天岩戸を御神体とする神社だ。
天岩戸も希望者は見学できるらしい。
天岩戸神社(天安河原(あまのやすがわら)も)
神社に到着すると丁度、天岩戸が案内されていた。
途中参加も可能だったので迷わず合流する。
天岩戸は建物の裏側からしか見えない渓谷を挟んだ場所にあり、遥拝のみ。
写真不可(天岩戸が御神体だからというのが理由らしい)はちょっと残念だが、タイミングよく見れたので満足だ。
※案内時間は20分程度で日中大体30分ごとに行われていた、詳しくは「天岩戸神社」HPへ。
天岩戸神社
天岩戸の遥拝を終え、天安河原(あまのやすがわら)へ
天照大神が隠れた時に、八百万の神が相談したとされる大洞窟で、祈願する人たちによって石が積まれ「仰慕ヶ窟(きょうぼがいわや)」とも呼ばれるようになった場所だ。
また、強力なパワースポットとしても知られ、分かる人には分かるらしいが、この手の事を感じた事の無い私に取ってはただの良い景色というだけだった。
天安河原
13:55 出発
14:22 天岩戸神社の上にある駐車場へ
駅で時刻表を見ると次はまだ少し時間がある。
乗るかどうかは微妙だが一旦スルーして他の観光へ向かう。
高千穂アマテラス鉄道
14:32 高千穂神社へ
約1900年前に創建、高千穂八十八社の総社だ。
高千穂神社
14:50 駅横の駐車場が空いていたのでそこに駐車。
高千穂アマテラス鉄道は高千穂鉄道(2008年に全線廃止)の廃線を利用して絶景を楽しむ屋根の無い列車だ。
料金(2000円)で悩んだが、今日乗らなければもう二度とチャンスは来ないと思い、結局チケットを購入する。
私が最後の2人目ぐらいでトロッコは満杯。
車掌が案内しながら何とか座るスペースを確保してもらう。
こんな事なら一本遅らせておけばとも思ったが、遅らせた所で空いている保証は当然なかった。
高千穂アマテラス鉄道
所要は大体30分。
今日見た他の景色の方が良かったので、わざわざ時間とお金をかけて乗るほどでも無かったというのが正直な感想だ。
15:49 高千穂峡 へ。
最寄りの駐車場は満車で少し離れた第2あららぎ駐車場(300円)に誘導される。
高千穂峡は阿蘇山の噴火で流れ出た火砕流が数万年かけて浸食されて作り出された峡谷だ。
高千穂峡
中段右:落差17mの真名井の滝
こちらも真名井の滝
16:10 出発
16:28 国見ケ丘へ
高千穂盆地から阿蘇五岳まで望む高千穂随一の展望地だ。
国見ケ丘
16:50 出発。
国道218号を進み熊本県へ戻る。
17:41 通潤橋に到着。
ここもるるぶドライブ九州ベストコース’25の巻頭に絶景として紹介されている場所だ。
橋から水の流れ出る写真が魅力的で訪れたのたが、今は流さないシーズン、残念だ。
通潤橋
土木構造物として初めて国宝に指定(2023年9月)された。
18:22 ヤマザキショップでコーラ(173円)
19:31 ファミリーマート熊本で夕食(792円)
ファミリーマート熊本
20:41 花岡山へ到着。
ネットで調べた熊本市の全景が眺められる場所だ。
かなり遠くながら熊本城も眺められたので満足する。
花岡山
今日ずっと調べていたが安いホテルは見つからず、また車中泊の適地も市内だと厳しそうだった。
21:48 色々と悩んだが最終的にネットで目にした熊本城近くの熊本市コインパーキングに駐車。
ここで車中泊と決めたのは良い物の、最低限必要なトイレは近くにありそうもない。
夜景散策がてら熊本城を一周することにする。
熊本城
城の敷地内にある加藤神社(加藤清正公が御神体)
24時間開いているトイレが城の敷地内にあったのが救いだが、駐車場から5-10分かかるのは問題だ。
ただもう選択肢は無かった。
23:00 トイレの心配はあったが、コインパーキングのの自販機でジュース2本(270円)を買い一気に飲む。
夜なのにまだ空気は少しぬるい。
コインパーキング
本日の出費は6826円
今日は熊本、宮崎を行ったり来たりしながら、充実した観光をした一日だった。