胸のつかえ(白石:佐賀→鹿本:熊本)

白石(佐賀)→鹿本:熊本


2024.06.11(火)

07:28 道の駅しろいしで目覚めたのは朝早く、ただ、最初の予定地のオープンが8時半。
 昨日遅くまで観光していたこともあり、時間調整を兼ねて2度寝してからから準備する。

 今日は佐賀市からスタートして吉野ケ里、柳川(福岡県)と経由して大分県の内陸部が狙える位置まで観光するつもりだ。

道の駅しろいし、寝ている時の車内はこんな感じ。


08:36 佐賀市に到着。
 佐賀城跡に駐車する、ここは無料だ。

 佐賀市は過去の国内旅行で唯一訪れていない県庁所在地
 それが心のどこかにしこりのように残っている、今回の観光はマストだ。

佐賀城跡から


08:42 最初は佐賀県庁展望フロア。
 8時半オープンなので計画通り。
 SAGA360と銘打ち、全景が眺められるスポットだ。

佐賀県庁

展望フロアから。360眺められるが、街にアクセントが少なく絶景とは言えな


08:59 降りていくと「県庁CLASS」と、案内がある
 旧館2階にある旧知事室、旧来賓室が開放されていてるらしい。
 9時オープンなのでドンピシャなタイミング、スタッフが開けるのを待って見学する。

旧知事室、旧来賓室に展示室


 最大の目的を終えたが、取り敢えず駅まで歩く。
 城跡から駅まで往復すれば市の中心部の見所は抑えられるだろう。

上段:白が県庁新館、茶が旧館


09:24 佐賀駅に到着。
 特に何もない。

佐賀駅


09:36 佐賀駅からまた城跡へ戻る。
 勿論往路と復路は別のルートだ。

復路

シャッター街かどうかは営業時間前なので不明

佐嘉神社

中段の変わった建物は市村記念体育館


10:00 佐賀城跡へ。
 時間に余裕があったので、予定外の城跡も観光する。

佐賀城跡、上段右は佐賀県立佐賀城本丸歴史館


10:30 佐賀市を出発。
 夜景も少しは頭をよぎったが、SAGA360の眺めからあまり期待できないと思い却下する。
 有名な「佐賀県(はなわ)」という歌があり、佐賀県はかなり自虐的に表現されている。
 だが、佐賀市に関しては歌ほど酷いとは感じなかった
 ただ特筆すべき見所、泊まりたいという魅力も見いだせない
 2時間程度、それも朝営業時間前までの観光で語るのもなんだが、落ち着けるけど退屈な街というのが正直な印象だ。

10:52 ファミリーマート神埼でブランチ(398円)
11:09 エネオス神崎(161円/l) で11.80l(1900円)給油、前回からは190.00km走っていた。

11:26 吉野ヶ里遺跡公園(460円)に到着。
 弥生時代の環壕集落跡として日本最大級の規模の遺跡だ。
 余談ながらずっと「よしのがさと」だと思っていたが「よしのがり」が正解だった。
 
吉野ヶ里遺跡、歴史公園センター入口(東口)、中段右:天の浮橋

南内郭、登れる櫓がある。

北内郭、中下段は祭殿

北墳丘墓

甕棺(かめかん)墓列から北口付近へ

古代植物の森


12:30 園内は広大でこのままだと時間がかかり過ぎる。
 無料の巡回バスがあるのでそれを利用して西口まで一気に移動する。

古代の森体験館(園内周遊の無料バスの停車場所)から西口へ

西口付近から

南の村

倉と市

南内郭から展示室を過ぎ、東口へ


13:34 出庫(11:24から,310円)
 広大な敷地内に見所が点在し見応えもある
 この後が無ければもっと時間を使っても良い場所だ。
 満足だが、時間が佐賀市以上にかかるのは想定外だった。
 ただまだ時間に余裕はある。

14:11 筑後川昇開橋(福岡佐賀県境)へ
 橋の昇降が見られる国の重要文化財だ。
 それ以上に何よりも形がカッコイイ

筑後川昇開橋

橋の上下は9時~16時


14:46 福岡県に戻りファミリーマート大川(116円)でドリンクを買い、お菓子を無料引換券で交換する。

ファミリーマート大川


15:20 柳川に入り、時間制限内なら無料の白秋観光駐車場へ。
15:25 柳川を観光する。

白秋観光駐車場と柳川のお堀周り。どんこ船のクルーズが有名だが徒歩で済ませる

柳川藩主立花邸御花


15:45 足早に観光し無料時間内に出庫
 すでに微妙な時間になっていたが、ナビで検索すると世界遺産の三池炭鉱が間に合いそうだ。

16:28 本日3県目の熊本県、三池炭鉱(万田坑ステーション,410円)に到着。
 時間ギリギリだったので親切なのか?時間内に必ず見学を終わらせるためなのか?
 ガイドが1名付き添ってメインパートを一気に案内してくれる。

三池炭鉱(万田坑ステーション)


第2堅抗櫓


 主要部分の説明の後、ガイドと別れて一人で敷地内を散策する。

炭鉱電車

職場


 入場が間に合い満足だ。
 ただ、ここも「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成遺産の一つという位置付けなので、グラバー園同様に訪問世界遺産の件数が増えないのがちょっと残念だ。

 入場するタイプの観光はもう無理だが、日没まで外から見るだけならまだ時間がある。
 写真で気になっていた鞠智城(きくちじょう)を目指す。 

18:17 途中、ワークマンに寄りハーフパンツ2つ(4800円)購入。
 家から履いてきたワークマンのストレッチパンツの内、1着のポケットのチャックが壊れたのと、暑くなり長ズボンだと膝裏の汗が不快になってきたので、思い切って久しぶりにハーフパンツ、それも2着購入する。
 灼熱のアフリカでもずっと長ズボンで旅行していたのに年を経ったのか?
 温暖化が酷いのか?
 それとも日本だから油断して半ズボンで大丈夫だと判断したのか?
 (※海外旅行中は虫対策もあり長ズボン必須にしていた)
 真相は闇の中、というよりその全部だろう。
 そう言えば運転中も靴が良いと分かりつつサンダル(踵のあるタイプ)になっていた。

ワークマンで購入。グレーのズボンは取り外して半ズボンにするタイプ



18:38 歴史公園鞠智城・温故創生館に到着。
 7世紀後半築城の国史跡の山城だ。
 復元された物ながら、八角型の鼓楼が中国やネパールで見た古い塔を彷彿させ、何か懐かしい

鞠智城


19:25 これで今日の見学は終わり、ファミリーマート菊池(640円)で夕食。
20:00 道の駅水辺プラザかもとで入浴(420円にロッカー10円で430円)。
 そのままそこで車中泊。
 道の駅に入浴施設があるのが、車中泊旅行者には一番有難い

ファミリーマートと道の駅水辺プラザかもと


 本日の出費は9464円
 未訪問の唯一の県庁所在地「佐賀市」を訪れ、積年の胸のつかえが取れた一日だった。

 






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