ハンガリー
ブダペスト(ハンガリー)
基礎データ(2018外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:約9.3万平方キロメートル(日本の約4分の1)
2.人口:約980万人(2017年1月、中央統計局)
3.首都:ブダペスト(約174万人)
4.民族:ハンガリー人(86%)、ロマ人(3.2%)、ドイツ人(1.9%)等(2011年国勢調査)
5.言語:ハンガリー語
6.宗教:カトリック約39%、カルヴァン派約12%
7.通貨:フォリントHUF。100HUF≒60円(訪問時のレート、実勢レートと違い、読む人がイメージしやすいように大まかな数字にしてます。)
2006.11.25(土)
ブダペストにはまだ数日程滞在する予定だった。
ただ、今日はここではなく、少し離れた世界遺産の村を訪れるつもりだった。
メトロに乗ってバス停まで向かう
メトロ駅とバス
勿論今日も仲間と一緒だった・・・
ブダペストから2時間ほど、バスは目的地へ到着。
到着したホッローケー
ここは「ハンガリーで最も美しい村」とも評される伝統的な集落が保たれ、古民家が道の両端に並ぶ中心通りが文化遺産として世界遺産に登録された人口300人程度の僻村だ。
ホーロッケ―の中心通り
そして「村として登録された最初の世界遺産」もここなのだ。
その希少さがその事実からも伺い知る事が出来るだろう・・・
我々はその全景を見るべく少し離れた丘の上にある城壁を訪れる事にした。
城塞。左下がホッローケー
所で、そんなハンガリーの僻村が、実は日本とも深い関連があるという事は知っているだろうか?
城壁
ホッローケー村。
住民男性は昔からシンボルの保護の為、割礼をしないことで有名だった。
ホッローケーから戻る途中、バスでセクセニーという街に寄って。
その過保護な体質を他の地域の人から嘲られ、
「ホッローケーの男」というと、男性器の処置をしない、臆病者を指し示す代名詞となっていたのだ。
セクセニーの街並。王冠モニュメントがお気に入り
そして日本語の「ほう〇い」も、当時その概念が無かったものだったのが、遠くハンガリーからシルクロード交易を経て「ホッローケー」が訛って伝わってきてたのだ・・・
多分に漏れず、「このほ〇けい野郎」と日本語で臆病者を揶揄するその使い方も、元はと言えばこのホッローケーの男性への蔑称ががその発祥だったのだ!
セクセニーからブダペストへ
言葉の伝播は時としてこうして思いもかけない結びつきをもたらす。
例えそれが下卑な言葉であっても・・・
日本から遠く離れたハンガリーから来たものだと思うと、感慨深さを感じざるを得なかった・・・
夜はフォアグラ!右下は学生証
なんていう事実無根の、ググれば1秒でバレる嘘を思いついたので、ついつい勢いだけでまた書いてしまいました・・・
冤罪となったホッローケーの方々。
『ごめんなさい・・・』