ナイジェリア
アフリカに三大危険都市あり・・・
旅行者の間に流れるまことしやかな風聞。
一つ、東にケニアのナイロビあれば一つ南に南アのジョバーグ(ヨハネスブルク)あり!
そして西の横綱と言えばこのナイジェリアのラゴスを置いて他は無いだろう。
実際に危険かどうか?これは訪れた当時の状況や都市内でも場所によっても当然異なるのでこの風聞の確証は他所に譲るとしてこの「ラゴス」をわざわざゴルコ遺産に認定した理由は非常にはっきりとしている。
そう、ガイドブックへの書かれ方があまりにも酷かったからなのである!
旅行界全体を見渡してただでさえ旅行者の少ないアフリカ、その中でもさらに少ない中央、西アフリカ地域・・・
日本語のガイドブックなど当然なく、ロンリープラネットという英語のガイドブックを参考に周るのが通例だ。
そしてガイドブックなら当然見所など載っているのだが・・・
なんとロンプラアフリカ全土版(2004年度版)のナイジェリアのラゴスの「Sights & Activities(要するに見所と活動)」に出ていた案内の一つに
「Survival in Lagos(ラゴスで生き残る事)」
と出ているのだ!
生き残る事が見所って・・・
これまで数多くのガイドブックを読んできたが「危険」だの「A地区に注意」だのは良く目にしてきたが「生き残る事」を載せてきたのはただここラゴスだけであった。
その名高い悪名に敬意を表しゴルコ遺産としようではないか・・・
参考記事:「アフリカ見聞録」:「サバイバル・イン・ラゴス(ラゴス:ナイジェリア)」「巨大都市(ラゴス:ナイジェリア)」
写真は船上から見たラゴス市内