カボ・ベルデ
2006.01.13(金)
カボ・ベルデに来て3日目、のんびりするのにもボチボチ飽きてきた、そこで思い切って首都プライアのあるサンティアゴ島を一周する事にした。
動くと決めたら「可能な限り早く」がプロフェッショナル・ツーリストの鉄則だ。
一日24時間、これはどこでも変わりは無い、ならその中で最高の観光効率を目指してアクションを起こさなければならないだろう。
宿を出たのは09:30時、サンティアゴ島を逆時計回りに回るのが今日の計画だ。
ミニバス乗場に行くと最初の目的地であるペドロ・バデジョ行のミニバスが簡単に見つかる、しばらく市内を回って乗客を集めて出発。これまでの西アフリカ諸国のミニバスやシェアタクの移動と比較すると恐ろしいほどスムーズだ。
以外に起伏が激しかった。
ペドロ・パデジョへは45分ほどで到着。しばらく市内を散策する。
ペドロ・パデジョ
ただでさえ小さい島国の何の変哲もない地方都市、見るべき物も特にある訳ではない。ひとしきり歩いてからまたミニバスを掴まえて次の都市であるカルヘタへと向かう。
今度は前座席や窓側の席をを取れなかったために道中の景色は撮れず、とはいっても30分の短い距離なのでそれも問題は無いだろう。
到着したカルヘタは先のペドロ・パデジョ以上に見るものがない、早々にミニバスを掴まえる、今度は前座席だ。
カルヘタ
出発してからの道中の景色
今度はちょっと長く60分程乗って島の北にあるタラファルに到着。いままででトータル2時間程度。
ここが一周の真ん中としたらかなりいいペースで周っている事になる。
このタラファルは少しのんびり眺める事にした。
タラファル
そういえば道中も含めて石畳がかなり使われていた、びっくりするのはその石畳のほとんどが欠けていない事だった。
右端の車のペイントと言うか落書きが見物
一時間くらいはうろついていたのだろうか?ビーチを見て露店を眺めて・・・
ただまだ一周は終わっていない、これまでは沿岸にある街を訪れていたが今度はこの一周で唯一内陸にあるアッソマーダを訪れる事にした。
タラファルを出発して、今度も前座席
移動中にみたちょっとお洒落なデザインの建物
タラファルを離れてから・・・
右側に見えるのがタラファル
かなり高い位置まで、見えている街はタラファル
こんな山道でも石畳・・・
こうなっていると島国と言う事を少し忘れそう・・・
45分ほどだろうか?景観の良い山道を抜けてアッソマーダに到着。ここがプライアに戻る前の最後の都市になる。
まだ時間は十分にあるのでタラファルのようにここも少し歩いて観光する事にした・・・
アッソマーダ
ローカルレストランで・・・ライスが食べれるのは嬉しい。
食事も済ませ観光も終えたら後はプライアへ戻るだけだ。
簡単につかまるミニバスに乗って首都へと戻る事にした・・・
アッソマーダからの景色
プライア郊外に近付いて・・・
そしてプライアへ・・・
プライアへは15:30頃、9時半開始だとすると僅か6時間、しかも2都市観光付き。
これほど効率的に島を一周するツーリストはいないだろう。
そもそも「のんびりするためのリゾートの島国」でただ街並だけ見続けるようなツーリストも皆無であるのだが・・・
プライアで時間が余ったのでネットをして、そして夕方は気になっていたショッピングモール(というほどの規模ではないが)に行く事に
Sucupira、読み方はスクーピラでいいのかな?ちょっと変わったデザインがいい。
中からの景色、変な屋根のある広場はマーケットだったような気が・・・
島一周と言う偉業の達成、祝杯はアイスコーヒーだ。
特注だが実に濃く作ってくれたコーヒーはアイスで薄めてもしっかりと味が残っていて望外の喜びだ。
アイスコーヒー、氷をいれたグラスに自分でコーヒーを注いで出来上がり!
島の一周こそ終えたがまだやる事は残っている。
明日はこの島唯一の世界遺産でも見に行く事にでもしようか・・・