幕開けは静かに・・・(コトヌー:ベナン)

ベナン




2005.10.22(土)


 アボメーから帰ってまだ時間があったのでコトヌーの見逃していた場所を周る事にする。

 「時は金なり」

 アフリカでは全く通用しない格言だが、それに併せてこちらもペースダウンしてしまうようだとプロフェッショナルの名が廃る。

 それに出発の予定は明日だ、ホテルに戻ってくつろいだりして無駄にしている時間など無いのだ。

 16:00時を周ったばかりのコトヌーはまだ明るい、市内を巡るのに不自由はしないだろう・・・

 私が早速向かったのは「Benin Hotel」。国名を冠したこのホテルは旧シェラトンホテルが国営に変わったものだ。

 シェラトンが首都にホテルを維持しないで投げ出すほどの政情不安定さはさておき、ベナン一の高級ホテルである事は疑いの余地も無い。



プールももちろん完備


 このようなハイクオリティーを備えた一流ホテル・・・

 私が時を過ごすのにふさわしい場所だ。

 コーヒー(特注でアイスコーヒーにしてます)とケーキを注文してリラックスする。

中にあるカフェと食べたケーキ、そのクオリティーは今一つ・・・
 

 『ふぅ~・・・』

 旅行に必要なのは癒しとくつろぎだ・・・

 日常生活のあくせくとした時間の流れ、それを断ち切りまったりと時を過ごすためにこの旅行を始めているのだ・・・

 『・・・』

 『・・・・・・』

 『って・・・、出発は明日だった!』

 のんびりしている場合じゃない!

 私はホテルを後にして観光へと向かう、まだ見てない場所があるのだ。

多分偉い人・・・


鉄道駅、結局ベナンでは利用せず・・・


線路沿いの風景


少し奥に行くと・・・


ここ鉄道が本当に走れるのか??



モスクとその前


日が陰り始め、市内のちょっと外れた所へ歩いて行く事に・・・


墓場


バイクタクシー


密集地を離れると多少は閑散とする


まず旅行者はこんな所に来ない・・・


だって見所が無いから・・・


なんでこんなの見にきたんだろう??


まっ、いいか~


そして橋の上で・・・




街に微妙な夕陽が落ちてゆく・・・


全景マニアなら橋の上は必須!街の形状によることはもちろんだが横から街の全景が見れる場所は結構多い。


そしてホテル付近に戻り・・・

中央付近のカゴを載せている女性はモニュメント、実にアフリカチック。でも面倒だったので正面に周りこまなかった


立体歩道橋からの景色


バイタクが一杯、黄色い服なので分かりやすい


モスクとマーケット


マーケットの中で囲まれた所はミニバス乗場


さっきまで上がっていた立体歩道橋、これを喜んで写真に撮っていたのは「立体歩道橋」が本当に珍しいと感じたらだ・・・


そして教会




 これで・・・

 これでコトヌーの必要な部分は見たと言っていいだろう。

 私は宿に戻り、明日からの準備に備えることにする。

 危険と言われる中部アフリカ、ナイジェリアを終え、このベナンでした事は”ただの観光”だった。

 精神的にも十分にリフレッシュ出来た・・・

 だが・・・

 それだけではこのベナンは終わらない。

 このプロフェッショナルをもってしても”事前準備”が必要な”ある冒険”が待ち受けていたのだ・・・

 

 機は熟した・・・


 明日からまた・・・

 激烈な任務に身を投じることにでもしようか・・・

 

 

西アフリカで良く買っていた「飲料水のビニールパック(写真上)」と凍らせて売っている「ヨーグルト(写真下)







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