ベナン





2005.10.22(土)


　今日はアボメーへの日帰りだ。

　コトヌーから乗ったシェアタクシーは素晴らしい詰め込み式だ。ロンプラに「Squeez(絞る)」と表現されていたが正に言い得て妙である。


道中の景色


途中にこんな近代的な教会も、これで近代的と感じるあたりにアフリカ時代のメンタリティーを感じる。




アボメーの手前にある中都市


　アボメーはコトヌーから2時間半の距離だ。

　シェアタクは順調に到着、早速世界遺産の王宮を目指す。

これが世界遺産の王宮。


　チケットの値段を聞くと「2500CFA(約500円)」、チケットが2つあるのは不思議だがそれを支払って見学。

王宮と言いつつ王宮チックではない中庭





　大した見物ではないが・・・

　これでまあいいだろうと出際に値段表を見ると「1500CFA(約300円)とある、それに私と入れ違うようにしてきた欧米人のツーリスト・・・

　そういえば欧米人のツーリストなんていつ以来だ？

　少なくとも2カ月以上は全く見てないぞ！

　それも若い女性の2人組だ！


　おぉ・・・


　『・・・』


　『・・・・・・』


　違う、ここで言いたいのはそんなことじゃない。

　彼女たちは2人で3000CFA払っている。

　『俺の1000CFA』は一体何に？？

　まさか『レディース・デイ』なんてものがあるとは思えないが・・・

　私はスタッフに確認する。

　『入場料は1500CFA、では残りの1000CFAは？？』

　「You can pay（払う事が出来る・・・」

　『・・・』

　『・・・・・・』
　
　って・・・

　それって単なる寄付だろう・・・

　こちらがフランス語に詳しくないからってそんなものを勝手に売りつけやがってっ！

　私はプロフェッショナルとして、入場券以外のもう一つのチケットを突き返し、1000CFAをリファンドさせる。

　しかし、世界遺産といえども気分良くスムーズには観光させてくれないのか・・・


後にした王宮・・・



　メインディッシュを終え、後は市内の散策だ。

　そしてブラブラと歩いた市内




こちは中心街、右は教会。
　




市街をぐるっと回りつつ、今度は外れの寺院に・・・


壁絵がちょっとおもしろかった、アップで撮っておけば・・・







　見所があるとはいえ市内はそれほど広くは無い、あっという間に見学は終わる。

遊歩道





　そしてコトヌーへ・・・

　

　


　
　帰りのシェアタクも相変わらず詰め込み式だが前座席のゲットで少しは気分も緩和される。

　これでベナンの見所はあらかた終わりだ、後はコトヌーをもう少し見たら次へ進むことにしようか・・・