カメルーン
2005.09.13(火)
鉄道駅の死闘は終わったが観光は終わらない。
ドゥアラでは”まだ見たい”物があったのだ。
古いロンプラでみた見所の記述
Palais du Roi de Douala(ドゥアラ王の館)
そこにはこう書かれている
「そのミニマッシュスタイル(小さなキノコ調)の建築様式はあたかもあなたがディズニーランドを訪れたかのような感覚に誘うだろう」と・・・
新しいロンプラや旅行人には何一つ示されていないこの館・・・
見逃すわけにはいかないだろう。
ちょっといいデザインの教会、
私はその謎の館を眺めに行く事にした。
そして目にしたものは・・・
『・・・』
『・・・・・・』
『あれっ?ディズニーってこんなんだっけ???』
もうちょっとよく見てみよう。
『頑張っている・・・頑張っているのは分かるけど・・・』
『では一体なんなんだ?このやるせない感覚は・・・・』
公共には開かれていないとガイドブックにはあったが・・・
私は思い切って中に入る事にした。
ベルを押して中に入る、中にはビジネスマン風の男がいて私の応対をしてくれる。
観光に来た日本人でここを見学させてほしいと申し込むとこれから取材があるから見学は出来ないと・・・
それならば仕方ない。
だが・・・
こいつがいったい何物か?それは確認しなければならないだろう。私は思い切ってこう質問する。
『この建物は何ですか?』
「シャトー(館)・・・」
『・・・』
『・・・・・・』
『そのままじゃん・・・・』
満足する答えが聞けたので、私は館を後にすることにした・・・
そして去りゆく館を振り返り、こう思う。
「あれは断じてディズニーではない!」
と・・・