カリブ海情報(仮)
(仮)としたのは、情報の形式としては統制されておらず、メモ書きの範囲を出ないため。
いずれは(仮)を取る日が来るのかもしれないが、面倒くさいのでこのままになる可能性が大。
渡航時期(2008.08.24-.9.19)
渡航経路
【ガイアナ→】トリニダードトバコ→グレナダ→セント・ヴィンセント&グレナディーン→バルバドス→セント・ルシア→ドミニカ→アンティグア・バーブーダ→セント・クリストファーネイビス→アンティグア・バーブーダ→ドミニカ共和国→ハイチ→ドミニカ共和国【→マドリッド:スペイン】
注:キューバについてはメキシコのカンクンからの往復、バハマ、ジャマイカについては未訪問のため今回の情報からは割愛とする。
ハイチ往復以外は全てフライト、LIATによる。最後のドミニカ共和国からマドリッドまでは別の会社。1ヶ月程前にインターネットにて予約。直前になると高くなる。
参考
LIATのホームページ
http://www.liatairline.com/
尚、あまりないケースかと思うが私は購入後に便が変更された箇所(理由はその国に行く路線が変わり、経由地が変わった為)もあり、その内容はLIATよりメールに配信がある。
もしその便の変更が不適と感じた場合、同一日であれば「この便に変更を」と調べてから送れば対応してもらえた。(日付を変えての変更が可能かどうかは不明)
また購入するさいには片道、往復、そして複数都市( 片道を続けて買う場合)があるので、 もし片道でバンバン飛ぶならこのMULTI CITYで購入するとチケットの打ち出す枚数が減るので便利。
参考:カリブ海周遊時のフライトと料金。
料金には Sales Tax、 Passenger Facility Charge Airport Development Tax:、 Fuel & Insurance Surchargeは含まれてますが出国税は別の場合が多かった。
Date Flt Depart Arrive Stops
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Sun 24Aug08 870 GEO – GUYANA 6:30pm POS – TRINIDAD 8:00PM 0
Tue 26Aug08 868 POS – TRINIDAD 1:10pm GND – GRENADA 1:50PM 0
Thu 28Aug08 869 GND – GRENADA 2:10pm SVD – ST.VINCENT 2:45PM 0
Sat 30Aug08 332 SVD – ST.VINCENT 12:50pm BGI – BARBADOS 1:30PM 0
Total: $590.97
Date Flt Depart Arrive Stops
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Mon 01Sep08 766 BGI – BARBADOS 12:25pm SLU – ST. LUCIA 1:10PM 0
Wed 03Sep08 371 SLU – ST. LUCIA 10:10am BGI – BARBADOS 10:55AM 0
* Connect * 364 BGI – BARBADOS 2:00pm DOM – DOMINICA[M 3:00PM 0
Frio05Sep08 320 DOM – DOMINICA[M 12:10pm ANU – ANTIGUA 12:50PM 0
Total: $406.38
Date Flt Depart Arrive Stops
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Sat 06Sep08 316 ANU – ANTIGUA 10:05am SKB – ST.KITTS 10:35AM 0
Mon 08Sep08 125 SKB – ST.KITTS 12:20pm ANU – ANTIGUA 1:15PM 1
Total: $208.90
Date Flt Depart Arrive Stops
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Thu 11Sep08 500 ANU – ANTIGUA 10:20am SDQ – Santo Domi 12:30PM 0
Total: $245.05
ちなみにLIATのハブはアンティグアとバルバドスになり。全ての国を行くルートをとろうとすると2,3回いずれかの国を経由してとの形になる。
各国別情報
注:情報についてはメインは宿とする、通貨については世界金融恐慌以前の訪問となるので注意、また見所に関しては都市に於いても私のツボに入るか良かった物のみを記載する。尚、ビーチリゾートは本人が興味ないので割愛するがそもそもそれを楽しみに行く地域なのでどの国でも一杯ある。)
また宿については大体空港に観光案内所があるのでそこで「一番安い宿」と先ずは聞いてみれば大抵の場合は教えてもらえる。それと飯は大抵高いのでキッチン付があれば例え2泊でも自炊した方が安い(大体ヨーロッパやアメリカでの外食に近い料金になる。ファーストフードはサブウエイやバーガーキングは大抵どこの国にもあるが何故かマックはドミニカ共和国しか見なかった。ハイチは論外)
私はセント・ビンセント、バルバドス、セント・ルシアでは自炊にしていた。この国はLIATでルート上に続けて飛べるので油、醤油、塩、胡椒等の調味料はこれらの国を抜けるまではキープしておいた方が無難。
1.トリニダード・トバコ(2009.08.24−08.26)首都:ポート・オブ・スペイン
A:通貨:トリニダード・トバコ・ドル(以下TT$と表記)。
B:空港から首都への行き方。及び宿泊したホテル。
首都のポート・オブ・スペインまでタクシーで25ドル(昼)か38ドル(夜)。夜到着なので値段が高い方を払うのかと悲しそうな顔をしていたら昼料金にしてもらえた。公定料金みたいな表も見たので一応定額のよう。
ちなみにバスもあるらしい。
安宿はVictoria SquareにあるPearse(スペルは自信なし、「パーズ・ゲスト・ハウス」と言っていた、タクシーにはポート・オブ・スペインのビクトリアスクエアで通じる)G.H.が100TT$(15ドルくらい)。看板は出ていないので注意。この広場の東側にある。
ちなみに私は満室の為に泊まれず、その近くのCopper Kettleに198TT$(約30ドル、ロンプラに載っている)で宿泊。シングルでシャワートイレ、エアコン付。
C:首都ポート・オブ・スペインの見所。
C−1:動物園:正直言って大した事は無いと思うが世界一大きいネズミであるカピバラが見れる。アマゾンでも見れると友人が言っていたので見逃した人は是非・・・
C−2:壮麗なる7軒:英語でThe Magnificient Sevenとえらくカッコいい名前がついているが実際はただの7軒の家が並んでいるだけ。建物の様式がムーア式、イタリア様式、ネオ・ロマネスク、フランス様式、ビクトリア様式であるのが売りだが本国に行けば全く目立たないただの建物に過ぎない。この名前倒れ加減が素晴らしく必見に値する。
C−3:ポート・オブ・スペインは東カリブ海の小国の中では最大の規模を持つ。トリニダード・トバコのトリニダード島は千葉県と同じくらいの大きさと書いてあった。
D:注意事項:ビザが必要。但し48時間以内のトランジットなら不要になる。出
国税はトランジットだったので支払っていない。実際にいくらするのかは不明。
2.グレナダ(2009.08.26−08.28)首都:セント・ジョージズ
A:通貨:イースタン・カリビアン・ドル(以下EC$と表記)。ちなみにこれは東カリブ海共通通貨で分かりやすく言えば東カリブ海でのユーロみたいなものであり、東カリブ海の国家ではバルバドス、トリニダード・トバコ以外はこの通貨を使用している。
B:空港から首都への行き方。及び宿泊したホテル。
首都のセント・ジョージズは空港から10EC$(約3ドル)で公共のミニバスがある。タクシーは50EC$と高いのでこちらがお勧め。
宿泊はロンプラに載っていた最安のMitchell’s G.H.で85EC$(約35ドル)。トイレ・シャワー共同シングル。朝食は別料金で20EC$、高いけど旨かった。
ここの最寄のネットカフェは5EC$/1Hr。日本語をインストールした台が1台ある。
C:見所:首都ではFort Frederick。入場料は無し。首都の湾を一望の下に出来る、が、それほど大した眺めでもなかった。
D:出国税:50EC$
3.セントビンセント&グレナディーン(2008.08.28−30)首都:キングストン
A:通貨:EC$
B:空港から首都への行き方及び宿泊したホテル
宿泊は空港前のAdam’s Apartment空港を出たらすぐに見える。空港の観光案内所に空港前のアパートを教えてくれと言っても何故か教えてくれなかった。
料金は77EC$(約30ドル)くらいで自炊が可能。アパートなのでトイレ・シャワー・キッチン・冷蔵庫付。
ちなみにこのアパートと同じ建物の下の階(2階)にネットカフェがあり5EC$/1Hr。日本語は読みのみ可能。尚、スーパーもすぐ近くにある。
首都のキングストンにはミニバスで空港付近から10分ぐらい1EC$。
1時間くらいなので歩いてもいける。
C:見所:首都はそれなりに雑然としていてインフラの整備はよろしくなく汚い。物価の高さを考えると見た感じはアフリカチックでもあるのでそれが見所といえば見所。
D:出国税:50EC$
4.バルバドス(2008.08.30−09.01)首都:ブリッジタウン
A:通貨:バルバドス・ドル(以下BD$と表記、ちなみに1US$約2BD$前後でほぼ固定されている)
B:空港から首都への行き方及び宿泊したホテル
バルバドスは空港内のツーリストインフォの紹介でワーシングという首都のブリッジタウンと空港を結ぶルート上にある町で宿泊。ワーシングへは空港からバスで1.5BD$、15分ぐらい?かな??。
宿泊先はHouse Cleverdale、70BD$でシャワー・トイレ共同のシングル。
ドイツ人経営でキッチンが充実していたので自炊可。
このワーシングで他にもドミのある安宿があり、私の宿泊先のすぐ傍。
どちらの宿でも宿を出て1分で海が見えて綺麗。
尚、バルバドスはバスが充実しているので公共バス1.5B$でワーシングから首都のブリッジタウンへ出れる。
首都のブリッジタウンには各地に行くバスが集まるバスターミナルがきちんとあった。各地に行くには距離に応じて料金が変わったと思うが利用していないので不明。
C:見所:空から見る海岸線は綺麗、宿泊先のワーシングから首都のブリッジタウンに行く間にちょくちょく砂浜がありいずれも良い。ちなみに首都のブリッジタウンもカリブ海の他の首都に比べればよく整備されていて綺麗。
カリブ海の小国のなかでは一番洗練されているといった印象。時間が無くて地方を周れなかったのがちょっと残念と思える。
D:出国税:LIATは出国税込みだった。通常は60BD$と聞いていたが・・
ちなみにLIATのハブ空港はこことアンティグア・バーブーダになる。
5:セント・ルーシア(2008.09.01−03)首都:カトリーズ
A:通貨:EC$
B:空港から首都への行き方及び宿泊したホテル
安宿はセントルシアは空港から北、ミニバスで乗り継いだ所のGros Islet辺りにアレクサンダー何とかというゲストハウスが28ドルくらいである。ここは空港の観光案内所で聞くと教えてくれる。
ちなみに私はここには泊まらず首都に近い空港前のアパートへHarbour Light Innへ。トイレシャワー、ファン付シングルが約33US$、共同キッチン付なので自炊可能。スーパーもすぐ近くにある。このホテルから首都へは徒歩で30分ぐらい。ミニバスも可だがのんびりと歩くのも良い。
ちなみにここは国際空港が2つあるので注意、私は購入時、首都に近いGeroge FL Charles Airport選択している。
C:首都カトリーズの見所:
Cathedral of the Immaculate Conception:英語にすると名前は長すぎだが、教会とその中の壁絵?は他で見たことが無かったので良かった。ここに訪れたら是非・・・
D:出国税:LIATは込み。ロンプラには54EC$と書いてあったがどうだろうか??
6.ドミニカ(2008.09.03−05)首都:ロゾー
A:通貨:EC$
B:空港から首都への行き方及び宿泊したホテル
ドミニカも国際空港が2つあるので要注意、LIATで行くと多分首都とは島の正反対にあるMelvill Hall空港に到着する、いやさせられる。(ちなみに以前チケットの変更があったと書いたのはここ、首都に近い空港でチケットを買っていたのに、そこに向かう航路がなくなったらしくいやおう無しにこの遠い空港に変更された)
首都のロゾーへはタクシーで65EC$(約25ドル)。
ただシェアタクシーの癖に1人でも4人でも一人当たりの値段が変わらず。
ドミニカは微妙に観光資源がある国なので人も微妙に腐っていると思われる。
また首都のロゾーから空港へはミニバスでもタクシーでも何故か共通の65EC$、この料金の高さなのに人が何人乗っても安くならないのは何故なんだ?
宿泊は首都のロゾーでロンプラに載っている安宿のうちのひとつであるMa.Bass Central G.H.に泊まって88EC$(約33ドル)、トイレ・シャワー共同のファン付シングル。朝食は別料金
もう一つKent Anthonyという安宿が載っていたのですが知人から25ドルと聞いていたのが35ドルに上がっていた。
C:首都ロゾーでの見所
C−1:Bus under Baobab Tree:植物公園の中にある。何の事かと気になって見に行ったらハリケーンの時に倒れたバオバブにアメリカ形式のスクールバスが綺麗に縦に潰されていた。
C−2:Morne Bruce:街並が一望出来る小高い丘。首都を一望にという意味ではここがカリブ海一番かもしれないけど対象となる首都は全く持ってたいしたことはないので微妙である。
注:国としては世界第2位の沸騰湖があるらしくそれが見所との事。
D:出国税:55EC$
7.アンティグア・バーブーダ(2008.09.05−06、08-11)首都:セント・ジョーンズ
A:通貨:EC$
B:空港から首都への行き方及び宿泊したホテル
空港から大通りに歩いて出ると首都まではバス(マイクロバスタイプ)があり、料金は2.25EC$
宿泊したのは首都のセントジョーンズから徒歩で30−40分ぐらい離れた所にあるPigotts Ville Hotelでシングルのシャワー・トイレ、ファン付で81EC$(約30ドル)。私が宿泊した時は停電が多かった。
空港でも市内のインフォでも一番安い宿と聞くとここを紹介される。空港からホテルまでタクシーなら10ドルくらい、初めてのときは場所が分かりずらいので空港のツーリストインフォで名前を聞いて、書いてもらってタクシーので行く方が無難。一度行けば次からは分かる。尚、バスの通る大通りから10分ぐらい奥まった所にある。このホテルから大通りに出るとすぐにサブウエイやケバブ屋がある。
C:アンティグアの見所
C−1:首都では教会?市場?でしょうか??これといったインパクトは無い。
C−2:ネルソンズ・ドックヤード(入場料13EC$):セントジョーンズからバスで30分ぐらい、ミニバスは3.75EC$
1785-1792年に完成され、現存する最古の造船所と言われる。そこから歩いて一時間くらいの所にあるシャーリーハイツからの展望もいいが歩く時間を考える微妙。(往復歩くので)
C−3:デビルズ・ブリッジ:穏やかなビーチの多いアンティグアでここだけ大西洋の強い波が直撃しているので虫食いのような岩肌が見れる。ここの景色は中々好きだが、ここで見るからいいだけである可能性も大。
行き方はセント・ジョーンズからWillikies(ウィルキーズ)まで(3.25EC$)行って降りてから徒歩、合計1時間くらいだった。
D:出国税:50EC$(24Hr以内のトランジットは不要だった)
8.セントクリストファー・ネイビス(2008.09.06-08)首都バセテール
A:通貨:EC$
B:空港から首都への行き方及び宿泊したホテル
空港から首都まで徒歩で30分ぐらいでいける。公共機関があるようには見えなかった。
宿泊はロンプラに出ていたSea View Guest House、連泊(2泊)を条件に62ドルから57ドルに値引いたが激高。トイレ・シャワーエアコン、TV付で悲しい事に朝食は無し。
知人によると東カリブ海の小国でセントキッツは唯一野宿が法律で許されているそうなので、その手もあり。
C:セントクリストファー・ネイビスの見所
C−1:首都バセテール:ここの首都は小さく、人も少ない。空港近くから出てる島一周の観光列車に乗りたかったがシーズンオフのためアウトだった。
C−2:ブリムストーン・ヒル・要塞:入場料20EC$:世界遺産の要塞。イギリス軍による西インド諸島攻略の拠点地として、「西インド諸島のジブラルタル」と呼ばれていた。観光客は少ないのでがっちりと楽しめるが、まあ要塞と言えばただの要塞のような気も・・・
C−3:ネイビス島(チャールズタウン):首都バセテールからフェリーが頻発し、一時間くらいで簡単にいける。料金は25EC$にPort Tax:1EC$)、他のカリブ海をクルーズする財力がなくてもこれをやっておけば「エレガントにカリブ海クルーズしてきたぜ」とゴリ押しも可能。結構お勧め。
D:出国税:58EC$
注意:ここはセント・キッツ&ネイビスと呼ばれる場合が多い。LIATのチケットもセント・キッツとなる
9.ドミニカ共和国情報(2008.09.11-12、14-19)首都:サント・ドミンゴ
A:通貨:ペソ(以下RD$とする)。当時のレートで1RD$=約3.5円あくまでも参考に・・・
B:空港(ラス アメリカス国際空港)から首都への行き方及び宿泊したホテル。
空港から市内までは公共バスの乗り継ぎでいける。
ただ、私はタクシーを利用。最初の金額は高く(35US$くらいから)言われるが交渉すると20ドルになる。
市内から空港へはZONA COLONIALから北に少し外れたPARQUE ENRIQUILLO(パルケ エンリイクィージョ)からさらに北に2ブロック行った所にあるBOCA CHICA(ボカ チカ)行きのバスで50RD$で行けると言われたが、ここもタクシーで、市の中心から交渉して20ドルで行った。ちなみにこのバス乗場はソーナ コロニアルの中心のコロンブス広場から歩いて20-30分ぐらい。ボカチカは市内から見て空港よりすこし先にある地域に行くバスなので空港そのものではなく空港近くの道路で降ろされることになると予想される。
宿泊:首都サント・ドミンゴはロンプラに出ているBetty‘s Galariaという土産物屋の2階がドミになっていてそこが22ドルくらいで最安。
私はそこには泊まらずRefugio de Piratesのシングル、シャワー、トイレ、テレビ、エアコン、冷蔵庫付に宿泊で1000RD$(約30ドル)、ここはその後連泊となったので900RD$まで下げてくれた。
C:首都サント・ドミンゴの見所
C−1:旧市街が世界遺産、ここにある大聖堂、コロンブス公園、アルカサル、王宮博物館、パンテオン、オサマ砦等
C−2:コロンブス記念灯台
C−3:ロス・トレス・オホス(洞窟)
等・・・。ここは他の国に調べて簡単に調べられるのでこのぐらいで・・・
10.ハイチ情報(2008.09.12-14)首都:ポルトープリンス
最初に:1804年に独立をしたアメリカ大陸で二番目の独立国家であり、世界初の黒人による共和制国家。だが独立以来現在まで混乱が続いている。さもありなん・・・
こことドミニカ共和国はカリブ海の島国の中で唯一陸路で行き来が出来る(一つの島を二つに割っているので)。
それとここには時差があるので注意。まずハイチとドミニカには時差が1時間あり、ドミニカ時間-1時間がハイチの時間。ハイチで出国のバスに乗る時に、やたらとバス会社の開く時間が遅れていると思ったら時差だった。あんな島国で時差があるとは思ってもみなかったので油断したがハイチで間違える分には1時間余計に待つだけなので致命傷にはならないが気持ちは寂しい。
A:通貨:グル(複数はグールド、以下HTGと表記)、尚、旧通貨であるハイチドルで言われる場合もたまに有るので注意、5グールド=1ドルなので最後にドルと向こうが言ってきたらその5倍がグールドの値となる。ちなみに1US$=38-39HTGだった。
B:首都から首都への行き方、及び宿泊。
B−1:サント・ドミンゴ(ドミニカ共和国)からポルトープリンス(ハイチ)への行き方。
確認した限りではサント・ドミンゴから大型バスが2社ある。実際には1社しか調べていないがそちらは毎日運行であった(シーズンにもよるかも?)。
利用したのはロンプラにも出ているCARIBE TOUR。予め往復チケットを買って入出国をした。他のもう一社の名前はTERRA BUS、こちらもロンプラに出ている。ソーナコロニアルから近いのはCARIBE TOUR
サントドミンゴ1100時発、ペチョンビル(ハイチの首都ポルトーオープリンスの山の手地区)着が1700時。ハイチ、ペチョンビル発0830時、サントドミンゴ1600着。
尚、首都のポルトープリンスは治安が悪く、国際バスは首都からタプタプ(ハイチの乗り合いミニバスの名前)で15分ぐらい行く「首都の山の手」とも言われるハイソな地域であるぺチョンビル地区から発着している。
B−2:ビザ及び国境通過時の注意事項
料金は往復のバス代が2400RD$、これにハイチ入国時に26US$と100RD$ハイチ出国時に10US$と100HTGが別料金でかかり、さらにドミニカ再入国時に10ドル、ツーリストカード代として乗る前にバスのオフィスのカウンターで支払う。
ただし一応外務省の海外渡航情報によると日本人はドミニカ共和国へのツーリストカードは免除されている筈なのでこれが正当であるかどうかは不明。ハイチは最初から不明、あれでいいのかよく分からなかった。領収書ないし・・・。
ちなみにドミニカ共和国再入国の際、パスポートを確認された時に私は「日本人にはツーリストカードは要らない筈だけどどうなの?」とイミグレの人に確認をしなかったので、私の代わりに勝手にバスのスタッフが支払ってしまい、バスが発車したあとに(私が立て替えたのよ)と苦情を言われ不透明なまま10US$を渡した。
どうなっているのか気になっているので出来れば誰か確認して欲しい・・・
B−3:ぺチョンビルからポルトープリンス
ぺチョンビル地区から首都のポルトープリンスへはTAPTAP(ハイチの乗合バス)で15HTG、15-30分程。
ハイチのポルトープリンスの観光の中心はCHAMP DE MAR(シャンプ デ マール)となるのでTAPTAPで市内に向かう時はこれを言えば近くで下ろして貰える。戻る時は旧テレコムビル(今は廃虚です)裏からペチョンビル行きが出発。ロンプラの地図を確認する事。バス乗場は出ていないがテレコムは乗っている。(ただし2005年版のカリブ海版)。ちなみに観光の中心のシャンプデマールから徒歩10分もかからない。
B−4:宿泊:ぺチョンビル地区でロンプラにのっているDOUX SEJOUR(ドゥセジュール)に55ドルで宿泊。ここの部屋は35ドル、45ドルとあるが満室のため高い部屋になった。
宿をそれほど気にしないのなら150HTGぐらいからバケットシャワーの宿がる。それとバスが到着するとタクシーのドライバーがきて(安い宿を知っている)と勧誘するので、それをうまく使ったほうが安上がりになりそうだった。私は相手の言い方が気に入らず、歩いて探してしまったが・・・
B−5:治安:ポルトープリンスにせよぺチョンビルにせよ夜は治安が悪いので注意。私が泊まったエレガントな筈のぺチョンビル地区も夜は街灯がなく完全停電に近い。
C:ポルトープリンスの見所
C−1:見所は乱雑な街並みの中に不自然に立派なPALAIS NATIONAL(国民宮殿?正確な名称は忘れた)と、これまたでかいノートルダム寺院(中には入れず、知人は入っているので多分ただのタイミングかと・・・)がある事。
C−2:カラフルなミニバス。
首都に限らず極彩色ペイントのミニバスは見ていて気持ち言い、ペイントの種類は違うがケニア、インド、パキスタン等のデコレーションカーを想像して貰えば雰囲気は伝わるかと・・・
C−3:市中の至る所にあるゴミの山:恐らく最大の見所、本当に一杯あり異臭が時折鼻につくほど。あれをみたのはアフリカ以来なのである意味圧巻。
C−4:ハイチ―ドミニカ共和国国境:目に見えるとまでは言い過ぎかもしれないが両国の経済状況の差を如実に示している。私の場合はハリケーンシーズンだったのでドミニカからハイチに入ると国境のマーケットがいきなり水浸しになっていて、またルートも所々道路が水浸しになっていてギャップを感じた。
D:注意:伝統的に政情も治安も不安定なので行く前には最新の情報を入手するように務める事を勧める。
追加情報(ハイチードミニカ共和国間国境情報)
2009年時にハイチを旅行したナガモ氏「世界一周!で漏らしてみる」よりメールで最新の情報を頂いたので、そのまま追加します。
まずチケット購入時に伝えられた費用は、デュークさんのときと同じでした。内訳はこのようになっているそうです。
<行き>US$26 + 100RD
内訳
・ドミニカ出国 US$25
・ハイチ入国 US$1 + 100RD
<戻り>US$28 + 100G(カードなしならUS$15 + 100G)
内訳
・ハイチ出国 US$10 + 100G
・ドミニカ入国 US$18(ツーリストカードなしならUS$5)
ということでした。
チケット購入時に「日本人はカードは免除されている」旨をつたえると、それならUS$13安くなるということをおしえてもらえました。
ハイチ発のバスに乗車する際には、デュークさんの時とは違い、購入時に言われたとおりの【US$28 + 100G】を請求されましたが、日本人であることとカードは必要ないことを説明するとすぐに聞いていたとおりの【US$15 + 100G】に料金を下げてもらうことができました。
国境でも特に問題なく、追加でお金を請求されることはありませんでした。
デュークさんがカード代でUS$10を徴収されたことを考えると、US$3はツーリストカード取得の賄賂ということになるんでしょうかね。そしてそれ以外のUS$5はまるまる賄賂でしょうか。
バス会社いわく料金は全て税金らしいのですが、けっこうな額の賄賂をとられているような気がしてなりませんね。
快適に安全にいけたので悪くない移動でしたが。
と、いうことでハイチをこの先訪れる方は参考にして下さい。
ナガモ氏の情報提供に感謝感謝です!