Category: G情報

アルジェリア情報 (2006/2/17-3/6)


1:VISA:ラバト/モロッコにて取得。発給日より30日有効シングルビザ:360DH(約4700円)、要写真2枚、日本大使館からのレター、ホテルの予約票、取得期日については項目6:全般的な注意事項の6-1を参照。


2:両替情報(通貨はアルジェリアディナールADにて表記)

2-1:オラン空港の商店、1ユーロ=85AD、領収証無し!
2-2:アルジェにて2/20調べ、銀行にて1ユーロ=87.48AD、1US$=72.15AD、100JPY=61.35AD、尚Banque D’Algierではトラベラーズチェックも可能、レートは若干良く、手数料は無かった。T/C購入の控えが必要となるので注意。闇両替は存在して10-15%これよりも良くなっていたが利用はしていない。


3:経路情報

全般:北部都市間の交通は整っており、鉄道、バス、シェアタク等選択肢が多い、鉄道に関しては快適だったが料金が2等でもシェアタクより高いといった印象。またワゴン改造型のシェアタクは前から2−3−2人と非常に良心的で快適、荷物代の請求も無かった。バスは夕方以降は無くなる都市もあるので注意、でもシェアタクで代用は出来るが…

3-1:モロッコ−アルジェリア間
 カサブランカ→オラン(アルジェリア):エアアルジェリア:1735DH、週2便、所要2hr(陸路国境不可の為、飛行機を選択)

この他にアルジェ行きもエアモロッコ、エアアルジェリとあって片道で2200DHぐらい、往復で2800ぐらいだった。

 特記事項としてはアルジェリアは金曜日休日であり、空港の銀行も金曜日は休みだった。中の商店で両替は可能だが外貨申請があるので、隠し金を作って置いた方が良い。

3-2:オラン→トレムセン:シェアタクシ−、250AD、所要3時間、タクシーランクは市の外れで空港に近い。空港からここまでタクシ−借上げで500ADだったがもっと安い筈である。

3-3:トレムセン→オラン:鉄道:1便/1日 0800発、2等280AD
 快適、1等もある。所要は3時間ほど

3-4:オラン→アルジェ:鉄道:4便/1日(2便は鈍行、2便は急行)、急行の1等は1100AD、2等は800AD、鈍行なら1等990AD、2等705AD、急行の1等を利用、2/20/0745発→1230着、尚、私の利用した便は中央駅ではなく、一つ南のAGHA駅に到着した。ここからだとカスバまで徒歩で40分ほどかかってしまうので注意。

3-5:アルジェ→セティフ:鉄道:2便/1日(朝と夜)、朝の便は1等650AD、2等495AD、夜は寝台となるので料金は不明。 3/1/0730発→1330着、出発は中央駅(Gare D’Algier)からのみ

3-6:セティフ→バ−トナ:シェアタク:3/2/0930発→1130着、200AD。他にバスもあり、120AD、到着は郊外のヌーベル・STB

3-7:バ−トナ→コンスタンティーヌ:大型バス:100AD:3/4/1000発→1200着。シェアタクもある。到着は郊外のバスターミナル(サンティービー)

3-8:コンスタンティーヌ→アンナバ:シェアタク:250AD:3/5/1030発→1330着。直通のバスは無く途中の街で乗換えなら可能、到着は郊外南のガールルティエールでそこから徒歩30分ぐらいで市の中心に出れる。尚、鉄道もあったが朝0400発(アルジェ発がここを経由してアンナバに行く)の1便/1日だけだった。

3-9:アンナバ→チュニス:乗用車型シェアタク、5人乗り(乗客は4人):1200AD(借上げは4800AD):3/6/1030発→1800着、アルジェリア側国境で1230-1320、少し離れたチュニジア側国境で1330-1420と思いの他に手続きに時間がかかった。道路は快適。アンナバは鉄道駅前から出発で呼込みをしている。チュニスは市の中心のPlace de la Victoire付近に到着。ホテルはその付近に数軒ある。


4:国境情報

全般:北部についてはモロッコ間との陸路ボーダーは閉鎖中、空路もしくは海路(恐らくヨーロッパ経由)による入国となる。チュニジア間は陸路で問題なし。

A:オラン国際空港で外貨申請あり、所持金検査は極簡単にされた。この時カスタムの一人から賄賂請求されたが簡単に断れる。外貨申請書は1枚は自分の物となるので出国時まできちんと保管する事。

B:チュニジアとの国境では特に問題なし、外貨申請書と銀行の両替領収証を見せただけで外貨チェックはされなかった。ただしこのあたりは、役人の気分によるところが大きいと思うので闇両替をするにしても「見せレシート」はあった方が良いと思う。


5:都市情報

価格全般:コーラについては20AD、どこの街でもPizzaが100ADぐらい、ハンバーガーは60ADぐらいから、またパティシエ(ケーキ屋)がいっぱいあって20-30ADから美味しいケーキが食べられる。

宿泊全般:訪れた都市全てに共通するが、ホテルは大体市の中心にあり、1軒見つかればその周りにも数軒あるので選んで決めたほうが良い。また価格は400ADぐらいからあった。シャワーがホテル内に無く、公衆浴場となるものも多いのでその辺りは好みで決めたほうが良い。また情報のシャワー付は例外無くホットシャワーである。

ネット情報:どの街でも2,3軒以内で日本語可能なネット屋があった。XP対応の所で、店員がやり方を知らない場合もあるので、その時はXPのコントロールパネルをいじれればほぼ問題は無かった。

地図:オランで大量購入した。その後、アルジェは特に探さなかったが、コンスタンティーヌやアンナバでは入手が出来なかった。どこかにあるかも知れないが不明


5−1:オラン(Oran)

A:宿泊:HOTEL RIAD:400AD、シャワ−暖房付、共用トイレはアラブ式、駅前で良い

B:市内交通:空港から市内までタクシー借上げで800AD、乗合なら200AD、借上げは交渉可能

C:地図および観光案内所:Bureau du Tourismeがありアルジェリア国内の各都市の市内地図が1枚300ADで購入可能。場所はEn face CPA Rue Mohamed 5

D:見所:Santa Cruz:西側にある丘の上にある教会。この辺りから市街が一望出来る。尚公共機関がなく、ホテルの知合いの車をチャーターして500AD、タクシーを当たってないので安いか高いかは不明、オランでゆっくりするのなら徒歩も可能。


5−2:トレムセン(Tlemcen)

A:宿泊:Hotel El Menzeh:500AD、シャワートイレ共用、暖房付、メディナ内でもここの共用シャワーは壊れていたので無意味だった。近くにHotel Tlemcen等もあるがシャワ−はホテルの外の公衆浴場(ハンナム)となる。

B:市内交通:市内バスは10AD、タクシーは市内なら40AD、郊外に少し外れると50-60AD

C:通信:ホテルの近くのネット屋で50AD/1Hr、日本語可能の台があった。

D:地図および観光案内所
地図は郵便局近くの書店で150AD、Direction du Tourismeではパンフレットが貰える。

E:見所

E-1:Mac Do Night:市の中心、グランドモスク傍、ネーミングが抜群、マックと違いピザまである!
E-2:Mansourah:旧マグレブのモニュメント、市の西側約1Km、タクシーで50AD
E-3:Sidi Bou Medine:モスクやマドラサ、お墓やスルタンの部屋等…、ガードの警官が付きっ切りで案内して鍵まで開けて全部見せてくれた。(イスラム教徒しか入れないところは除く)


F:その他:年配の人は親切、ネット屋にいる子供は『エロ画像』を開いて一生懸命私に見せて喜んでいた。将来は暗い…??


5−3:アルジェ(Algier)

A:宿泊 :Hotel El Badr:450AD、トイレシャワー共同、朝食付、カスバの入口の南端辺りで東に広場(Place Port Said)のすぐ近く。付近は治安が悪いので夜間は注意。また現在は改装中で外に網が掛かって看板が無いので広場で一度ホテルを聞いて道に入ったらまたすぐに聞くと分かる。ここには2004年度にアルジェリアに訪れた日本人旅行者が残した情報メモ(雑記帳内)があり日本大使館の行き方が分かる。また暖房が無かったので夜は寒かったが料金等考えるとここが一番良かった。

B:市内交通:公共バスがあり距離に応じて10-20AD、市内の公共バスターミナルはPlace des Martys(カスバの北側)、GPO、Place Audin(GPOのやや南)が市の中心でにある発着場。バスは白い車体にブルーのラインが入った電光掲示板つきの新型と旧型のものがあり、運営が違うらしく新型のほうがやや高かった。(この情報については自信はないが…)

C:通信(ネット):Place Emir Abderkaderから南に行き数本目の東側(港側)の路地を入った所に日本語可能な場所がある(郵便局までは行かないので注意)。同じような路地にYahooNetと言う所があるがそこは日本語不可でさらにそこからもう1,2本奥、またはHotel Reginaの裏手に当たる。隣にTaxiphoneがある。70AD/HRと若干高め、回線は早い。

D:地図および観光案内所:Place Port Saidから一番東側(港側)の道路を北に進み、1本目の路地を左に入るとOffice National du Tourismeがあり、パンフやポスターを大量に貰える。市内地図は私が貰ったのが最後だといっていた。

E:見所

E-1:Martry’s Monument:市の中心の港側の場所から南側を見るとわかる一目瞭然の大きな記念碑、ここに来る道中にアルジェ市街の全景が見えるポイントがありとても良い、もちろん記念碑付近も眺めが良い。残念ながら中に入って登ることは出来ないが、聖戦博物館(20AD、主に1960年以前の物が展示)が併設されておりこちらは展示物も多く見ごたえがある。また南の広場の終わりには陸軍博物館(5AD、主に1960年以降の物が展示)があり、こちらはさらに規模が大きく展示物もより豊富。基本的には両方とも軍事、軍事史関係の博物館なので拳銃、小銃、機関銃、ロケットランチャ−、迫撃砲や無線機等多数あり、陸軍博物館にはさらに「日本から贈られたサムライのブロンズ像」や「ギロチン台」があったりした。マニアには「垂涎物」だが...見所と言ってしまって良いのかどうかは甚だ疑問である。
 行き方はG.P.Oの真南に500mぐらい進んだPlace Audin(プラスオデン)というところからNo.32のバスに乗りMakane Echahid(マカネシャヒッド)で降りてそこから徒歩10分、バスの所要は20-30分(渋滞事情による)で料金は15AD


F:アルジェ郊外の見所

F-1:TIPAZA:ローマの遺跡、世界遺産、入場料20AD
 行き方はG.P.Oから港側へ道路を下がり、Tafoura Statonへ行き(ここまで約5分)Cherchell(シェルシェル)行きのバスに乗り途中下車する(料金は60AD)。Tipazaのバス停(街の東端付近にある)を降りてから西へ進み(バスを降りてそのまま直進)、モスクを過ぎて左手に公園の入り口にある薄緑の長方形のモニュメントがある所で右折(海側に向かう)、1か2本目を左折すると到着。バス停からは徒歩10分ほど。なお1200−1400は休憩なので注意

F-2:Cherchell:旧カエサルモーリタニア時代の首都、行き方は上記を参考、料金はAlgierから90AD、Tipazaから30AD。到着は市の東端にあるバスターミナルで、ここから大通りにそって西に進み、徒歩20分ぐらいでMusee前の広場にでる。
遺跡は殆どないが、歴史的にはこちらのほうが重要な都市、Museeは20AD


G:郵便:日本までの航空便が3kgで3500AD(レジストリ)、料金は比例制なので大まかな料金さえ確認しておいて荷物を持っていけば良い。またダンボールは職員が70ADで荒っぽく作ってくれる。私は不安だったので、後でこっそり補強した。大まかだが普通便では2kgで2500AD、3kgで3200AD前後であった。尚、蛇足だが、郵便局は外観も中身もエライ立派でいかにもやりそうな雰囲気を醸し出してはいた。実際は10日ぐらいで届いた。

H:日本大使館への行き方。
 Place des MartysからNo.50のバス、もしくはEl Biar(エルビアール)行きのバスに乗り、エルビアールで下車(所要約20分)して少し道を戻るとPlace Kennedyにでる(ここには黄色いモスクと少し奥に白っぽい教会がある)ので奥の教会のY字路を右に道なりに進む。はじめは登り坂、下ってもう一度登って登りきる直前にある路地を左折する。所要は15-20分ほど、左折できずに直進した場合、韓国大使館、カナダ大使館と左に見えると思う。もし見えたら行き過ぎなので韓国大使館から戻って最初の路地を右に曲がりすぐ。
 
I:治安:基本的に昼間はそれほど問題はないが、公共バスは混雑するのでスリ等に注意する事、またカスバの縁に宿泊していたが、夜間はカスバに入らないように注意された。


J:写真撮影:軍事施設等以外は基本的に問題はなかった。



5−4:セティフ(SETIF)

A:宿泊:HotelDesAmis:600AD、シャワートイレ共同、暖房付
注:当初、鉄道駅付近でホテルを探したが見当たらず、市の中心(セントラビラ)で最初に行ったホテルにそのまま宿泊した。市の中心はホテルが一杯あったので、探せばこれより安いところは可能かと思われる。

B:市内交通:市の中心の南側にあるランドバウトから長距離バスのターミナルまでミニバスで10AD

C:通信(ネット):市の中心の東側(モスクの北側の通りを東に進むこと、その道沿い)にオレンジ色の看板をしたネットカフェ(EASYNET)があり日本語可能、40AD/1hr

D:郊外の見所:DJEMILA遺跡(ローマ遺跡・世界遺産):入場料20ADの筈、何故か無料だった?
行き方:Setifの長距離バスターミナルからElEulmaまで20AD、約30分、乗り換えてDjemilaまで30AD、約30分。いずれもミニバス。Djemila到着後は徒歩で5分ぐらい。日中は頻発している。帰り、ElEulmaでは1800過ぎぐらいからSetif行きのミニバスが無くなるかも知れないので、その時はシェアタクで50ADでSetifの市の中心付近まで行ける。

E:市内の見所:遊園地脇にローマ時代の遺跡がある。暇なら…


5−5:バ−トナ(BATNA) ※ベートナと聞こえる時もあった。

A:宿泊:Hotel Mansour:700AD、シャワー朝食暖房付:市の中心の大通り沿いで鉄道駅から徒歩5分、ここは比較的高いが、市の中心を探せば安い宿はある。

B:市内交通:バスミニバス共、市の中心からヌーベルSTB(新長距離バスターミナル)まで10AD、市にはアンシャンガールルティエール(旧バス発着場)もあるがこちらは市内バスが大半になっていた。

C:通信(ネット):HotelのうらてにTATOO NETがあり日本語読書き可能、50AD/1hr

D:郊外の見所 :ティムガット遺跡(世界遺産)、入場料??何故か無料だった??
行き方は郊外のヌーベルSTBから直通ミニバス30AD、所要約1Hr、到着は遺跡の目の前!、帰りは夕方になるとバスがいなくなるので乗合タクシーで50AD、市内の少し外れた位置に到着
 


5−6:コンスタンティーヌ(CONSTANTINE)

A:宿泊 :Hotel Youghourta:600AD:シャワー暖房付、市の中心付近、ホテルは探せばいくらでもある。

B:市内交通:郊外のバスターミナルから市の中心まで借りきりで80AD、シェアは20AD

C:通信(ネット):ホテルの傍に日本語読書き可能のネットカフェあり、60AD/1hr

D:地図および観光案内所 :Office Local du TourismeがAve Abane Ramadane沿いにある。地図は無かったがパンフは貰える。

E:見所:MOLIMON:市の中心から少し外れたところにあり徒歩で20分ぐらい、ゲート型のモニュメントの上に像が乗っている。ここに来るまでの間の景色も良い。 


5−7:アンナバ(ANNABA)

A:宿泊:Hotel Touring:1110AD:シャワートイレテレビ暖房朝食付、安ホテルは駅周辺にあったが、アルジェリア最後の夜だったので贅沢したくなり、1番の大通りの脇にあるこのホテルに宿泊するという暴挙に出た。

B:市内交通:市の中心からローマ遺跡の近くの丘の上にあるバシリカまでタクシーで片道100AD、徒歩でも1時間ぐらいで行ける。また市バスもあったが利用していない。

C:通信(ネット):Rue Tarik IBN ZIADの広場の所に日本語読書き可能のネット屋あり、50AD/1hr、中に合気道の写真がある。

D:観光案内所:Office Natinal du TourismeがBlvd 1er Nov. 1954沿いにある。パンフやCDが無料でもらえる。看板は無いのでCentral Cultural Francisが通りの向かいなのでこちらを目指せばよい

E:見所
E-1:Le Fort De La Vieille Ville:市の中心の北側にある要塞、この付近から市外が一望できる。
E-2:La Basilique:小高い丘の上にある立派な教会。ここからの景色も良い。
E-3:Hippone:Basiliqueの傍にあるローマ時代の遺跡、遺跡そのものは大したことは無いがここから見上げるBasiliqueは絵になって良い。



6:全般的な注意事項

6-1:VISAの取得の詳細について

ここでは変則的な取得方法となったので下記に詳細を記す。手順としては

1-1:ダカール/セネガルで日本大使館のレターを受領し、ダカールにあるアルジェリア大使館に提出。(2006/1/7)
1-2:その際にモロッコまで北上してから飛行機でカサブランカら飛んで入国すると伝えた。
1-3:その時に、モロッコでもう一度在モロッコの日本大使館のレターを受領し、モロッコのアルジェリア大使館に行けば、インターネットで連絡して、ビザの発給が出来る様にすると言われた。
1-4:モロッコラバト到着日の午後に日本大使館に行くがレターは翌日の午後となった。(頼んでもだめだった)(2006/2/7)
1-5:翌日の午後レターを受領し、場所の確認がてらにアルジェリア大使館に行くと次の日の木曜日は休みなので金曜日に来るように言われた。
1-6:金曜日に申請、この際にモロッコの日本大使館のレターの他にすでにダカールで提出したセネガルの日本大使館のコピーも提出した。尚、料金はこの時には支払わなかった。月曜日にまた来るように言われた。
1-7:月曜日に行くと、ビザの記入している欄の安ホテルが問題であり、ホテルの予約と言う様な事を言われ、火曜日の午後もう一度くるように言われた。
1-8:火曜日にそれでも予約なしで行くと、予約があれば発給すると言われた。
1-9:水曜日の午前中ににインターネットで検索した、ホテルの予約票をもって行くとそこで初めてパスポートを預けることになり、料金もこの時に支払った。
1-10:水曜日の午後にもう一度行き無事に発給となった。(2006/2/15)

このように複雑な工程となってしまったが特記事項としては

2-1:ダカールでの申請時にダカールからアルジェリアへのエアチケットがあれば発給されていた公算が高かった。ダカールではモーリタニアから入国するならモーリタニアのアルジェリア大使館に連絡するとも言われたが、モーリタニアに日本大使館がない事と、モロッコまで北上する予定だったのでモーリタニアでの取得はこの時に諦めている。
2-2:モロッコの日本大使館でのレターの発給については、基本的に翌日と見積もって置いた方が良い。私は午後に訪れての申請となったが、朝早く行けばひょっとして翌日の午前中も可能なのかも知れないが…
2-3:ホテルの予約については仏語が分からないので、英文の物を探した。尚、ラバトのアルジェリア大使館の者は殆ど英語は理解しない。
2-4:渡航日程とその予定地については質問されるのであらかじめ考えてから行った方が良い、私は北部の海岸沿いで20日ぐらいの予定で口頭で説明をした。実際に発給される物は30日になると思うがフルに期間が欲しいなら予め予定を30日にして計画を話した方が無難かと思われる。
2-5:飛行機の予約については日時を聞かれたのみで特に実物の呈示を求められなかった。

 と言うことが挙げられる。

6-2:アルジェリア南部砂漠地帯への旅行に関して
 個人での観光は禁じられている。理由としては2003年度にあった欧米渡航者の誘拐事件時にテロリストがその身代金により大量の武器を購入しているらしく治安に問題がある事と、観光客による盗難、盗掘を防止する為。実際、昨年度(2005年)にドイツ人が単独で行動し、拘束された例がある。(日本大使館からの情報)
 ツアーである場合は別として、個人旅行者の場合は「政府の認める公式なガイド」同伴という形になるので注意。

6-3:都市部の治安について
 基本的に大都市の夜間、カスバ(メディナ)といった込み入った地区では注意を要する。ホテルの人から毎回、「夜はこの辺りは歩いてはいけない」と地区を教えてもらっていた。店が閉まるのが1900頃でその後は人気が少なくなるので注意。

6-4:対日感情
 基本的には良好だが、「対中感情」は悪く、よく「アリババ・アリババ(盗人野郎」と言われた。半々ぐらいの確率で日本人というとコロッと態度が変わることもあったが、あまりいい気はしない。

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