エジプト
2006.06.04(日)-05(月)
バフレイヤ・オアシスからカイロに戻り、エジプト最後の夜は少贅沢にペンションのオーナーのお勧めのレストランに宿の人と連れだって行く事にした。
レストランに食事にデザート
明けて翌日、私はいよいよカイロを発つ事になる。
カイロ
これまでは「またここに戻ってくる」と思ってあまり気にしなかったカイロの街並。
だが、今日は「もうここには帰ってこない」と思って眺めている。
何時でもそうだったが「この街を去る」タイミングで目に入る光景は「あっ!こんなものあったのか?」と思わせる物ばかりに見えてくるから不思議なものだ。
カイロ、バスの中から
空港でスムーズにチェックインをすます。
このフライトがアフリカの大地を離れたら・・・・
私のアフリカも終わるのだった・・・
カイロの空港
飛行機が空に飛び立ち、アフリカを上空から眺めるようになる、「次にここに来るのは何時になるのだろうか?」
旅行者の格言で「アフリカの水を飲んだ者はアフリカに必ず帰る」というのがあるが、私には分かっていた。
そう、私がアフリカに帰るとしたら行き残した国を見る為であり、アフリカの水を飲んだからではないという事を・・・
上空からの景色に機内食
約1年半、エジプトから始まりエジプトへ、最後にリビアを断念するまで私は一度としてアフリカ大陸を出なかった。
コンプリートこそ出来なかった見たいものは殆ど見れたし行きたい国は殆ど行けた。
そう考えると満足のいく観光だったと言って良いだろう。
離れゆくアフリカの大地、アフリカ大陸との別れ、だがまだファースト・ミッションは終わっていない。
最後になる国、アラビア半島のカタールがまだ私には残っていた・・・