2022.09.14(水)
「東京スカイツリー」
観光は突然の思い付きだった。
珍しい連続日勤(通常は24時間の泊まり勤務)、それも2日目の翌日が休み。
通常なら旅友や職場の同僚と飲む予定でも作るのだが、急にまだ行ってない事を思い出したのだ。
興味はそれほどないが、一度は行きたいと思いつつ、近場でいつでも行けるのでついつい先延ばしにしていたのだ。
開業から10年。
コロナ下で外国人旅行客に開放していない今、待たずに上がれる絶好のチャンスだ。
朝、仕事上がりに寄る手もあったが日勤後に拘ったのにはそれなりの理由がある。
「日没から夜景観賞」
かつてサンセットハンターと呼ばれた血が騒ぐ。
明日の天気予報は昼から晴れ。
悪くはない。
チケットを予約で抑え、出費も400円抑える。
(通常は展望デッキと回廊のセットで3100円の所、前日までの予約だと2700円)
準備はバッチリだ。
2022.09.15(木)
当日勤務は波も無く順調に進む。
残り1時間
こんな時こそ好事魔多しとばかりに急な仕事が飛び込んでくる。
指示通りに行ったらその指示が誤りだと事後に発覚し、その修正でギリギリまで時間がかかる。
何とか時間通りに終わらせて、挨拶もそこそこに職場を飛び出す。
メトロを乗り継ぎ押上到着は17:38時。
日没は17:49時、微妙なラインだ。
写真撮影も行わず、一気にスカイツリーを目指す。
スマホで予約メールのQRコードを読み取らせ、チケットを手にエレベーターへ向かう。
時計を見ると17:47時。
何とも言えない時間だ。
エレベーターが来て350m地点の展望デッキへは17:50時。
ギリアウトだ・・・
そのままエレベーターを乗り継ぎ450m地点の展望回廊へは17:53時。
完全アウト!
と、言いたい所だが、そもそも雲が多くて最初から夕陽どころか夕焼けすらアウト、ノーチャンスだ。
不幸中の幸いとでも思い、もう一つの目的である夜景観賞に全振りすれば良いだろう。
展望回廊
一応夕焼けっぽい。中段は浅草寺
上段:ダイヤと花の大観覧車(葛西臨海公園内)、下段:東京タワー
今更な話であるが「東京スカイツリー」は、2012年に開業。
高さ634m(東京の旧国名である「武蔵」の語呂合わせ) 、世界で一番高いタワーとしてギネス世界記録にも認定された電波塔だ。
エレベーターを登るだけで苦労も無い。
このプロフェッショナル向きな観光場所と言っても過言では無いだろう。
暮れてから
展望回廊は緩やかな傾斜が着いていて、最高到達地点は451.3mと柱に書かれていた。
上段:最高到達点、錦糸町駅。中段:東京タワー、下段:見下ろして、コラボの撮影スポット
回廊を周りながら
上段:新宿方面、下段:浅草寺
葛西臨海公園、観覧車、下段は浅草寺
展望回廊を数週。
スカイツリーは都心から微妙に外れた位置にあり、また都心に目立つ建物も少ないので意外に夜は見応えが無い事に気付く。
これなら昼の方が楽しめるのかもしれない。
小一時間ほどで展望デッキに降りる。
上段:展望デッキ、錦糸町駅、中段:東京タワー、下段:浅草寺
中段は下を見下ろせるガラス
高度が下がる展望デッキにあまり魅力を感じず、また下が見えるガラスも暗いと怖さは半減だ。
軽く回って帰ることにした。
スカイツリー入口と外から撮影したスカイツリー
東京スカイツリー
登った感想は正直言って微妙だ。
だがこれで世界一高い電波塔に登ったツーリスト、略して世界一のツーリストとなれたので、それで由としようではないか・・・