中華人民共和国 香港旗
カトマンズ(ネパール)→香港(中国)
基礎データ(2019外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:約960万平方キロメートル(日本の約26倍)
2.人口:約13億人、香港:約685万人、マカオ:約50万人※いずれも2006-2007年当時
3.首都:北京
4.民族:漢民族(総人口の約92%)及び55の少数民族
5.言語:漢語(中国語)
6.宗教:仏教・イスラム教・キリスト教など
7.通貨:中国元 1元=約16円、1香港ドル(HKD)≒1パタカ(マカオの通貨)≒約17円 ※いずれも2006-2007年当時
※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、帰国後10年以上経てから記事を書いているので実際のアップ日は2020.11.2です。
2007.05.22(火)
19:30時、カトマンズ(ネパール)から時計の針を2時間15分進ませて、トランジット先香港に到着。
国ではない香港を途中寄航先にしたのは、かつて英国の租借地で、返還された1997年以降50年間高度な自治を約束された1国2制度を持つ特異な都市だったからだ。
ATMで2000香港ドル(約34000円)引き出し、バスで1時間程離れた九龍地域で一番賑やかな尖沙咀(チムサーチョイ)へ向かう。
ネパールから来た所為か?この都市はやけに巨大に見えた。
バスを降りて安宿が集まる事で有名な混沌とした雑居ビル、重慶大厦(チョンキン・マンション)前で客引きにLilyというゲストハウスの名前を告げると、全く別の美林ゲストハウスを案内される。
マージンの関係だろうが、客引きはどこもこんな感じなのだろうとややうんざりとはしたが、シャワー・トイレ付きの部屋160HKD(約2700円)を150HKD(約2550円)に値切ってくれ、雰囲気もそんなに悪くなかったのでそのままそこに宿泊することに決めた。
22:30時
夕食は久しぶりにマック、注文したジャンキーなフィレオフィッシュセットは多分日本でも同じ味だろうという感じだった。
香港国際空港とマック
2007.05.23(水)
08:30時、朝食は近所の吉野家。
上段は重慶大厦とその前のネイサン・ロード、中段:吉野家、下段:九龍モスク
その足で日本でもお馴染みの旅行代理店HISへ行き中国ビザの代行申請を依頼する。
帰国後日本で取っても良いのだが、ここの方が楽だし、日本でビザ取りを理由にのんびりとしてしまうのを防止するためでもあった。
申請を終えてゲストハウスにいったん戻る。
風邪を引いたらしく、11時から18時までがっつりと寝てしまった。
香港市街のゴミ箱と日本語の本も一杯あった本屋
夜になり少し元気が出たので港まで出て夜景を眺める事にする。
夜景、尖沙咀から望んだ対岸の香港島
20:30時、夕食は朝と同じ吉野家。
そしてセブンイレブンで飲み物やお菓子を買って宿に戻る。
もう日本は目の前なのに日本で出来る事をやっていた。
吉野家とセブンイレブンで買ったペプシやハーゲンダッツ
2007.05.24(木)
06:30時、朝早くから朝マック
マクドナルド
まだ体調は戻らず、07:00時から17:00時まで寝てしまう。
そしてまた夜街に出る。
出発日は決まっている、体調が完全に戻らなくとも時間を無駄には出来なかった。
一旦ネットカフェに寄り、その後屋外席で喫煙可だったので日本では殆どいかないスタバに行って珈琲とケーキで気合を入れる。
香港市街
19:00時
135HKD(約2300円)支払って九龍湾内を巡るスター・フェリー・ナイトクルーズを申し込む。
九龍湾、右下は金閣寺の刺繍が見えたのでついつい
スター・フェリー・ナイトクルーズ
21:00時。
約2時間のナイト・クルーズは十分に楽しめる物だった。
尖沙咀に戻ってまた夜景を眺め直し。尖沙咀から望んだ対岸の香港島
21:30時、夜はまた吉野家。
偏食もあるが香港に居る限りもうマック、吉野家、セブンイレブンルートから外れる事は無さそうだった。
吉野家
2007.05.25(金)
ケンタッキーを忘れていた。
という事で10:00時、KFCで朝食。
九龍モスクとKFC
2日間ガッツリと休みを取ったので体調ももう大丈夫と言える程回復している。
そこで興味のあった寶蓮寺(ポーリン寺)、そして世界最大の屋外大仏といわれる天壇大仏を観光する事に決める。
11:00時尖沙咀からMTR(港鉄)に乗り新界離島にある東涌駅(とうちょうえき)に12:00時に到着
MTR
駅から少し歩き昂坪(ゴンピン)360のターミナルへと向かう
人気があるようで、往復チケットを買って30分ほど待ち、13:00時出発。
昂坪(ゴンピン)360
:
13:30時、昂坪(ゴンピン)駅に到着。
昂坪(ゴンピン)駅
歩いて寶蓮寺(ポーリン寺)と天壇大仏へ向かう。
左上はスタバ。寶蓮寺(ポーリン寺)と天壇大仏
ついつい買ったアイス
確かにデカいが、あまり香港らしさを感じないのは何故だろうか?
ただ景色は良いのでそれだけでも来る価値はあるだろう。
帰りはやや晴れた分、景色も先ほどより良くなる。
ラッキーだ。
ケーブルカーから。上段は滝
14:30時に東涌駅(とうちょうえき)を出て15:30時に尖沙咀へ到着。
MTR
HISへ行き中国ビザを受領する。
16:30時、今度はフェリーで尖沙咀の対岸にある香港島のビクトリア・ハーバーへ向かう
尖沙咀から望んだビクトリア・ハーバー
ロウワーデッキが1.7HKD、アッパーデッキは2.2HKDと値段に微妙な差をつけているのは、世界的な観光地で地元の人も観光客も利用するフェリーとして、良い施策だと思う。
フェリー
対岸に渡ってビクトリア・ピークを目指す。
香港島
エスカレーターを乗り継ぎピークトラムの駅へ
ピークトラム
18:30時到着。
香港島で一番高いビクトリア・ピークは香港島と九龍島のビル群を一望出来る名所だ。
ビクトリア・ピークから
ここで夜まで粘り、香港でハイライトにしようと決めていた有名な100万ドルの夜景を眺めるつもりだった。
ビクトリア・ピークから
暮れるまで時間があるのでスターバックスでアイスコーヒーとケーキ。
海外ではある国が限られるアイスコーヒーが簡単に飲めるのは香港の良い所だ。
スタバ
そして見た夜景
真っ暗になるまで30分ほど眺めて楽しみ、帰路につく
ピークトラム
香港島のビルを下から
フェリーで尖沙咀へ戻り夜はお決まりの吉野家。
風邪で時間を大分ロスしたが、香港でやりたかったことはこれで全て終わったので満足だった。
100万ドルの夜景(香港:中国)
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