観光とは妥協の産物(キングストン/ジャマイカ)New!

ジャマイカ国旗



ジャマイカ基礎データ(2019外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:10,990平方キロメートル(秋田県とほぼ同じ大きさ)(2017年 世銀)
2.人口:289万人(2017年 世銀)
3.首都:キングストン
4.民族:アフリカ系92.1%,混血6.1%,その他1.9%
5.言語:英語(公用語),ジャマイカ・クレオール語(いわゆる「パトワ語」を含む)
6.宗教:キリスト教(プロテスタント,英国国教会等)
7.通貨:ジャマイカドル 100JAD≒80円。ドル払いも併用しているので、ドルはアメリカと同様1USD=100C(セント) 1USD≒115円で計算。(換金レート考慮し、さらに分かり易くするためやや割り増し。クレジット払いで計算すると実質113円程度だった)

キングストン危険マップ(外務省HPより)


2019.05.25(土)

 起きて時計を眺めるとまだ05:30時、昨日ネット・サーフィンしながらボブ・マーリーを当たりまくって、日付変更線を越えてから寝た割には早い起床時間だった。

 ただ寝惚け眼で今日やる事をぼんやりと思い描いてみても特に思い当たらない。
 治安の悪いキングストン、市内の見所は昨日ツアーで一気に終わらせていたので、歩ける範囲で出ても行動半径としてはたかが知れている。

 「今日は休むかな・・・」

 特にそう決めた訳でも無いが、自然と2度寝して次に起きたのは12時を過ぎてからだった・・・

 「さてと・・・」

 そう言えば昨日のツアーでオーナーがアイスクリーム屋をお勧めしていた事を思い出した。
 なんでもナショナルジオグラフィックの旅行本『Food Journeys of a Lifetime』でトップ10入り(調べたときは3位だった)を果たすほど美味しいと評判らしい。
 しかもキングストンの見所の一つでもあるデヴォン・ハウスという19世紀の大豪邸の敷地内にあるという。
 それなら観光+アイスで一石二鳥だ。

 さらに幸いな事に昨日地図を貰いに観光局に行く途中で通りかかった場所だったで歩いて言っても問題は無い。

 『今日のメインはアイスかな?』

 これで決まりだ、13:00時、のんびりと宿を出る。

コンスタント・スプリング・ロード沿い


 最初は昨日同様に人はあまり見かけなかったが、 ルートを変え南下して市の中心のバスターミナルがあるハーフ・ウェイ・ツリーの方へ向かうとにぎやかなショッピングセンターが立ち並び、それなりに歩いている人が増えてくる。

お店も多くショッピングセンターも良く見かける


 コンデジで素早く写真を撮りながら歩いていると、すれ違った老婆が何やら注意らしき事を大声で言ってくる。
 
 そしてそれをさらに続けていると、遠くに居た若者が大きな声で話しかけてきた。
 彼に悪気はないのだろう、「良い写真を一杯撮ったら国に帰ってからお金になるんじゃない?」などと陽気に絡んでくる。
 私は『俺のは安物のコンデジだから写真を撮っても金にはならないさ』と適当に流す。

  ここはこういう国なのかな?
 ただ写真を撮っているだけで人の興味を引いてしまうのは観光客にとってあまり良い傾向とは思えないしそれ以上に鬱陶しい。
 少し用心が必要だろう。
 

上段が昨日の帰りに立ち寄ったショッピングセンター


 多分日中、歩いて観光しているのは私だけなのだろう。
 他にそれらしき人は誰も見当たらなかった・・・
 
ハーフ・ウェイ・ツリー

左上:ハーフ・ウェイ・ツリーの時計塔


 ハーフ・ウェイ・ツリーを西に曲がってしばらく行くと歩いている人が殆どいなくなる。
 これでようやく喧騒から逃れた形となる。

 そして到着したデヴォン・ハウスは広い敷地の中にあった。
 
中段以下、デヴォン・ハウス


 敷地内のカメラ撮影は禁止で一回注意される。
 ただ、スマートフォンはOKなので、左程問題にはならない。

 早速アイスクリーム屋に向かう。

 お味の程は・・・

 迷わずチョコレートを選ぶ、ワンスクープ400JAD(約320円)
 かなりのボリュームで味は確かだった。

アイスクリームとデヴォン・ハウス


 ただ、惜しむらくはチョコはチョコでビターではなかったので、ゴルコ採点では100点にはならない、標準を超える味+ボリューム(勿論ノーマルなチョコレート味限定です)で80点台と言った所であろうか?

 この辺りは単に私の好みの問題なので仕方が無い事だろう・・・

 デヴォン・ハウスを後にして宿に向かう。
 
上段:カナダ大使館


 『このまま戻るには少し早いかな・・・』

 コンスタント・スプリング・ロードから宿に向かう道を曲がらずにそのまま北上する。
 晩飯は何かテイクアウト出来るものが欲しかった。
 
宿から北のエリア


 地図アプリを見ているとバーガー・キングが載っていた。
 それを探して周辺を歩き回るが、見つからない。どうやら無くなってしまっていたようだ。

メソジストチャーチ


 そこでたまたま通りかかりにみたドミノ・ピザにターゲットを変更する。
 小サイズが2個で680JAD(約550円)とお得に感じたので思わず注文してしまう。

ほぼ閉鎖してたショッピングセンターとその付近にあったドミノピザ


 出来上がりを待っていると先ほど降り始めた雨がさらに激しくなってくる。
 やり過ごそうとピザ屋の中で待っても一向に止む気配が無い。
 どうせ後は帰るだけだからと、持っていた折り畳み傘を開いて歩いて戻ることにした。

 そこから20分程度、宿に着く頃には腰からしたは大分びっしょりと濡れてしまっていた。
 悪くなかったのはバッグが防水なので、持ち物の被害が無かったことぐらいだろうか・・・ 

宿


 小サイズとは言え2個だとボリュームがありすぎたが、明日は早いので残す訳にもいかず、最後は詰め込むようにして完食する。
 お得じゃなくても1個にしておけば良かった、と少し後悔はしたものの、勝手知ったるピザの味は美味しく、満足だった・・・

 アイスクリームとピザの休日

 今日は特に何かした訳では無かったが、こんな日も悪くは無いと思える一日だった・・・。



2019.05.26(日)

 08:00時、出国の刻
 宿のオーナーが夜仕事の為、タクシーを宿の固定電話で手順通りかけて手配しようと試みるも、英語で「この電話は現在繋がりません」と予測外のリプライ。
 数度試みても結果は変わらず、結局オーナーを起こして携帯で手配してもらう。
 
宿の部屋、エアコンは使わず(エアコンを使うと料金が変わる)


 何事も予定通りにいかないのが第三世界の通常運転だ。
 
空港までの道のり



 キングストン市内を抜けて郊外のノーマン・マーリー国際空港へ向かう。
 到着時は夜だったので、昼の景色が楽しめるのは良い事だった。 

工場

最下段左が対岸から眺めたキングストン中心部



 第三世界特有の運転の荒さも久しぶりだったが、心地悪さよりも懐かしさを感じてしまう。
 市内から45分ほど、9時の10分前に空港に到着する。

ノーマン・マーリー国際空港


 到着して出国便を調べると離陸が予定より1時間半ほど遅れた12:30時に変わっている。
 これなら宿を慌てて出発する意味など無かったものを等と考えてしまうが、そんなことは予測不可能だった・・・

ノーマン・マーリー国際空港 


 思わず浮いた時間が出来たので適当に散策するが直ぐに飽きてしまう。
 結局大分早めに出国審査を受け、ラウンジで余ったジャマイカドルを無理矢理使いながら、離陸までの時間を潰すことにした。

ラウンジ



 12:15時、離陸。

離陸


 ジャマイカはこれで終わりだ。



 それにしても・・・


 旅行時に何時も考えてしまう事がある。

 行きたい所は幾らでも湧いてくるが、望むもの全て見れるほど、時間も金もある訳ではない。
 さらに治安や政情など、その時の置かれた状況で行ける所は限定される

 今回ジャマイカで使ったのはたったの2泊3日、しかも観光という意味ではツアーの1日だけ
 それで良いのか?と問われると、無条件に”良し”と、答えられないだろう。

  ただ、全て希望通りに出来ないのなら、何処かで折り合いをつけなければならない

 観光とは妥協の産物なのだ。

 勿論ここジャマイカでも見たい所はまだまだあったが、今回ダイジェスティックながらも一番見たかった首都キングストンが観光出来た

 最低限の目的は達成した、それで満足するべきだった・・・


キングストン上空




 機中から遠ざかりゆくジャマイカを眺めつつ、私は心の中でこう呟いていた。



 「じゃあ、まぁ、いいか



 と・・・






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