日本
2012.0610(日)
話は2日前に遡る・・・
2012.06.08、いよいよユーロが開幕した。(日本時間だと9日になる)
開幕戦は深夜の放送、翌日仕事を控えていてまたポーランド対ギリシャという私にはあまり魅力的なカードでは無かったがそれでもついつい気になりテレビのスイッチをつけたり消したりしながら結局結果まで見てしまった。
香川と同じドルトムントに所属しているポーランドのレバンドフスキが先制弾を叩き込み、開催国の有利さとギリシャの退場者でこのまま逃げ切れるかと思えばギリシャに同点に追いつかれさらには正GKが退場、ギリシャも勝ち越し弾のPKを外すなどなかなかに波乱にとんだ幕開けとなったが私の幕開けはまだそこではなかった。
9日深夜、オランダが伏兵デンマークに敗れるという波乱で始まった一日にいよいよドイツが登場する。
スタメンのCFは私の予想と反してクローゼではなくマリオ・ゴメス、チャンピオンズリーグとブンデスで得点を量産したストライカーだ。それにセンターバックはメルテザッカーではなくこれも香川の同僚のフンメルスだ。それ以外は2010年のワールドカップと同じだが控えの選手層をみると明らかに厚みを増した今回のドイツ代表は期待大だ。それがスーパースター、レアルマドリーのクリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガルと対戦する。
勤務中なのが残念だが、起きている間に結果が分かると割り切り、ライブ中継は諦める事にした。
初戦ということもあったのだろうか?思った以上に動きが無い。
引き分けも視野に入れ始めた72分、EURO2008でゴールを逃して以来、大きな国際トーナメントでゴールから遠ざかっていたゴメスがヘディングでゴール!
これでゴメスも胸のつかえがとれただろう。
その後少しひやっとする場面もあったが世界最高のゴールキーパー、ノイアーを中心にディフェンス陣が持ちこたえ、初戦の勝利を掴めた・・・
次の戦いはデンマークに敗れて予選リーグの突破には勝利しかなくなったオランダが相手になる。ワールドクラスの攻撃陣を揃える難敵相手にまだ難しい戦いは続くがまずは上々の滑り出しだろう。
それにしても地域の格差で実力差のあるチームの対戦もあるワールドカップと違い、実力の均衡したユーロの戦いは熱い。
これから一か月、どんなドラマを見せてもらえるのか?
そしてドイツがどこまでいけるのか?
しばらくは仕事などそっちけで注目するしかないだろう・・・
闘いの幕が開き・・・(EURO2012)
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