イエメン
2006.04.29(土)
ハディボの町でソコトラ島2日目の朝を迎える。
宿の屋上から見たハディボの町並
当たり前だが海が近い
内陸側は険峻な山間が続く。
ハディボのストリート
昨日がオードブルだとしたら今日はメイン・ディッシュ、ここに来た最大の目的である竜血樹を見れる日なのだ。
食事を終え4WDに乗りディクサムという竜血樹の群生地帯を目指す。
道中の景色
ガソリンスタンド、給油機の屋根がちょっとお気に入り。
ソコトラ島の村落、こんな所でも人は住んでいる
高台を走りながら眺めた海岸線。
この道路はかなり気持ちよかった。
なにもない平原地帯
そしてしばらく走るとポツリ、ポツリと目に入ってくるものがある。
そう、われわれの目指す竜血樹がそこにあったのだ。
竜血樹
アップで。
『おぉぉぉぉ~・・・』
お目当ての物を見て我々のテンションも無駄に上がっていく。
そう、考えてみれば『ただ木を見ているだけ』なのだ。それなのにこの異様に盛り上がる気持ちは・・・
竜血樹が道路沿いに群生している
こんな感じでボコボコ生えている。
道路の両側に。
竜血樹の写真を撮り、また複雑に絡み合う木の枝の中に入って遊んだりしてひとしきり納得し終えてまた次の目的地へと向かう。
ソコトラ島の最大のハイライトを3泊の内、2日目の昼には終わらせてしまうというのは如何なものか?とも考えなくはないが、ルート取りの関係上いた仕方無いことなのだろう。
山間の道から眺めた海岸線
途中で見たボトルツリー、竜血樹に押されてはいるがこれも珍しい固有種。
海岸沿いが今度は砂漠地帯になっている。
次の目的地はノゲッドと呼ばれる場所だ。
ノゲッドの海岸線
どこまでも澄んだ海、ただ今回の目的は海ではなかった。
鳥
ここで見るのは洞穴だった。
ノゲッドの洞穴
洞穴からの景色
正直に言うとそこからの景色は良かったが洞穴自体はそれほどのものではない。
ただここに至るまでのシチュエーションやツアーで来ているので誰かのテンションが上がればつられてそんな気になってくるので落胆することもない。
離れ際に撮った洞穴、山にポッカリと穴があいている
景色、という意味では今日はこれで終わりだった。その代わりというのだろうか?ノゲッドの住民の家を訪れる事になっていた。
ノゲッドの村落
そして鳥
ノゲッドの住民達
昼過ぎに入った筈がいつの間にか夕方に、我々は帰る時間になっていた。
帰りの道中で
ソコトラ島ハイライトの2日目、これでメイン・ディッシュは終わりだ!
そう思っていた我々に翌日、さらなる驚きが訪れる事をこの時はまだ知らなかった・・・