イエメン
2006.04.16(日)
アデンで最後に見たくなったのはショッピング・モールだった。
昨日夕食は食べた場所だが昼間に改まってあまりイエメンらしからぬこの場所を訪れる事にした。
アデン・モール
いままでいたドバイ等とは全く比較にはならないが「イエメンにもショッピング・モールがある」というのは私の中でツボだった。
アデン・モール
とりたてて何か見たかったり欲しかったりした訳でないが綺麗な建物の中を歩いてブラブラするのは何ともいえずに楽しく思える。
一通り見て回ったら今度は出発の準備だ。ホテルで荷物を引き取り市内のダッバーブ乗場へ向かう。
ダッバーブ乗場、同じクレーター地区なのにアデン・モールとはあまりにも違いすぎる
行のバスはダイレクトにクレーター地区まで行っていたが今度行くタイズには市内の別の地区に行ってからバスに乗るのが常道だ。
直線道路が海の中に続く気持ちよい道を通ってバスターミナルへと到着する。
バス・ターミナルまでの道
バス・ターミナル
イエメンについて僅か数日でおなじみになったYEMITCOがまた私の乗るバスだ。タイズ行は1日2便、私の乗ったバスは14:00時に出発した。
出発直後
タイズも1400m程度という比較的標高の高い場所に位置している。
海抜とかわらない暑苦しかった海沿いのアデンを離れ徐々に高度を上げていくとどんどん過ごしやすい気温へと下がっていった。
17:00時にバスはタイズに到着、結局今日一日は移動に使ってしまった格好となる。
タイズについて少しあるくと最初に目についたのは明らかに古臭い、だけどいかめしい門だった。
タイズの門
宿は少し悩んだがまたしても少し高い1500イエメン・リアル(2000円弱)したAL SHREEF TOURIST HOTELにする。中にエレベーターがある高層階を持つホテルの私の部屋からはタイズの景色が楽しめるからだった。
一度外に出る。食事は相変わらずのワンパターンとなったがアデンより遥かに過ごしやすいタイズは大分落ち着けそうな街だった。
夜の市街
宿に戻ると高層階の私の部屋に行くのにエレベーターが止まって歩いて登らなければならないというプチ・ハプニングはあったがそれでも部屋から眺めるタイズの夜景はそのマイナスを補って余りあるものだった。
ホテルの部屋から
イエメンに来て訪れたのはこれで5都市目、このタイズもまた楽しめそうな街だった・・・