チュニジア
2006.03.12(日)
エル・ジェムでの私の恋は終わった(そもそも始まってすらいないという説もある)が私の旅は終わらない。
エル・ジェムから戻ってきたらまだスースで見ていなかった、そしてスースで一番見たかったリバット(要塞)を観光する事にした。
要塞の中にある塔から街の全景を眺めるつもりだ。
スース市街に要塞の中
要塞内から眺めた市街
高所より見渡す街の景色、このプロフェッショナルの一番好きな旅行の瞬間だ。
私は記憶にこの景色を・・・・・・、もとい、記録にこの景色を残し後にする事にした。
中はこんな感じです。
ここを見て・・・
スースでやる事も無くなった。
近郊の観光地に行く交通の便の良さから数日滞在したこの街
世界遺産の旧市街を併せ持つ事によりこの街の滞在は短い間だったが想像以上に快適で私にとって良い思い出を与えてくれた。
明日からまた南下する。
私の旅行は先を急ぐ旅だ。やるべき事が終わった今残る選択肢は移動しかない。
だが・・・
この街を去ると考えると空虚な鬱ろいが私の中を襲ってくるような気がする。
何か心の中にぽっかりと穴が開いたような感じだ。
このやるせない寂寥感、誰かに伝えずにはいられない・・・
そこで私は今の気持ちを敢えて文章にして残す事にしよう。
そう、心の中が
『スースだけに”す~す~”する』
と・・・