アルジェリア
2006.03.04(土)-05(日)
世界遺産をあっさりと安価であっさりと見れる事からはしゃぎ過ぎたせいか?それとも水着を脱いだ美女に会えなかったことから落胆したせいかは知らないが風邪をひいたらしく、予定が一日延びたのは誤算だが今度はバスでコンスタンティーヌへと移動する。
街が遠くから見えてくる。アルジェリア第3の都市コンスタンティーヌ。最初の私を驚かせたのは巨大なモスクだった。
右端あたりでちょっと見ずらいかも?
そして次に目に入ったのはローマ遺跡
街道脇にある。
『この街も楽しめるかもしれない・・・』
そんな予感に包まれる。
到着したのはそこそこの規模のバスターミナル。
これがそのバスターミナル
乗って来たバス。モロッコに比べるとボロイ・・・
明らかに郊外にあるこのバスターミナルから市内に出るバスを探すが見つからず、体調もまだ完全に回復しきって無かったのでここはリッチにタクシーで鉄道駅まで向かう事にする。
タクシーの中から見た景色
到着した鉄道駅
鉄道駅から市の中心へと歩き始める。
すぐに気付いたのはここが峡谷の上にある珍しい都市だと言う事だ。
こんな感じ
山と山を橋でつないでいる
このコンスタンティーヌは40万人の人口を超える都市だ。
これだけの規模の中心が山の上にある。中々に見ない光景だ。
ということで写真をちょくちょく・・・
それに私は日本在住時は関東にいて「関東平野のプリンス」と呼ばれた漢だ。
こういった光景はお目にかかったとこは無い。世界のどこかほかにも似たような都市はあるのだろうが私にとっては初物になる「峡谷の上にあるこの都市」はいい印象を持っていたアルジェリアにより華を添えていく・・・
歩いている途中で。
ホテルは市の中心広場の少し裏手ぐらいの場所にする。
荷物を置いたらすぐに出る。歩いて楽しいこの街を身軽に見て回りたくなっていたからだ。
立派な建物に囲まれる市の中心の広場
そして通り。
結構新しい建物も多い
こちらはちょっと古風な物
街から離れて橋を渡った別の峡谷の端にモニュメントが見える。
写真の中央付近にポツンと見えている物
あそこまで行って街の中心を眺めてみたい。ツーリストとしてごく自然な感情だ。
私はそれを決意して歩き始める事にした。
街の端から下を眺めて
もう一度中心部
段差のある駐車場
モニュメントに行く道すがら
平地の上に建てた都市とは違いここは複雑な景観を持っている。
歩いて振り返る度に違う街の顔、街歩きを目的に旅行する私にとっては至福の瞬間だ。
外を見ると近代的な住宅群が平地の上に建てられている。
モニュメントへ行く途中の眺め
この橋を渡っている
到着した中々立派なモニュメント
モニュメントまで辿り着くと街の中心が木が死角になってよく見えないという誤算はあったがここからの景色はここからの景色でまた楽しいものだった。
モニュメントからの眺め
凱旋門?
ひとしきりくつろいでまた街に戻る
橋。
そして少し離れてからモニュメントを振り返って
街の中心は街の中心で見ていて楽しい。こうして建物の中に挟まれるとここが峡谷の上にあるとは思えなくなってくるから不思議だ。
街並
景色を楽しんだ後は夕陽だ。山の上に入る夕陽はまだ周囲を明るく照らしているのであまり日が沈んだという感じにはならない。
夕陽
一度食事をして十分日が暗くなってから少し外に出る。
コンスタンティーヌの夜景
中心の広場
そして広場からの眺め
治安の問題もあるのであまり遠歩きはしなかったが静かな街の中心は私にこの街を十分に満足させるものだった・・・
翌日、次の街へと向かう。
アンナバと言う名のチュニジアとの国境付近にある街が目的地だ。
乗った市バスから
街を横から眺めて、中々良い景色
最初にビックリした巨大なモスクにローマ遺跡
バスターミナル
このコンスタンティーヌも十分に堪能できた。
知られざる国アルジェリア・・・
この国の奥は深い・・・