コンゴ民主共和国
キンシャサの乗合交通機関(文化遺産:コンゴ民主共和国:2006年8月選出)
旅行者の街の足、となると公共交通機関であろう。国によってタイプは様々でバイク、タクシー、ミニバス、バスなどが一般的と言えよう。
ここキンシャサではミニバス、もしくはシェアタクがその足となる。
金をセーブしたい旅行者は大体これを利用する。
この街で秀逸なのは「金が無いから公共機関を利用している」という事実を無視し、「外人だから」という理由だけでミニバスやシェアタクで同乗した現地人に「奢ってよ!」と言われる所である。
これまで数多くの、そしてこの後も幾多の国を訪れたがこのシェアタクやミニバスに乗って同乗者にたかられたのは後にも先にもここキンシャサだけである。
ダメでもともとで果敢にチャレンジしているのか?それとも外人を見たら取り敢えずせびってみているのか?
謎は解けないがいずれにしても彼らのメンタリティーに乾杯、そして完敗と言わざるを得ないだろう・・・
写真はビットワール広場のミニバスとシェアタク
追記
2011.07.15
キンシャサに3ヶ月間いた友人(「名もなき旅の記録」を参照)によると「奢れば後でご飯とかビールになって返ってくるシステムなのに」という事らしいがそもそも変色が激しいので人に奢ってもらうことがある意味リスクになる(奢られたら嫌いな物や食べられない物まで無理やり流し込まなければいけなくなるので)このプロフェッショナルにとっては確かめようも無いので彼の人間性が良いのでそういう良い目に会えるのか?誰でもそうなのかは不明である・・・
いずれにしてももしそうだとしてもそれはそれで世界に類を見ないシステム言えよう・・・