モア・ザン・ブラック1(シンゲッティ⇒シュム:モーリタニア)

 モーリタニア






2006.01.26(木)


 11:00出発と言われたアタール行は11:45分に出発。

 スタート時間は遅いもの45分しか予定よりも遅れていないと考えると中々いい出足だ。

車中から見た砂漠の民


シンゲッティを出てしばらくいった所



 アタールへ向かうアモガン峠の景色は中々に心地よい


アモガン峠



 今回の移動は先が長い、まずアタールへ行きそこからシュムへ、そしてシュムから「世界一長い鉄道」に乗ってヌアディブへと向かう。

 そしてそこが私にとって西アフリカ最後の都市になるのだ。


アモガン峠





 アタールへは14時頃に到着。

 ここはただのパッセージ(通過)だ。次の目的地であるシュムへの交通機関を探すと15:00時発という。

 時間があるのとこれからの移動が長いので多少はしっかりと食べる事にする。

アタールで摂った食事


アタール市街。



 15:00時出発予定ということでタクシーランクに行って待つとそこからさらに人集めを始める。

タクシーランク




 結局待つ事2時間で4WDが出発したのは17:00時。

 4WDの荷台に載ってみる景色は乗客の少なさもあって中々に良い眺めだ。


4WDの上から、左端の影がこのプロフェッショナル





 シュムから乗る「世界一長い鉄道」

 これは若干説明を要するだろう。

 モーリタニアには海岸の都市である「ヌアディブ」と鉄鉱石の産地である「ズエラト」を結ぶ形で鉄道が走っている。

 その鉄鉱石を運搬する為にこの鉄道が繋げて運行する車両の長さが世界一という事なのだ。

 ただ鉄道を繋げまくって走らせれば簡単に記録を破れるとも思うが「そもそもそういうチャレンジをする意味がまるでない」事からアフリカの辺境の地モーリタニアで走る鉄道が「長さ世界一の称号」を持っているのだ。

 そして今私が向かっているシュムはその経路上にある村なのである。

 ここからその鉄道に乗ってヌアディブに向かうのがこのプロフェッショナルの計画だ。


シュムにいたる道中で


遠くに集落が見える


ちょっとお気に入りだった切り立った丘


乗った4WD




荷台の上から・・・


荒涼とした大地が広がるシュムまでの景色






 出発時間が遅かったから当然日はどんどん沈んでいく


夕暮れ時の風景


夕日


目を転じるともう暗い


日が沈んだ直後



 結局目的地であるシュムに到着したのは日も暮れ果てた21:00頃。

 このまま先を急ぎたいが「世界一長い鉄道」に乗れるのはどうやら日中のいつかということらしい。

 私はこの灯りのない田舎村で一緒に乗って来た現地人の案内でレストランに行き体を横たえる。

 明日なるべく早い時間に出発になればいいとは思うが、恐らくそうはいかないだろう。

 まだここは西アフリカだ・・・

 


 






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