ブルキナファソ
2005.11.09(水)-10(木)
コートジボワールでの激闘を経て辿り着いた街はブルキナファソ第2の都市ボボ・デュラッソだ。
この駅はデザインの良さだけで行ったらアフリカNo.1ではないのか?
駅についたら早速ホテルを当たる、ガイドブックでもう目星はつけていた。
困難なコートジボワールを抜けた直後、たまには自分にご褒美をあげてもいい。
世界チェーンの高級ホテル、フランスのパリにその発祥を持つル・メリディアンがボボ・デュラッソでの宿泊先だ。
『金に糸目はつけない』
貧乏なバックパッカー共には申し訳ないが、私はプロフェッショナルでエレガントなヨーロッパ・ツーリストだから仕方ないだろう。
さあっ!この旅一番となる高級ホテル、ル・メリディアンは・・・
ホテル・メリディアン・・・
『・・・』
『・・・・・・』
高級ホテルにしてはシングルの料金が5500CFAと(1100円ぐらい)やけに安い気もするが・・・
看板にMeridienとあったから多分あの有名なチェーンホテルに間違いないだろう・・・
こうしてエレガントに宿を取り、早速街並を観光する事にした。
所で実を言うと私が乗っていた列車の終点はワガドゥク、ブルキナファソの首都である。
首都狙撃手である私なら通常このまま最後まで乗っていく所を、ここボボ・デュラッソで途中下車してまで観光する事を決めたのには特別な訳があった。
それをこれから街の写真をみながら、皆に伝えていこうではないか・・・
一風変わったデザインの教会
何の変哲も無い街並
私がここに強く惹かれたのは「泥で出来たモスク」
こんな見物はもちろん初体験だし、それに内部見学も出来て屋上にも上がれるらしい。
見逃すわけにはいかないだろう・・・
これがその泥で出来たモスク。
料金の2000CFAを払う、レシートは・・・特にない、ということは?単なる寄付じゃあ??
値切れそうな感覚を残しつつ、ガイドの案内で内部を見学する
回廊
そして屋上、でっぱっている木のとげとげはロッククライミングの練習用と民明書房に書いてあった気が・・・
内部の見学が終わるとガイドからチップを請求される。少し考えたがレシートの無い入場料にチップとなると二重搾取の可能性もある。
『金が無いから入場料に込にしてくれ』と言ってなんとか誤魔化してその場を後にする事にした。
もう一回モスクをいろんな角度から・・・
メインディッシュを終えたら後はまた街並だ
アビジャンから来ているからやけに穏やかに感じる
こうやってみるとちゃんと植木がちゃんと整備されている
市庁舎、こちらは近代的
Place de la Nation
博物館、中には入らず。デザイン良し!
Place de la Nationの中にあるモニュメント、男女がブルキナを持ち上げている
そしてパレスとあった。これもイスラミックなデザイン
グラン・マルシェ
ちなみにここに到着したのは今日の15:00時過ぎ、第2の都市をみるには時間が少し足りない。
メリディアンの屋上から見たボボ・デュラッソの夜景
ワガドゥクまではそれほど遠くない、私は明日の出発を昼ごろにして午前中再度見残した場所を観光する事にした。
朝になり、チェックアウト前にもう一度屋上に上がる。
メリディアンの屋上から
トタン屋根が主流
高級ホテルの最上階、さらに上の屋上からの景色は格別だ。街の全てを手にした気分になれる。
くどいですけどこれがその高級ホテルのメリディアン・・・
『・・・』
『・・・・・・』
まあいい、次に向かおう・・・
最初に訪れたのはバス・ターミナル、ワガドゥク行は昼の12:00時発。午前中丸々観光に使える形だ。
ホテルのチェックアウトは11:00時、まだ時間はあるので昨日行き残した所を観光する。
また別のモニュメント
Place du Paysan、ボボ・デュラッソのモニュメントはいい感じだ。
バスターミナル付近にあったモスク
映画館、こんなのがあるなんてやるぅ~!
ある程度、街並を見てまだ時間が余っていたのでグラン・マルシェに行く事にする。
そろそろ煙草が心許なくなってきている、1本づつバラで路上で煙草を売っていることが多いアフリカの国々ではマーケットの中の煙草屋でまとめ買いするのが一番安くあげる方法だ。
グラン・マルシェ
近づいていくと・・・グランマルシェの全景が撮れん!
グラン・マルシェの中の煙草屋さん、
お目当てのたばこ・・・
は特にないが無難そうな煙草をカートン買いして宿に戻ってチェックアウト、後はバスターミナルに行って出発するだけになる。
もうこの街ともお別れだ。
SOGEBUSのターミナル付近のストリート
左手がターミナル
バスは予定通りに出発、私のボボ・デュラッソでの日々はこうして幕を閉じた。
さてそこで冒頭にも述べたが『私が何故ここを見ようとしたか?』
こうして写真を見てみるとはっきりと分かるだろう。
もう答えは出ているのも同然だ。
別に出し惜しみをするつもりはない、今からはっきりとその理由を述べよう。
『そう、それは街の名前が面白かったから』
『・・・』
『・・・・・・』
だって「ボボ・何とか?」なんて他に知っているのは「ボボ・ブラジル」だけだったんだもん・・・