ガーナ
2005.10.31(月)
ガーナの首都アクラを抜けて次に向かったのはケープ・コーストだ。
ミニバスやシェアタクもあったがここはリッチにガーナNo.1を誇る大型バスのSTCで向かう事にする。
STC専用バスターミナルにバス
荷物は重さによって課金される制度。流石はNo.1バスだ。
そしてバスに乗り込もうとするとポーターがチップを請求してくる。
『あれっ?国一番の高級バスで荷物代も払っているのにチップまで払うのかな?』
疑問に思った私はポーターに『ちょっと待て』と言いヘルプ・デスクの人間に確認する。
するとそんなものは全くないらしくポーターが呼びつけられてこっぴどく怒られていた。「外人を見たら取り敢えずチップ請求」が慣習化していたのだろう。まあたまに怒られるのはいい薬だ。
ケープ・コーストについて市街に一度出てホテルを取り、そして返す刀で次の目的地へと向かう。
向かう先は世界遺産の城があるエルミナだ。ケープ・コーストにある城もそうだがこれらは「ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群」として世界遺産に登録されている。
まずは面倒な方から先に終わらせる方がいい・・・
エルミナへはシェアタクで20分ぐらいで到着。降りて歩き始めると早速お城が見える
セント・ジョージズ・キャッスル。海が気持ちいい。
要塞の中、見学はガイド付き
髑髏のマークが印象的
海・・・見ればわかるか・・・
要塞の中から眺めたエルミナ市内
上に見える要塞はFort Jago
ガイドがつくと思うままに見れないのはマイナスだが説明を聞けるのはプラスだ。
見学を終えると私はセント・ジョージズ・キャッスルから見えていた要塞へ向かう事にした。高台にあるあの砦からなら街の全景も良く見えるだろう。
Fort Jago
簡単な受付をすませて入場したこの城塞の規模は小さい。
だが、予想通りの絶景。私はここで街の景色を眺めることにした。
先ほど見学していたセント・ジョージズ・キャッスル
街の裏側
漁船で賑わう港
そして海岸線・・・
かつては奴隷の積出港の一つとして機能していたこの世界遺産の城砦のある都市エルミナ・・・
私はここで一つだけはっきりと言える事がある。
そう・・・
『観光したっ!』
と・・・