タンザニア
人口4400万人を擁する東の大国タンザニア、その首都といったらアフリカを旅行している人間でもまずタンザニア一の大都市「ダルエスサラーム」の名が浮かんでくるだろう。
だが、案に反してタンザニアの首都は国土の中央付近にあるドドマという都市である。
何故ここなのか?
若干の説明は必要だろう。
タンザニアで一番の大都市は先ほども言ったようにダルエスサラーム。人口250万人を擁し、各国大使館や政府機関が並ぶのもこちらだ。
だが、ダルエスサラームは沿岸部にあり、国土の広いタンザニアの統治に地理的に不適当という理由から首都は国土のほぼ中心にありまたタンザニア革命党(CCM)の本部のあるこのドドマに移されたのだ。
私もブルンジへ着くまでにこの事実を知らず、夜ベッドでなにげなくタンザニアのガイドを読んでいたら「首都はドドマ」の記述があってびっくりしたぐらいだった。
この都市をわざわざゴルコ遺産にしていしたのは政府関係機関はタンザニア革命党(CCM)の本部だけで後は地方中都市そのものという街並のショボさとドドマと言う首都にふさわしい音感を全く感じなさせないネーミングから。
ここが首都である事に気付かなければまず間違いなく素通りし、気付いた所ですっとばしても問題ない。
そんなドドマは旅人に是非とも訪れてもらいたい首都である・・・
鉄道駅と隣接するホテル
駅から伸びる大通り
教会とその前の大通り
市の中心部。
マーケットとマーケットエリア
タバコ公社(日本で言うJT?)、ヒンドゥー寺院
中心から少し外れた所の景色
モニュメント
そしてここまで引っ張る必要は全くなかったタンザニア革命党の本部ビル
訪れた当時の記事は「アフリカ見聞録」、「えっ!ここが首都?(ドドマ:タンザニア) 」 を参照