アルメニア
エレバン⇔ゲガルド
基礎データ(2021外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:2万9,800平方キロメートル(日本の約13分の1)300万人(2021年:国連人口基金)
3.首都:エレバン(人口約110万人)
4.民族:アルメニア系(98.1%)、ヤズィディ系(1.1%)、ロシア系(0.3%)、アッシリア系(0.1%)、クルド系(0.1%)、その他(0.3%)(2011年、アルメニア共和国国勢調査)
5.言語:公用語はアルメニア語(インド・ヨーロッパ語族に属し、独立の一語派をなす。独自の文字を持つ)
6.宗教:主としてキリスト教(東方諸教会系のアルメニア教会)。
※アルメニアは、国家として、また民族としても、世界で最初に公式にキリスト教を受容した国(301年)。
7.通貨:ドラム(AMD)、補助通貨1ドラム=100ルーマ。レートは2007年時の100ドラム≒40円で計算。
※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、帰国後10年以上経てから記事を書いているので実際のアップ日は2022.08.14です。
2007.10.13(土)
09:00 リダの家、2泊分支払う(1000ドラム×2)
朝食はパン(100ドラム)にサラミ(220ドラム)にチーズ(170ドラム)。
これまで行動を共にしてきたレイはシャルジャー(UAE)へ旅立つ。
長らく一緒だった仲間との別れは何時だって少しセンチメンタルな気持ちになる。
(この時の気持ちは「死兆星落つる時・・・( エレバン:アルメニア)」を参照)
私、レイ、エースの3人。お見送りの猫様
ただ出会いと別れが旅行者の常態だ。
彼が他の場所で新しい観光を続けるように、こちらも観光を続けていく。
今日は世界遺産のゲガルド修道院とそこから行きやすいガルニ神殿を観光しよう。
10:30-10:40 エースと、同宿の日本人旅行者3名と連れ立ってメトロで移動。
11:30 No.51のマルシュルートカ(100ドラム)でエチミアジン行のバスの所まで移動。
12:00 出発する。
メトロ(50AMD)、上段右:歴史博物館
13:00 バスはUターン地点までのつもりが終点まで行き、周囲を厚い外壁囲まれたゲガルド修道院到着。
料金請求がUターン地点までの250ドラムに500ドラムも上乗せしようとしたので、100ドラムにまけさせて支払う。
こういった仕掛けをするあたりが、この国が第三世界だと思う理由だろうか?
ゲガルド修道院。大きな施設は1215年建立の聖母教会
ここは「ゲガルド修道院とアザト川上流域」として2000年に世界遺産に登録された場所だ。
ここは301年に歴史上初めてキリスト教を国教と定めたアルメニアでも古い歴史を持ち、岩を掘って造られた洞窟修道院だ。
ゲガルドはアルメニア語で槍の意味でエチミアジンにあるロンギヌスの槍が当初ここにあったことから由来する。
教会内
奥の洞窟教会
上段右がロンギヌスの槍を模した扉。
上から修道院全体を見下ろして。
旅連れがいると自分の写真も残せる。
ハチュカルという岩壁に彫られた十字架。
日本人が珍しいらしく、ちょこちょこ一緒に写真を撮る事に
15:00-16:30 徒歩で移動。
途中にコーラ(350ドラム) チョコを二つ(150ドラム+200ドラム)
ゲガルド修道院からバス乗場まで
16:30 No.266のマルシュルートカ(100ドラム)でここから訪れ易いガルニ神殿へ向かう。
右下が乗ったマルシュルートカ
17:00 ガルニ神殿到着。
250ドラム(学割有)で入場。
ガルニ神殿
ガルニ神殿は紀元前3世紀に要塞が築かれ、アルメニア王の夏の離宮として使われていた場所だ。
17世紀の地震で殆どが壊滅したが、1976年に再建された太陽の神殿が見学可能だ。
太陽の神殿
再建とはいえ太陽の神殿は国内に唯一残るヘレニズム建築。
ブルーと黒の玄武岩で出来、アテネのパルテノンを彷彿とさせる造りだ。
太陽の神殿
トニック(350ドラム)を買い喉を潤す。
18:20 No.284のミニバス(250ドラム)で出発。
途中見かけたモニュメント
18:40-19:00 No.73のマルシュルートカ(100ドラム)で移動。
宿に戻る。
リダの家の猫たち
20:00 シェア飯(200ドラム/1人)を食べる。
美味しい物が作れないので、こんな時は役立たずで申し訳ない。
日本人旅行者達と和気藹々と話しながら、エレバンの夜は過ぎていく・・・