実際のアップ日は2017年12月28日となります。
モルドバ
基礎データ(2017外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:3万3,843平方キロメートル(九州よりやや小さい)
2.人口:355.3万人(2016年1月現在。一時的国外滞在者を含み,トランスニストリア地域の住民を除く)
3.首都:キシニョフ(ルーマニア語読みでキシナウ):67万人(2012年)
4.民族:モルドバ(ルーマニア系)人(78.2%),ウクライナ人(8.4%),ロシア人(5.8%),ガガウス(トルコ系)人(4.4%)等
5.言語:公用語はモルドバ(ルーマニア)語。ロシア語も一般に通用。
6.宗教:キリスト教(正教)が優勢
7.通貨:モルドバ・レウ(MDL)。1レウ≒9円(訪問時のレート、実勢レートと違い、読む人がイメージしやすいように大まかな数字にしてます。)
2006.11.03(金)
自称独立国である沿ドニエストルからモルドバの首都キシナウに戻ってきたのは19時頃。一度ホテルに戻ってリッチに、といっても飲み物やライスも併せて57レウ(約500円)でステーキを食べてから外に出て夜景を楽しむ。
戻ってきたキシナウ。上左:鉄道駅、中左:聖ティロン大聖堂、下左:郵便局、下右:勝利の門
キシナウの中心はシュテファン・チェル・マレ通り沿いの1km内にほぼ集中している。お散歩コースとしては丁度良い
キシナウの夜景 上右:ステファン・チェルマン大公の像、中左:国会議事堂,中右:大統領府、下右:キシナウ大聖堂
上左:勝利の門右下は泊まっていたホテル・キシナウ
のんびと1時間程度散歩して宿には22時。今日の観光はこれで終わりだった。
2006.11.04(土)
ホテルを10時にチェックアウト。今日は夜行列車でブカレスト(ルーマニア)へ向かうので、日中全ての時間を潰しながら観光しなければならない。
キシナウ市街
キシナウは中心街に限って言えば小さな街なのでその気になったらあっという間に見所も終えてしまうのは、こうして時間のある時には却って問題だ。ようは出発まで暇なのだ。
市街
所でモルドバと聞いて真っ先に何を思い出すだろうか?
市街
私が真っ先に頭に浮かんだのは「ボヘミアの川よモルダウよ」という歌詞でおなじみの有名な「モルダウの流れ」という歌だが、実際のこの川は「ヴルタヴァ川」というチェコ国内最長の川でそれもドイツに流れていく(ドイツ語読みだとモルダウ川)ので、このモルドバとは全く赤の他人で何の関係も無い。
プーシキン博物館。
当時のノートに誤ってプーチン博物館と書いていたので時間潰しでもなければいかなかった場所
わざわざ「モルダウの流れ」を引き合いに出したのは、要するにそれだけマイナーな国家だと言いたかったからだ。
勝利の門周辺。上右はキシナウ大聖堂
ちなみに首都キシナウの名前の由来はトルコ語で①羊の群れるところ②泉を意味③修道院の3説があるらしい。
ただ、知った所で恐らく人生でこのネタを披露する機会は無いだろう。
歴史博物館。展示物が豊富
なお、街は戦災で焼け、現在は碁盤の目のように通りが走る何の変哲もない旧ソ連式の都市となっている。これでもう少し規模が大きければ少しは楽しみようがあるだろうが、如何せんコンパクト過ぎるので暇だった。
立派な建物
考古学博物館
市街
ホテル近くの解放広場とオベリスク
15時頃には観光を終えてしまっていたので、17:05発の列車の出発時間までネットカフェや社内での食事を買って過ごす。
鉄道駅
車内の様子とボーダー付近
駆け足でモルドバを終え、次の目的地はブカレスト(ルーマニア)だった。