プエブラを朝出発してオアハカに到着したのは1500時ころ・・・
キャスターバックを軽快に転がしながら宿を探す・・・
ところで、私は常日頃から「エレガントなツーリスト」を売りにしているが、このキャスターバックというのも一つの重要なポイントだ・・・!!
バックパックなど背負うのは所詮素人のアマチュア、重くて疲れるし、前後にバックを抱え込んだその見た目は亀も同然でみっともなくてたまらないし何よりも「エレガントさに欠けすぎるきらいがある」
それにバックパッカーなどという人種はいつでも薄汚れた格好で・・・いかにも私は貧乏旅行していますなどと、勘違いのPRも甚だしい・・・
その点キャリーバックなら坂道や階段はいた仕方ないとしても、たいていの場合ただ転がすだけで汗もかかないし、私のスタイルには最適の方法といって良いだろう!!
そう私は、エレガント・ツーリスト!!
バックパッカーなどでは決して無い・・・!!
そこんとこヨロシク・・・!!
引き続き軽快に街を歩きホテルを探す・・・
石畳の道路はキャスターに良くは無いが・・・まあ大丈夫だろう・・・
そして・・・
数件ホテルを見た後・・・
段差に差し掛かると・・・
キャスターが・・・
キャスターが・・・
壊れた・・・・!!
事件は現場で起きている!!この石畳と段差のせいで・・・
後で写した壊れた車輪
後の選択肢は・・・
もう背負うしかない・・・・・・
先の「セカンドミッション」で破壊された部分をわざわざ保険を使って修理して・・・
「セカンドミッションプラスワン」では、修理が間に合わなかったので新しいバッグを買って・・・
このキャスターバックの修理の終わりを満を持して待ってから使ったのに・・・
1ヶ月も・・・1ヶ月も持たないなんて・・・
「あっ!あんまりだぁ~・・・!!!(涙)」
もう・・・
オアハカで・・・
美しい筈のラソレダ-教会も・・・
サントドミンゴ教会も・・・
夜の街並やカテドラルも・・・
どうでもいい・・・
これからは・・・
この壊れたキャリ-パックを・・・
本体重量だけで4Kg近くあるこの間抜けな鞄を・・・
持ちながら旅行をするしかないのであろう・・・
予期せずに・・・
「バックパッカ-・再デビュ-・・・・!!!」
「うぇぇぇ~ん(涙)」
キャリ-パックとはこんな感じだった・・・
背負うためのストラップを出すと・・・
背負うことを前提にしていないので・・・背負うとフレ-ムがあたって痛いだけでなく、とにかく疲れる!!