今日から2008年が始まる・・・
私は年の初めとして、早速観光することにする。
宿の皆は正月はのんびりと休養と決め込んでいるようだが、私は「プロフェッショナル」、正月といえども所詮は「1/365日」に過ぎない・・・
正月を決して軽く見ているわけではないが私のビジネスはそんなに甘いものではないのである・・・
それに古の諺に曰く、
「一年の計は観光にあり」
今日のターゲットは1つ、まずはアステカスタジアムを片付けに行く。
このアステカスタジアムというのはサッカーのワールドカップ86の決勝の舞台となったスタジアムで、この決勝はアルゼンチン対ドイツ、3-2でマラドーナ率いるアルゼンチンがドイツを下している・・・
ちなみにこのワールドカップ86が私がサッカーを見るきっかけになった大会で、これ以降ワールドカップ時期は何も手がつかず、ビデオやDVDに録画して編集してと大忙しになるのである。
ちなみにドイツファン、前評判が低くてもガチガチの面白くもない合理的なサッカーを繰り広げ、ファンのハートを掴むことなく、それでいて結果を出すところから好きになったのだ!
ちょっと前振りが長くなったが、メトロとトラムを乗り継ぎスタジアムへ・・・
ようやく到着、そして・・・
これがアステカスタジアム
「・・・」
「・・・・・・」
試合のときしかピッチを見ることが出来ないのかどうかはわからないが・・・
そして新年ということもあるのだろうが・・・
見事にシャットアウト・・・!!
まあいい・・・
「ワールドカップの決勝の舞台となった競技場を外から眺めた」ニアリーイコール「ワールドカップの決勝の舞台となった競技場を見た」
ということにしておこう・・・
そうでなければ正月早々観光していた意味まで無くなってしまう・・・
しかし、今日はもちろんそれだけではない。
一日にいかに多くの場所を見れるかというのも「プロフェッショナル」としての腕の見せ所だ。
とは言うものの、正月休みの絡みもあるので、今日はもう一つ、世界遺産のソチミルコ地区を見れば終わりではあるのだが・・・
ちなみにこのソチミルコ地区、メキシコシティーはかつて大半が湖だったが征服したスペイン人が埋め立ててしまっているのが現在だが、その湖であった名残が水路として残っているのがソチミルコなのである・・・
ちなみに世界遺産ということは調べていたのだが、このストーリーを知ったのは行きのトラムの中であったと言う事は、言うまでもないであろう・・・
ちなみにソチミルコ・・・
これが中心付近のマーケット
そして面倒くさかったので手近にあった唯一見た水路・・・
地区としては・・・私の好みにヒットせず・・・
ただの消化試合になったことは正月早々遺憾の意を表明すべきなのであろう・・・・
そうは言っても悪いことばかりではない。
メキシコは壁画で有名だが・・・
ソチミルコで何気なく見かけた壁画・・・
これが私の心を洗ってくれたのだ・・・
壁画「ファイト・チッキン(勝手に命名)」ちなみに食肉屋にかかれていたので「看板」という一説もある。
時として・・・というかいつも「ファースト・チッキン」として「臆病さだけを前面に出す」このプロフェッショナルであるが・・・
時には・・・
本当にたまには・・・
この
「チキンにも戦わねばならぬ時がある」事を・・・
忘れてはならないのだろう・・・
これは・・・
本当に、心の底から号泣する話であろう・・・!!
年の初めに人を泣かせるような話で申し訳ない・・・・!!
・・・・って・・・
どこがだろう・・・・????