コーカンを出発してタジキスタンへ向かう。
心配していたボーダーは先ず人が全くおらず・・・チェックも拍子抜けするぐらいに甘かったので簡単にタジキスタンへの入国を果たす・・・
最初の目的地は「フジャンド」だ・・・
タジキスタン第2の都市で”屋根付きの物では中央アジア最大級”と言われるバザールがある街である・・・
しかし”屋根付き”で”中央アジア”で”最大級”・・・・って言われたって・・・
凄いのかどうかのイメージは今ひとつ湧いてこないが・・・
これがそのバザールの入口
到着したのは1400時頃、このバザールの近くの安宿にチェックイン、バザールはすぐ目の前なので見るのは後回しにして「外国人登録」をしに「オビール(警察署)」へ向かう・・・
ちょっと説明すると現在タジキスタンでもこの「レジストリ」は有名無実化していて殆どの旅行者がそんな面倒はやっていないのだが、まあ万が一、突っ込まれてしまうとこちらが不利なので・・・まあやっておこうかという事になったのだ・・・
エースと二人でオビールを探し当て、そして銀行に料金を振り込んだりなんだりしてレジストリが終わったのは1730時頃・・・
それから市内散策をして夕食をとりホテルに戻ったのは2100時過ぎ・・・
当然の事ながらバザールは営業終了・・・
明日はドゥシャンベに朝早くから向かう予定なので・・・
この”最大級”のバザールの凄さは分からずじまいとなった・・・
まあそれなりに疲れたのでベッドで横になろうとすると・・・
「ボヨヨ~ン」
とハンモックみたいにやけに変な感触だ・・・
布団をめくると・・・
金網・・・・・・・・
横たわると体の中心部分がやけに沈む・・・
まあいい、どうせ一泊だけだ・・・
んっ???
そういえばさっきエースが買っていたジュース、何かがおかしいが・・・
「ファント・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・」
「・・・・・・・・・」
タジキスタン突入の記念すべき一日目・・・・
どうも良く分からない一日になってしまったようである・・・・・・