アルジェリアの終わりに(アルジェリア)

 現在はアルジェリア東部の街、アンナバに滞在している。明日はチュニジアに移動する予定だ。

 今日が最後の夜となる。

 ふとこの国の滞在を振り返ると…

 「それにしてもアルジェリアは良かった。」

 という思いで一杯である。



 当初は治安の悪さや、テロの危険を懸念し、また情報が殆ど無いことから「所詮インフラの整備されていないショボイアフリカの国の一つ」と思っていたが、

 中々どうして…移動は全て快適、バス、シェアタク、鉄道、全くハズレ無しであった。宿泊も600円ぐらいから結構な数があり、選べるので良かったし、食事も200-300円でピザやステーキが食べられ、またパティシエ(お菓子屋さん)では30円から美味しいケーキが…。日本語ネットもちょっと探せばいい確率で見つかって「引きこもり」にも困らない…

 街も訪れた街全てに味わいがあり、ちょっとあげれば在りし日のマグレブ様式のモニュメントが映える古都のトレムセン、想像以上に巨大で、駅も立派、また威厳のある建物が多かった港街のオラン、街中の建物が白くそれが光を受けて眩しく輝く首都のアルジェ、峡谷を利用して建設された景観の良いコンスタンティーヌ、街外れのローマ遺跡から見る教会が見ごたえのある港街のアンナバ…、どれも満足のいく滞在であった。

 観光についても博物館は充実していてそれに安い(30円以下)、また遺跡や世界遺産が街のすぐ傍にあり、徒歩でもたいていの場所が訪れられて利便な上にこれもまた料金が安く(外国人料金が無い為)、たった30円ぐらいで世界遺産のティパザやジェミラ、ティムカッドが観光できるのである。まあ後の二つは入場料こそ書いてあったが何故かタダで入れてくれた…こんな美味しい話は今迄無かった…


 いまだに「安全」という面では太鼓判を押すことは出来ないだろう。

 「危険」は未だに残っている筈だ…



 しかしこの「デューク東城」、「プロフェッショナル生命」を賭け、あえてこう言わせて貰いたい…




 「アルジェには色々アルジェ…」

 と…





 ローマ時代のの遺産とフランス植民地時代の香りが混ぜ合わさって輝く、アルジェリア北部の街「バトナ」の風景…





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