国境に散る(ディレダワ→ジジカ⇔トゥグ・ワジャレ:エチオピア)

エチオピア





2005.02.04(金)-05(土)


ジブチから到着したディレ・ダワ。エチオピア東部の中心都市だが何か見所がある都市ではない。
ただ、私は疲れ果てており、それにここで若干やろうとしていた事もあった。

到着して泊まった駅前のホテル。25ブル(約400円)でトイレ・シャワー共同だが部屋は綺麗だった。ただ水不足らしくシャワーは汲み置きになっていた。


先ずは次の針路だ。私はアディスに戻るか?それともソマリアの中の独立国(国際社会には認められておらず、自称独立国と表現される)ソマリランドに挑戦してみるか?それを決めかねていたので駅やバスターミナルに行って情報収集をする事にした。

ソマリランドの首都ハルゲイサに直行便は無く、ジジカというエチオピア東部、ソマリ州(ここでの主要民族はソマリアと同じソマリ人となる)まで行ってそこで乗継になるらしい。

しかし、ジブチでビザが取れなかったので、国境でビザの取得は可能なのだろうか?

それが私の悩みだった。

ディレ・ダワはそれなりに広さを持った街だ。考えてばかりでも仕方ないので観光も兼ねてジブチで買った「前空きズボン」の修理が出来るかどうかを確かめたくなり街を歩き回る。


これがジブチで買った外れズボン


ディレ・ダワ郊外のマーケットエリア。写真には残さなかったが駅付近は普通の町だった。





私は首尾よく修理できるミシン屋を探し当て、補修をお願いできた。

またここではタバコが一箱2ブル(約30円)からあり、ヘビースモーカーの私には随分と助かった。


ここに到着して2日、まだ悩んではいたが一度ソマリランドへ挑戦してみる事を決意した。
アディスに戻ってまた来るとうのは距離から考えても面倒だし、それにここからなら国境まで1日以内に行ける。ボーダーでビザが取れるかどうかは分からないがやってみる価値はあるだろう。




2005.02.06(日)


朝早く起きてバスターミナルへ向かう。エチオピアのバスの出発時間はどこでも早い。
まるで築地の魚河岸だ。朝一番で仕事をしたらそれでもう終りというのが彼らのシステムらしい。
今後はエチオピアのバスを『魚河岸バス』とでも呼ぶことにしよう。
0600時、ジジカ行のバスを見つけ乗るとすると彼らは私の荷物を見て問答無用で5ブル(約70円)請求する。これまでの荷物代でエチオピア最高値だ。これも気に入らない。
出発は朝の0700時だった。ジジカまで150km、約5時間で到着。1時間あたり30kmしか進んでいない計算となる。エチオピアのバスは素晴らしく遅い。この頃になると暑くても窓を開けない彼らの習性に気付いていた。(当時は知らなかったが後で聞いたところによると窓を開けると“悪霊が入ってくる”というのがその理由だった)

バスターミナルに到着して『ハルゲイサ』と告げるとここからもダイレクトではなく、国境で乗継ぐようにと言われる。

私は国境町であるトゥグ・ワジャレ行に乗り、到着した時には1500時となっていた。

私は歩いて先ずエチオピアのイミグレへ、私は『ソマリランドのビザを持ってなく、一度ソマリランドのイミグレへ行ってここでビザが取れるかどうかを確かめたい』と聞いてみると「それならパスポートをここに預けて聞きに行って良い」という運びになる。

トゥグ・ワジャレ、ボーダー付近。奥はもうソマリランド。



国境を越えてソマリランドへ入国。イミグレへ向かう。
パスポートも持っていないでイミグレへ行くと言うのは不安だが、事情を話すと応対は丁寧だった。

私はソマリランドのビザを持っていなく、ジブチでビザの取得をしようとしたが領事の人間がずっと不在でビザが取れなかったとということを説明し、ここでの発給を希望している事を告げたが、彼らはそれを理解してくれたが「残念ながらここにあるのは出入国のスタンプだけで、ビザの発給は行っていない」ということだった。

残念ながらこれでは諦めるより他に道は無い。

ただ、朗報が一つ、ジブチにしかないと思っていたソマリランドの大使館はアディスにもあるということだ。
彼らが「アディスでビザを取ってからまた来てくれよ」と親切に言ってくれたのは今回の空振りにたいするせめてもの救いだった。

私はエチオピアのイミグレに戻り、『ダメだったからアディスに戻るよ』とつげパスポートを取って国境を後にする。

時刻は1600時、何も無い国境町でコーラの500mlのペットボトルが3ブル(約40円)で売っていたので買って飲み干してからバスに乗り、ジジカまで戻る事にした。

戻る途中でみた国境付近の景色。戦車が無造作に捨てられていた。



ジジカには1900時に到着。バス停からそれ程離れていない所の宿を適当にとってようやく休む事にする。

ホテルは設備は良かったものの水は出ずに汲置のみというのは辛い。



この日は朝早くからの移動、そして国境での空振り、とても長く感じ、そして非常に疲れた一日であった。







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