千葉県旗 松戸市旗
日付は記事の日に合わせてますが、実際のアップ日は8/23日となります。
2021.07.25(日)
昨日は慌ただしい一日だった・・・
米寿を迎えた父が今月上旬通院時に受けた検査が厳しくて身体が参ったのか?
食が細り続けて衰弱し、昼過ぎに救急搬送で入院。
私も車で救急車について病院まで行き、入院が決定してから日用品を取りにまた往復。
家に帰ったのは20時を過ぎていた。
(※父はその後1週間で退院し、8/23現在は順調に回復しています)
実は珍しい3連休で、昨日はその初日。
折角だから何処か行こうと算段していたが、これでは近所への買物が精一杯だ。
昼下がり、車にキーを刺し、右に回してエンジンを掛ける。
19年前購入したラパンの特別仕様車、愛車のラパンモード。
エンジンスタートはトラディショナルな手法だ。
走り出しは快調だ。
次の車検は今年の11月。流石に古くなってきたので通すか買い替えるか悩み、年頭からディーラー巡りをしていた。
ただ、4月に半年点検を出した所、まだ3万キロも走っていない所為か?エンジンは無事で、同年式の車を使っている人もまだまだいると言われる。
そもそも性能ではなくデザインが気に入って買った車だ、クラッシック調な見た目で飽きてはいない。
それならもう2年乗って20年越えしてから買い替えようと決めていた。
まずはガソリンスタンドに寄り給油する。
メーターは半分を少し切った程度でまだ200km弱は走れるが、急に車を動かさなければいけなくなった時の為に余裕は必要だ。
スタンドを出て最初の信号を右に曲がる。
100均に寄ってその後シャトレーゼでアイスでも買って帰ろうか
そのまま道路を直進すると信号に引っかかる。
そしてブレーキを踏むと突如回転数がダウンして警告灯が灯き、エンジンが止まった・・・
『?』
『バッテリー切れ?』
前にも同じような症状はあっただろうか?
キーを回すとエンジンは立ち上がる。
ただ何もしないとそのまま回転数が落ち警告灯がつきストップ。
少し様子がおかしい。
信号が変わり取り敢えず前に進まなければいけなくなる。エンジンを回しアクセルを踏むと車は正常に走り出す。
ただ悪い予感は消えない。
『予定はキャンセルして一旦はガススタかな?』
左折して適当な路地に入ると行き止まり。
ブレーキを踏みストップするとエンジンも停まる。
『バッテリーという訳では無さそうだ・・・』
警告灯はバッテリーの他にオイルとエンジンも点灯していた。
路地に入った後は少し悪戦する
エンジンを掛けても直ぐに停止、回転数を上げておくと停止しないようなのでブレーキとアクセルを同時に踏み、一旦バック。そしてまたエンジンを掛け何とか前に進む。
スタンドまで2kmはない、何とかだましだまし車を動かし辿り着く。
そこでスタッフに見てもらうと
「これはバッテリーでは無いですね、オルタネーター(発電機)とかではないでしょうか?スタンドでは無理だし、走らせると危険なので整備工場とかに持っていった方が良いですよ」
と、いう事だ。
『・・・』
『ただ買物に出ただけなのに・・・』
凶事は重なるのだろうか?
それとも慌ただしい昨日にこの症状が出なかった事を不幸中の幸いと思うべきなのだろうか?
取り急ぎ「事の処理」をしなければならない。
まずディーラーに電話し、その後入会しているスズキカードに連絡する。
カード付帯のロードサービスでディーラーまで問題なく持っていけるそうなので、そこで診てもらうしかないだろう。
スタンドのスタッフに聞くとレッカーが来るまで車を置いて良いと言われる。
ENEOS松戸六実のスタッフは親切だった。
レッカー会社から折り返しがあり、1時間弱で来ると分かる。
時間の余裕があるので積んでいた自転車で一度家に戻り、歩いてまたガススタに戻る。
後は所在無く待つだけだった。
15時過ぎ、レッカーが登場。
前代の車も併せ、運転歴30年以上で初体験だ。
待っていたガソリンスタンドとレッカー車。
同乗させてもらいディーラーまで同行。
16時頃到着し、整備士に診てもらう。
『大丈夫かな・・・』
1時間少し過ぎた頃だろうか?
点検が終わり整備士が説明を始める。
『車の制御系のトラブルでアイドリングが保持できなくなっていて、部品の交換に25万程度かかる』
と、いう事だ。
さらに古い車なので、今回のトラブルを皮切りにまた他のトラブルが発生する可能性も高く、その都度安くない修理費が発生する可能性も高いという。
その時の見積もり
『・・・』
『潮時かな?』
後2年乗ると決めたつもりだったが、これも何かの兆しなのだろう。
修理に25万、買い替えを検討しているのなら、新車購入の資金に充てた方が余程良い。
『廃車で・・・』
決断は早かった・・・
ディーラーに車を借りて車の荷物を回収して家に運び、また戻って手続きをする。
カード付帯のロードサービスでレッカー代がかからなかった事と、購入した店で処分なのでリサイクル料(1万円弱)が戻ってくるのがせめてもの慰めだ。
18:30時
手続きが終わり、駅へと歩いて向かう。
愛車との別れは、突然であっけないものだった・・・
ラパンモードの最後と左側のスペーシアは借りた車。
19年・・・
ラパンモードよ・・・
長い時間、これまで共に過ごしてくれてありがとう・・・
当時のラパンモードのカタログ、内外装ともデザインが気に入っていた。