摩天楼(ニューヨーク:USA)

アメリカ

ニューヨーク

USA基礎データ(2019外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積371.8万平方マイル(962.8万平方キロメートル,50州・日本の約25倍)
2.人口:3億2775万人(2018年5月 米国国勢局)
3.首都:ワシントンD.C.(人口約60万人)
4.民族
5.言語:主として英語(法律上の定めはない)
6.宗教:信教の自由を憲法で保障,主にキリスト教
7.通貨:アメリカドル 1USD=100C(セント) 1USD≒115円で計算。(換金レート考慮し、さらに分かり易くするためやや割り増し。クレジット払いで計算すると実質113円程度だった)

市街図

サブウェイマップ+書き込み(MTAネットワーク公式ページより)

※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、しばらく経ってから記事を書いているので実際のアップ日は2020.06.26です

2019.06.08(土)

 ニューヨーク
 都市圏約2000万人、市域約900万人を誇る米国最大の都市。
 中でもマンハッタン島はその心臓部とも言うべき場所。
 宿泊先はそのマンハッタン島、アッパー・ウエスト・サイドにある、リバーサイド・タワー・ホテル。
 リバーサイドの名が示す通り、ハドソン川が部屋から見下ろせる絶好のロケーション。

 昨晩はカナダでの観光ラッシュにナイアガラの国境ピストン観光、それに続く長距離移動の疲れであっさりと落ちていた。
 だが、朝日と共にそれ以上の高揚感が今迄の疲労を覆い隠す。
 
 『よしっ、観光だ!』

  8時前に起床、朝食はレンチンの冷凍食品。
 08:15時にはホテルを出発、79番通り駅へ向かう。

 憧れの大都会ニューヨーク。
 摩天楼と言う言葉がここまで似合う都市は他に無い。
 今、私はその真只中に存在する。

 『摩天楼よ!待ってんろぅ!』
 
 その幕開けに、テンションは赤丸急上昇中だ。

ホテルからサブウェイへ


 昨日34ドル出して買ったメトロカードは7日間鉄道・バス乗り放題のアンリミテッド。

 4泊5日の滞在、初日と最終日は都市への入り出の1回だけで、乗り放題で使うのはたった3日。
 バラ買いだと1回3USDなので初日と最終日を抜くと、10回乗らないと元は取れない。
 そこまで使うかどうかは現時点では微妙だが、今は短期決戦のスタイル。
 どこかに行くのに交通費での損得を毎回考えるのはそれだけで時間の無駄になる。
 最終的に損しても、何も考えずに行きたい時に行ける、こちらの方がメリットが大きい。
 そう考えてアンリミテッドを買っていた。
 (ネタバレですが最終的には使い切れずに損を出しました、テヘッ!)
 
メトロカード


 15分ほど乗って降りる駅は「タイムズ・スクエア」
 名前を出せば誰もが「あぁ」と頷く名前のついた場所。
 ここは世界一の都会、世界一知られた街。
 駅から外に出てビルに囲まれたその時、
 上がっているテンションがさらに加速する。

 『これがニューヨークだ!

 最初にやる事はニューヨーク・パスの受け取り。
 08:45時、マダムタッソー館で無事にゲットする。
 
タイムズ・スクエア駅とマダムタッソー館


 昨晩真っ先に調べたのは滞在中の天気。
 予報では今日から曇、曇、雨

 ディスカウントでも200USD以上もするニューヨーク・パスは高額だ。
 これを使い倒すため、天気を味方につけて計画を既に立ていた。
 それなので、このパス受け取った時、既に私の行動は決まっていた。 

これがニューヨーク・パス


 ホップ・オン、ホップ・オフ。
 乗降り自由のビッグ・バス
 この手の街にあるこの手のバスは効率よく見所を経由してくれる。
 これで先ずは陸から、そして後で川から。
 街の全体図を今日一日使って頭に入れるつもりだ
 
ビッグ・バス


 09:00時
 バスはタイムズ・スクエアのあるミッドタウン・ウエストを出発し南下する。

下から見たエンパイアステートビル(上段右)、ロックフェラーセンター(中段左)

中段右はチャイナタウンのマクドナルド

中段右、ロウアーマンハッタンのワールドトレードセンター



 10:40時
 スタート地点に程近い、ミッドタウン・ウエストのハドソン川沿いでバスを途中下車して今度はサークルラインのオフィスへと向かう。
 マンハッタン島を周るクルーズ船で、今度は川からNYを攻めるつもりだ。

下車してからサークルラインの乗場へ


 チケットは簡単に入手できたが出発は12時、まだ少し時間がある。

 余剰時間は?
 勿論、プロフェッショナルと呼ばれるツーリストは予め決めている。

 直ぐ近くにあるイントレピッド海上航空宇宙博物館だ。

イントレピッド海上航空宇宙博物館


 2次大戦にも参戦した歴史ある空母が退役後再利用されている珍しい博物館だ。

艦橋から


 元々興味があったので、時間が余れば訪れるつもりだった。
 そしてその余った時間があったのでいきなり訪れていた。

イントレピッドの看板から 


 博物館に併設しておかれている潜水艦は長蛇の列で、入るとサークルラインの予約に間に合わなくなるので断念したが、隙間時間を埋めるには十分だった。
 ニューヨーク・パスの中に組み込まれているので、料金も発生しない。

看板上の博物館にと潜水艦


 博物館を出てサークルラインの列に並ぶ。
 選択したのは「ニューヨーク・ベスト」という2.5時間のコース。
 
 12:00時、フェリーは出発する。

サークルライン


 南下してしばらく経つと見えてきたものがある。
 お馴染みの「あれっ!」ってヤツだ。

自由の女神像


 ニューヨークに来た実感が増えるにつれ、感情は減っていく
 ニューヨーク・パスを手に入れると決めた時から分かっていた事。
 最大効率での観光が焦点に変わっていた。

船上から眺めたロウアー・マンハッタン


 目に映る景色
 ここに感動出来れば良いのだろう。
 ただ私のプロフェッショナリズムがそれを許さない。

マンハッタン島に東側、イースト川から。ブルックリン橋


 バスにせよ、フェリーにせよ、景色は流転する。
 その一つ一つに対して感情を記憶に残せるほど旅は甘い物ではない。
 大事なのは記録を残す事だ。

クイーンズ・ボロ橋とケーブルカー


 そう、
 観光に感動等と言った余計な感情は必要ない
 ただ『事を処理する』
 と、だけ考えればいい
 のだ。

フェリーは一度回頭してまた元来たルートを戻る。

 
 14:30時
 マンハッタン島をの南側を3/4程度周りまた戻ってくる。
 一周する物だと思い込んでいたのでちょっと残念だったが取り敢えず南側の概要はOKだ。

ハドソン川、分かり辛いけど中段左にはイントレピッドも入っている。


 フェリーを降りたら先ほど下車したバス停へ向かう。

途中乗車してから終点まで

 
  そして一旦終点で降り、今度は北側を周るバスに乗り換える。

終点から少し歩いてまた別コースのバスに乗り換える。

セントラル・パーク東側のメトロポリタン美術館

中段はロックフェラーセンター


 16:25時スタート地点に戻ってくる。
 これでビッグ・バスのルートは終了。

 隙間時間の活用も含め、機械的に事を済ませていく。
 これまでの所、計画通り。いや、計画以上の動きだ。

タイムズ・スクエア周辺へ


 バスはホップ・オン、ホップ・オフなので勿論まだ乗れるが陸と川からの街の概略を掴んだ今、次は上からだ。

   夕景から夜景に掛けて眺められればベターだが、まだ時間が早い。
 こんな時に予めオプションを用意するのがプロフェッショナルという物だ。

 時間が無ければカットでもかまわないと思っていたマダムタッソー館を訪れる。
 もちろん料金はパスに込みだ。

マダムタッソー館


 30分程度時間を潰して外に出る。
 時刻はまだ17時
 日没を考えるとこれでもまだ早いが、17時を過ぎると訪れられるアトラクションも大分限られてくる。
 エンターテイメント系なら良いのだろうがそもそもそれほど興味が無い。
 博物館系、美術関係はもうそろそろNGだ。

 幸いな事にNYで訪れると決めていた展望台は3つ。
 その内の2つはパスに込み
 それも両方ともここから歩いて行けるミッドタウンにある。
 1つづつ3日で周るのがベターだが、最終日は雨マーク
 ならば2つを一気に今日攻略しよう。

 まず最初にエンパイア・ステート・ビルへ向かう。

中段左が下から見上げたエンパイア・ステート・ビル。最下段は気になったので撮影


 エンパイア・ステート・ビル。
 高さ381m(塔の上だと443m)、86階、102階に展望台を持ちナショナル・ランドマークにも指定されているニューヨークを代表するビルだ。
  古い名作、映画のキングコングでもお馴染みなので、そのシーンで目にしたことのある人も多いだろう。

 長蛇の列と聞いていたチケット売場もニューヨーク・パスの特典で殆ど待たずにスムーズに入れる。

 79階で一度降りると86階行のエレベーターは行列になっている。
 係が「階段でも行けるよ!」と非常階段の入口を開けていたので迷わずそちらにした。

エンパイア・ステート・ビル、79階までと非常階段


 残念な事に現在102階の展望台は閉鎖中なのでここで終わりだ。
 ただ最上階で無いとは言え、320mから見下ろすニューヨークは、見たかったあのニューヨークだった。

86階展望台から

中段左は尖塔が特徴的なクライスラービル、下段左の高いビルがワールド・トレード・センター


 ここからの景色は圧巻だった。
 このままここで夜まで時を過ごしてもと思ったが、残念ながらまだ見所が残っている。
 ビルを下ることにした。

また非常階段を降り、エレベーターに乗り換えて下へ


 次はロックフェラー・センターだ。

 19:10時に到着
 チケット売場へは簡単に行けたが予約制で「今日は埋まっているので明日はどう?」と聞かれる。
 明日なら後ろ髪を引かれる思いでエンパイア・ステート・ビルを後にした意味がなくなると思ったが、満員御礼なら仕方ない。
 それならエリア的に重なるこちらは昼見ようと思い、明日の時間を聞くと「ちょっと待って」と言われ、「21時は?」言われる。
 悪くは無いがちょっと遅すぎる、見終わって戻り食事をすると23時は過ぎそうだし、日没も終わっている。
 『う~ん』
 と悩んでいるとまた調べ直してくれて
 「20時なら?」
 と聞いてくる。
 それなら『はい、喜んで!』だった。

ロックフェラー・センター


 まだ時間があった、近くのセント・パトリック教会を訪れる。
 観光に休息は必要ない

セント・パトリック教会


 ビルに入りチケット売場から少し離れたエレベーター乗場で順番を待つ。
 自分の順番が呼ばれエレベーターに乗る。
 ここまではスムーズだ。
 
ロックフェラー・センター、エレベーター乗場から上へ


 高さ約260m、70階に展望台があるこのビルを後回しにしたのには当然訳がある。
 エッフェル塔を眺めるのならエッフェル塔の外から。
 エンパイア・ステート・ビルを眺めるなら、エンパイア・ステート・ビルの外から
 自明の理だ。
 日没から夜景にかけ、ニューヨークをニューヨークとして眺めるのならこちらの方が魅力的だった。

展望台、トップ・オブ・ロックより。下段右のエンパイア・ステート・ビルは確かに綺麗


 色々計算してもそれ通りに行かないのが旅行、
 トラベル イズ トラブルってヤツだ
 予約や入りの制限があっても上での滞在時間に制限はない。
 良ければ当然人は滞在する。
  来た時に乗ったメトロの混雑等比べ物にならない程ラッシュアワーになっているトップ・オブ・ロックは、ここでのんびり日没から夜景まで眺められるほどのどかな場所ではなかった

 雲が多く、良質な日没が眺められない事も手伝い、夜景まで待てずに降りることにした。

展望面に人が張り付くので中々景色が見れない


 20:40時、47-50番通りからオレンジ・ラインのサブウェイに乗る。
 ホテル直近は79番通りだがレッド・ラインへの乗換が必要だ。
 でもこれならそこから2ブロック程度しか離れていない81番通りへ1本なのでそこで降りるつもりだった。
 だが、オレンジラインはは快速で、降りるつもりの81番通りを通り過ぎ、だいぶ先のハーレムにある125番通りで停車。 
 肩を透かされた格好だ。
 時刻は21:00時、ここから歩いても宿に戻れるが、夜のハーレムをふらつくのはニューヨークを知らない今得策ではない。
  調べ直して各停と思われるブルーラインに乗り81番通りへ戻ると、今度はちゃんと停車した。

 これまでで最初の予定から20分ぐらいオーバーしたが誤差範囲内だろう。

サブウェイの駅、ヘルプボタンがある。下段が81番通り駅


 ホテルに戻り、レンチンの夕食を摂りシャワーを浴びようやくホッとする。

 今日の出費が実費だとコーラの2.87USDだけ。
 あれこれ考えずに移動も観光も出来るのは、メトロカードとニューヨークパスのお蔭だ。
 最初の出費は大きかったが、購入したメリットは大いにあったと言えよう。

 今日一日で
 ホップ・オン、ホップ・オフ バス
 サークルライン
 イントレピッド
 マダムタッソー
 エンパイア・ステート・ビル
 ロックフェラー・センター
 と、色々やり切った感があるが、これでまだミニマムも終わっていない

 やはりニューヨークは巨大だった






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