インド
チェンナイ
基礎データ(2019外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:328万7,469平方キロメートル※日本の約9倍、インド政府資料:パキスタン,中国との係争地を含む。(2011年国勢調査)
2.人口:12億1,057万人(2011年国勢調査)
3.首都:デリー
4.民族:インド・アーリヤ族,ドラビダ族,モンゴロイド族等
5.言語:連邦公用語はヒンディー語,他に憲法で公認されている州の言語が21
6.宗教:ヒンドゥー教徒79.8%,イスラム教徒14.2%,キリスト教徒2.3%,シク教徒1.7%,仏教徒0.7%,ジャイナ教徒0.4%(2011年国勢調査)
7.通貨:インドルピー 1Rs=100P(パイサ) 1Rs≒3円で計算。(実際は2.75程度)
※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、帰国後10年以上経てから記事を書いているので実際のアップ日は2020.08.26です。
2007.04.22(日)
チェンナイは旧名マドラスでも知られるインド4大都市の一つで、イスラムの影響を受けていないドラヴィダ文化の中心地でもある。
南端から寄り道しながら北上して訪れる南インド最後の都市がドラヴィダ文化最大の都市というのは、偶然ながらラスボス感もあり旅情を掻き立てる。
朝はいつも通りにのんびりで、10時に宿泊ホテルとは別のホテル・パンディアンでイングリッシュ・ブレックファーストを食べる。
別に頼んだペプシと税金を併せれば158Rs(約475円)は、ローカル食なら一日3食摂ってもお釣りがくる金額だが、そもそも私がエレガントなので仕方が無い出費だろう。
インドは北だろうが南だろうがお構いなしにミータリアン泣かせだ。
ホテル・パンディアンの朝食
今日やる事はこれからの準備。
まず、市内ツアーバス(日本で言うはとバスみたいな物)の明日の午後のチケットを朝食よりも安い120ルピー(約360円)で手配する。
デリー、ムンバイでも市内バスツアーに参加した。
こことこの後のコルカタも含めて4大都市の市内バスツアーを制覇をするつもりだった。
チェンナイ市内
既に鉄道の次の目的地のチケットは手に入れていたので、その先のチケットを手配する。
ビザの有効期限が1月を切って急いでいるのもあったが、常に先手先手を打って、滞在期間に制限を設けて決め打ちするのがこのプロフェッショナルの流儀だ。
チェンナイ駅
取り敢えずやらなければいけない事は終わったので、後は市内観光だ。
あすのツアーで行かない場所をと考えると高等裁判所が丁度良さそうだった。
チェンナイ市街
バスで高等裁判所へ
高等裁判所、建物内には入らず
バス停と駅付近
暑かったせいもあり、いったんホテルで小休止してからまた16時過ぎに出直す。
市内
ショッピングモール
夜はピザ、75Rs(約225円)
朝食より安いのはアンバランスに感じるが、勿論ローカル食よりは高かった。
夜とピザ。ケチャップは味が薄かったので自分でかけた。
2007.04.23(月)
今日は午後から動く予定なので、という言い訳の下、10:00時にホテル・パラディンで昨日と違ってバラで朝食を頼んで食べてからのんびりとツアーに向かう。
予約していたのはTTDC(タミルナードゥ州観光開発公団)という州でやっている市内観光ツアーだ。
バスは13:00時に出発。
ムンバイのツアーバスは外れだったが、ここはバスも綺麗で座席もゆったりとしているので当たりだと思いたい。
それに入場料が外国人料金のある施設以外はバスのチケットに込みなので良心的だ。
T.T.D.cのツアーバス
フォート・ジョージ博物館。2USD
政府博物館や美術博物館など。250Rsの為特に入らず
有名な詩人のモニュメントらしいが良く分からず
スネーク・パーク(蛇公園)
カバーレシュワラ寺院(中は撮影不可)
マリーナ・ビーチ
ツアーは19時に解散。
これなら午前中に出て夕方解散の方が良い気もしたが、ツアーとしては満足だったのでこれで良いだろう。
夕食はチキンフライドライスを40Rsと水15Rs
伸びた髪が気になり始めたので行った床屋は50Rs(150円)と高くは無いが微妙だった。
チェンナイ駅夜
2007.04.24(火)
冒頭でも述べたがチェンナイはインド4大都市の一つだ。
ただ、これまで訪れたデリーやムンバイ、またこの後訪れるコルカタといった市域1000万人を超える巨大都市と比べると、市域750万人程度と明らかに一段階落ちてしまう。
市内バスツアーもデリーやムンバイは終日だったが、ここは半日、それで大体はカバーしてしまっている。
要するにここでやる事は既に終わってしまっていた。
それを理由に日中のんびりとして、夕方に郵便局で日本への航空便を発送した程度だった。
市内、上段右は郵便局
夜はショッピングモールにあった、日本ではまず行かないサブウェイでサンドウィッチ。
134Rs(約400円)もする割には腹が全く満たされず、結局ローカルレストランでミックスフライドライスを60Rs(約180円)で食べる羽目となる。
ショッピングモールとサンドウィッチ。そしてミックスフライドライス
2007.04.25(水)
今日は朝早く、06:30時にお馴染みのホテル・パンディアンでバラで朝食を頼む。
昨日、一昨日と全く同じメニューなのに何故か値段が2Rs上がっていたがレシートを見る限り何かインチキしている訳でもない。
ただ、たった2Rs(約6円)の事でも良い気はしない。
8時に宿を出て近くのエグモア駅から中央駅までオートリクシャー20Rs(約60円)で移動する。
朝食と駅まで
チェンナイ中央駅
列車は09:00時に出発。
振り返ると特に何もしてないチェンナイをこれで後にした。
Incredible! India!!(信じられない! インド!!)
4大都市チェンナイ、ドラヴィダ文化最後にして最大の都市はラスボス感とは無縁ののんびりとしたものだった・・・