ギニア情報(2005/12/3-12/5、12/11-26)
1:VISA:バマコ/マリにて取得、3ヶ月マルチ、76500CFA!!、要写真2枚、即日(AM申請PM受領)
尚3ヶ月シングル 40000CFA、3ヶ月ダブル、60000CFAとバマコでの取得は高い。私はマリからすぐにギニアに入国してリベリア、シエラレオネ、ギニアと入国する予定であったが、リベリアからシエラレオネに抜けれるかどうか分からなかったので保険としてマルチを取得したが、結果的には悲しい大型出費。(ダブルでも良かったため)となってしまった。可能であればどこか他の場所を探すことが賢明かと思われる。
2: 両替率(ギニアはインフレが進行中で8月は1US$=3800FGrだったのが今はこのレート、最新レートをチェックして入国することが良い)
A:Kouremale 500CFA=3860FGr
B:N’zerekore 8500FGr=100L$、1US$=52L$
C:Pamelap 1US$=4450FGr、1000Le=1400FGr、1500FGr=1000Le
D:Conakry 1US$=4500FGr(路上)、BICIGUIにてATM(VISA)可能。1回Max20000FGrまで、手数料2000FGrあり、UIBGBankにてT/C可能、1US$=4375FGr、手数料なし。
3:経路及び国境情報
3−1(マリ→ギニア→リベリア)
A:Kouremale→Siguri:ワゴン改造シェアタク 12000+2000FGr(荷物代交渉後)12/3/1445発-1615着
道は舗装路で快適、シェアタクは3列で前4人、中4人、後3人とまるでサッカーのフォーメーション!
Kouremaleの国境は軽い荷物検査あり、賄賂請求は無かった。
B:Siguri→Kankan:ワゴン改造型シェアタク 20000+2000FGr(荷物代交渉後) 12/3/1840発-2020着
道は舗装路で快適
C:Kankan→N’zerekore:ミニバス 45000+2000FGr(荷物代交渉後)
12/4/1130発-12/5/0300着
道はかなりの悪路、未舗装で凹凸多し、Kankan-Keroune(1415)-Beyla(2200)と経由。
D:N’zerekore→Dieke:ミニバス 13000+2000FGr(荷物代交渉後) 12/5/0730発-1030着
道は引き続き悪路
E:Dieke→Boader:ワゴン改造型シェアタク 5000+2000FGr(荷物代交渉後) 12/5/1030発-1100着
道は悪路、この道はカツアゲロードで一回の検問で一人1000FGrづつ、最初渋っていたら他の乗客に促されて払う事となった。合計5回、5000FGrの出費
F:Liberiaとのボーダー:最初にeの車両でカスタムを通過するが2000FGrの支払い、文句をつけているとKankanに戻れと言われる。ビザのレシートを見せても効果なし。eの車両を降りてイミグレ、ポリスと行くがここはビザのレシートで問題なく賄賂を断れる。
3−2 (シエラレオネ→ギニア)
A:Freetown→Conakry:ダイレクトのシェアタクを利用、料金はシエラレオネページ参照、国境のPamelap-Conakryは12/14/1130発-1400郊外着Pamelapの国境ではギニア側で1時間ほどかかった。道は基本的に舗装路で快適。
B:国境は一箇所の検問でMr「Give me money」がいてディスカウントして2000Le支払った。カスタムやイミグレはビザのレシートを見せて賄賂の請求を断った。またコナクリ市内に入る手前に検問があり面倒を避けるために一人1000FGrづつ集めて支払ったが結局私はパスポートを提示する羽目になったのでこれは無駄金だった。
3−3 (ギニア-ギニアビサウ)
A:Conakry→Gabu(Guinea Bissau):ワゴン改造型シェアタク 85000FGr+4000FGr(荷代交渉せず) 12/25/1000発→12/26/1230着
出発は市の中心から少し離れたMadina地区の外れにあり市の中心からタクシーをハイヤーして8000FGrであった。「ガールボワテュール・ギニアビサウ」といえば通じる
このルートの詳細は
Conakry→Boke 12/25/1000→1500 舗装路
Boke→Koumbia 1500→2000 整地されているも小石が多く微振動が激しい
Koumbia→Foulamori 2000→2330 凹凸の多いでこぼこ道 尚、Foulamoriで出国スタンプを受領する為にここで野宿する羽目になった。賄賂請求はあったがVISAの領収書を見せて対抗、何故か領収書の裏にも出国スタンプを押された。
Foulamori→Boader 12/26/0800→0830 凹凸の多いでこぼこ道
Boader→Pitche 0830→1030 凹凸の多いでこぼこ道 Pitcheでギニアビサウ入国のスタンプを受領、賄賂請求は無し!
Pitcha→Gabu 1030→1230 はげた舗装路
4:都市情報
A:カンカン
(1)宿泊:Centre D’Acceuil Diocesan: シングル シャワー、蚊帳付き20000FGr閑静な場所にあり落ち着けて部屋も清潔。
(2)市内交通:Moto(バイクタクシー)があり1000-1500FGr程、といっても街は充分歩いて回れる広さ。
(3)見所:Grande Mosqueは中々立派、他にはかなり無理があるが廃線になった鉄道駅等。
B:Conakry
(1)宿泊
(A)Motel du Port:65000FGr、ホットシャワー、トイレ、AC付、シエラエレオネで会ったオランダ人推薦で初日にミッションカトリックが満室で泊まったが彼が絶賛するほどの価値は金額にしてはなかった。周りはやや不便、市の中心の旧鉄道駅の裏手にある
(B)Mission Cathoric:シングル30000FGr、シャワー、ファン付、40000FGrでAC付。非常に落ち着けて良い、部屋はこの他にも何タイプかあるので空きがあれば宿泊前に見て決めたほうが良い。
(2) 市内交通
基本的にはシェアタク、1区間フルに乗って700FGr、郊外に出ると2区間、3区間と加算される。現地の人等は1区間半等は予め「1000FGr」といったり半区間などは「300-500FGr」等とやっている。市の中心からのルートは「ニジェールルート」「オウトルート」「ドンカルート」の3つがあり地図があれば比較的容易に目的地近くのルートが選べる。まお参考までにマディナマーケットへは市の中心から700CFA、日本大使館も同じく700CFAであった。
(3)価格
食事は屋台のぶっかけ飯が1000-1500FGr程度、Colaは800FGr、何とソフトクリームが200FGrでこれが美味い!
(4)通信、市の中心のAvDeLARepubliqueにあるMouNaGroupTechnologyにて5000FGr/1hr(1000−1700)、4000FGr/1hrにて日本語読書き可能、日曜日は3000FGr/1hrとお得。ネット電話は2000FGr/分、SDカードからのCD作成も可能で6500FGr/1枚(CD代4000FGr、作成代2500FGrでSDカードからのダウンロード代無し、非常に良心的)。支店がすぐ近くにありこちらは常に4000FGr/1Hrで日本語読書き可能、本店に比べてやや回線は遅めで不安定。ネット電話は日本まで1500FGr/分で本店より安い。
(5)地図 PapeterieCentralという所で75000FGrと劇高!Soguidipという本屋でGuineaTodayという良く出来たガイドブックが25000FGrなのにこの差は異常としか言いようが無い。断念した。
(6)郵便 Kg単位で料金が変わる。最大2kgまで。日本への航空便は1kgで33200FGrであった。送っているが届くかどうかは甚だ疑問が残る。なお中身チェック等は無いが「賄賂請求!?」あり!(受付のおばちゃんが何回か「なんか頂戴よ!」といってくる程度だが…)笑える!尚実際は2週間ぐらいで到着!吃驚した!
(7)見所
(A)GrandeMosque:中々立派、敷地内に入って写真をとったら現地人に囲まれて10ユーロ近く払わされたポーランド人もいるので「ヒットアンドアウエイ」で隠し撮りしてすぐに逃げるか、少し離れた所から撮影することをお勧めする。
(B)HoelLePetitBateau:市の中心Kaloum地区の北に突き出た岬にあり眺めは程々に良い。ここのバーレストランでアイスコーヒーの特注が5000FGrで可能。アイス等デザートもあるがパフェを16000FGrで食べてしまったので美味しかったが財布が痛んで心臓には悪かった。Tipの風習はあるかどうかは何となく疑問だが、お勘定が立派な木箱に入れられて出てくるので払わなきゃいけないような気になる。(1割程度を残した)
(8)VISA
(A)GuineaBissau:1ヶ月シングル、70000FGr、即時発給、申請書すら書かなかった。(領事が代筆)
(B)Gambia 3ヶ月シングル 100000FGr、要写真2枚、即時発給。場所は空港の前、市の中心からシェアタクで1400FGr
(9)注意事項:観光案内所にて無料で写真許可証のコピーが取得可能!教会等を敷地内で撮影したときに提示を求められたので取得をお勧めする。
追加情報1
2006年1月 情報提供者「皆殺しのタツ」氏
1:VISA
ギニアビサウ、ビサウの大使館で取得。
発行日より15日有効のシングルビザ、 15000 CFA
30日有効のシングルビザ、 30000 CFA
午前中に申請 → 当日12時30分 受け取り。
写真必要なし (たまたまか?)ビザは何の問題もなく発行(申請書すら書いていない)。 しかし、「領収証ください」と言ったら、なぜかそのために大使様と面接をさせられた。
2:両替情報
2006年1月19日現在、銀行では
1USD = 4570ギニアフラン(T/C同レート)
1ユーロ = 5360ギニアフラン
やはりインフレは激しい。
路上両替屋はレートの動きに敏感でない奴も多く、
僕が居たときは1ドル = 4500ギニアフラン
1ユーロ = 5300ギニアフラン前後と、
銀行より悪いレートを提示してきた。現地で最新レートを確認のこと。
3:都市情報(コナクリ)
A:郵便
絵ハガキ一枚 1000ギニアフランで売っている。が、街中の文房具屋でももっといいのが手に入る。
日本までのハガキ 一通 300ギニアフラン(約8円)とウソのように安い。
「ホントに国際郵便の値段?」と確認したのだが、GPOのおばちゃんは自信満々に頷いた。届くのかどうかは怪しい。
B:その都市で取得したVISA
(1)「シエラレオネVISA」
シングルエントリービザ US$ 100
マルチ US$ 150 とバカ高い!!
しかもギニアフラン払い不可、なので注意。
2005年11月より値上がりしたと、張り紙がしてあった。
午前中に申請、受け取りは翌々日の午前11時。要写真1枚。行く気が無くなるほど高い。かつ遅い。
(2)「リベリアVISA」
3ヶ月シングル 250000ギニアフラン (約55US$)
午前中申請、受け取りは翌日、との事だが、追加料金で即時受け取りも可能。
「3ヶ月が最低だ」と言われ、このビザを取得。当日(即時)処理料で、追加料金25000フラン。
合計 275000ギニアフラン(約60US$)になってしまいました。トホホ。
領収証には堂々と 「250000フラン領収」 とありました。
「ああ、25000はお前の小遣いか」って言ったら、「そうだよ」と笑顔で返事されました。いいやつです。
C:注意点(写真撮影など)
コナクリでは警察署の目の前を通ると、理由もなく尋問されることがあるので注意。やむなく通るときは、道路の反対側をすばやく通り抜けるように、と、現地在住3年の日本人が言っていた。道で仕事をしている警官は何もしてこないらしい
D:経路情報 (コナクリ→フリータウン(シエラレオネ))
デューク東城氏と逆ルート。
コナクリ市内、バンベトゥより、フリータウン直行で45000ギニアフラン(だったかな?)。交渉の末、荷物代はなし。
4:国境情報 (ギニア−シエラレオネ間)
20人のり、荷物満載のミニバスで行ったせいか、ギニア、シエラレオネ、両国とも荷物検査などは一切なし。平日で交通量が多かったせいもあるかもしれない。
ギニア側カスタムで「レッセパセ(通行許可証)がない!!」とイチャモンをつけられたが、ワイロは払わず。他は請求すらしてこなかった。運がいい。
残念ながらMrギブミーマネーには会えず。休みだったのだろうか?
5:賄賂情報:入国時の国境は賄賂なしで、僕の場合はコナクリに入る手前、キロメトロ36、というところで 「パスポート、ポッケにナイナイ作戦」をやられてしまいました。夜は警官、ヒマなんでしょうね。いくら粘っても埒が明かないので、
請求額10000のところ5000ギニアフラン払い、解決。
でも、そこより前の検問でも、賄賂拒否するぼくの横からタクシー運転手がススッと1000フランぐらい出して勝手に助けてくれちゃったので、あとで運転手にチップも渡さざるを得なくなってしまいました。合計5000ほど。
結局賄賂より高くついた感じですが、ま、気持ちのよさが違うので、ぜんぜんいいですけどね。ということで、賄賂そのものは5000フラン、1ドルとちょっとです。