パキスタン
ペシャワール→ラワールピンディー⇔イスラマバード
基礎データ(2018外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:79.6万平方キロメートル(日本の約2倍)
2.人口:2億777万人(年人口増加率2.40%)(パキスタン統計省国勢調査2017)
3.首都:イスラマバード
4.民族:パンジャブ人,シンド人,パシュトゥーン人,バローチ人
5.言語:ウルドゥー語(国語),英語(公用語)
6.宗教:イスラム教(国教)
7.通貨:パキスタン・ルピー 1PKR≒2円で計算。
※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、帰国後10年以上経てから記事を書いているので実際のアップ日は2018.12.18です。
2007.02.25(日)
ペシャワール発の急行は4時間弱でラワールピンディーに到着。
ペシャワール→ラワールピンディー間
ラワールピンディー駅
1時間ほど歩き回り、旅行人に「アマートの様な間取りで部屋の間隔が狭い」と評されていたカマラン・ホテルのシングルを1泊600ルピーを2泊する事を条件に500に値切って泊まる。
この街は一時的に首都となった場所ではあるのだが、特に見所らしい見所は無い。
ペシャワールとラホールを結ぶ動脈上にあり、首都イスラマバードから僅か15kmという近さから、イスラマバードに泊まらず、ここから日帰りするのが効率的だから泊まっただけだ。
昼食を摂り、街を適当にぶらついてまた夕食とデザートで一日を終える。
ラワールピンディー市街。下段は夕食とデザート
2007.02.27(月)
この国最大の目的地であるイスラマバードだが、ここから僅か15kmの距離という気軽さからか?
出足はいつも通り遅く宿を出たのは10時だった。
さらにラホール行の鉄道チケットを買いにオフィスに寄って、朝食を食べてから出発したので、ラワールピンディーを出たのは12時を過ぎてからだった。
上段:時刻表と料金表。朝食とラワールピンディーの街並
乗ったミニバスはアフリカ方式で、満杯にならなければ街を出ず。
結局ここを出て、イスラマバードに到着したのは13:30時と、早く動き出さなかったのをちょっぴり後悔する時間だった。
到着して早速最大の見所、イスラム圏に良くありがちなサウジアラビア王室寄贈のファイサル・モスクを訪れる。
※ファイサルはサウジアラビア国王の名前
上段:郵便局。中段以下:ファイサルモスク。中は入れなかったので窓から中を撮影
この建物はサウジ国王が寄贈したモスクの中では世界最大で、一度に何と10万人が礼拝できる巨大な施設だ。
ファイサル・モスク
ここに併設のショップでイスラマバードの地図を50ルピーで購入、無事コレクションをゲットしてホッとする。
『さてと・・・』
ここは計画首都だ。
街に着いた時からどこか既視感を感じていた。
その正体を確かめるべく、眺めが良いと言われるダマネコーへタクシーを100ルピーから80に値切って向かう。
値切ってくれたタクシーとダマネコー
広い敷地内に点在する建築物。
時折その閑散さに似合わない規模の建物が混ざっている。
道は広くつくられ、また区画の一ブロックも雑然としていたペシャワールに比べればきっちりと割られている。
イスラマバード全景
『アブジャ(ナイジェリアの首都)みたいだ・・・』
既視感の正体はこれだった。
イスラマバード全景。右側にファイサルモスクがある
展望台から降りた所にある公園で鳥が飼われていた。
『悪くはない・・・』
ちょっと楽しくなってきて、さらにこの街が見渡せる、別のポイントへ向かうことにした。
タクシーはちょっと高いからと敬遠して、歩いて下りたら、ミニバスの乗場まで30分かかってしまう。
ダマネコーを下って
降りてから捉まえたワゴン
これで時刻は既に16時
『ケチらずタクシーにしておけば・・・』
と思ったが、ここはこのまま進み続けるしかない。
ミニバスに乗り換え、今度はゼロ・ポイントへ向かう。
ミニバスでゼロ・ポイントへ
ゼロ・ポイントに登って約1時間。
違った角度からイスラマバードの全景を楽しんだ。
ゼロ・ポイント
見終わったのは17:30時。
夜景を見たいとも思ったが、自前の交通手段が無いので、諦めることにした。
またラワールピンディーに戻ったのは18:30時。
食事をして、少し街をぶらついて一日が終わった・・・
イスラマバードで乗ったミニバス。夕食とラワールピンディーの夜
2007.02.27(火)
朝09:30時に起き、食事をしてから駅へ向かう。
上段右:ケンタキ―?中段以下:駅
乗った鉄道は奇しくもクエッタからペシャワールに行った時と同じ車両だった。
パキスタン最大の目的である首都イスラマバードの狙撃。
昨日の午後半日、急ぎ足で見ただけだったが、取り敢えず最低限見たい物は見れたので満足だった・・・
計画首都(イスラマバード:パキスタン)
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