他称独立国潜入(タカサキ:グンマー)New!

Category: 謎 4th3rd Unknown

日本

 2018.01.29(月)

 この日は24時間勤務の上がりだった・・・

 職場を後にして新宿へと向かう。

 そう今日はセネガルで知り合い、その後も交流を続けていて再会シリーズでは会う事がが果たせなかった”果てしない男坂を共に登ると誓い合った強敵(←こう書いて”とも”と呼びます)”「コミネ」氏に会いに行く予定なのだ。

 所で”自称独立国”となると、私の記事の読者なら勿論のこと、旅行をある程度齧った者なら聞いたことはあるだろう。

 だが、”他称独立国”となるとどうだろうか?

 つまり、そこの住人たちは独立しているつもりはないとしても、他所の人間から見たらその場所は明らかに他と一線を画して別の国と判断される、そんな所はあるのだろうか?

 実はそれはこの日本国内にあるのだ!数年前から特に2ch界隈では有名になっていたが、我々が授業で「群馬」と習ったその県は2000年以降独立性を高め、今や「グンマー」と他県の人間から”日本国内にある独立国”として認知され、恐れられる場所になっていたのだ!(参考記事:「グンマー①」「グンマー②」)

 我が生涯の強敵、コミネが住むのはそんな場所だった・・・


 列車を乗り継ぎ、11:10時頃高崎に到着する。
 
 『そう言えば新宿ではSuicaで乗ってしまっていたな・・・』

 改札口で使えないことを恐れていたが、案に相違してあっさりとタッチで通過する。日本とグンマーの関係はEU諸国同士のつながりと同様なのだろうか?もっと緩くグレートブリテン内を移動するような感じなのだろうか?いずれにしても幸先は上々だ。

 待っていたコミネ氏と再会を果たし、駅前の喫煙所で電子タバコを吸ってグンマーの空気と共に味わった・・・

高崎駅前、左の写真はヤマダ電機

 

 長期旅行後に、ここに来るのは実は初めてではない。2013年の6月頃にも彼に会いに訪れていたのだ。

 だが、残念ながらその時の事はあまり覚えていない。折角のグンマーとばかり高崎に1泊したのだが、おそらくそれが仇となり、「タカサキを知り過ぎた漢」としてグンマー出国の際に記憶を消されてしまったのだろう。決して当時忙しくて記事にするのが面倒になったから忘れた事にして誤魔化している訳ではないのだ。

 いずれにしても前回失われた記憶のミッシングリングを取り戻すため、そして我が強敵の無事を確認するため、ここには来なければならなかったのだ・・・

 最初に案内してもらったは高さ102mあると言われる高崎市庁舎の21階にある展望台だった。

高崎市庁舎、見晴らし良し


展望ロビーと無意味なアップ写真。群馬県庁舎と高崎観音

 

 断っておくがタカサキはグンマーの首都ではない、首都はマエバシというここから左程遠くない、10数km離れた場所にあり、上の写真の154mあると言われる群馬県庁舎もそこにあるのだ。

 はっきりいって人口37万人程度のタカサキと首都とはいえ人口33万人程度のマエバシにこの規模の建物は必要はない。ただ、この事から容易に判別されるのは他称独立国グンマー内で、ここタカサキと帝都マエバシの間に強烈な覇権争いが今も繰り広げられているという事実だった。

 一しきり景色を堪能した後、レストランへと向かう。

登利平


 タカサキ民なら知らない者がいないと言われ、鳥飯で有名で観光客で賑わう登利平を彼の驕りで堪能する。定食を食べればコーヒーが100円で飲めるのも良心的だ。

 食事を終え、彼の車で次の見所へと向かう途中、彼は唐突にこんな事を言い出してた・・・

 「実は僕はタカサキ市民(グンマー国民)ではないんですよ・・・」

 浅からぬ付き合いの彼の出身がダサ・・・、埼玉というのは知っている。だが、我々が出会った2006年当時既にタカサキにいて、結婚もその地で地元出身の人と結婚していたはずだ。勿論今の住まいもタカサキだ、そうでなければここで会う理由が無い。

 「嫁もこの間産まれた子もタカサキ市民なんですが・・・、僕はまだ住民票は埼玉で実は職場も越境して埼玉になるんですよ・・・」

 彼は言葉を続けていく・・・

 『???』

 って、ことは彼は日本の埼玉からタカサキに送られた忍者なのか?それとも外国籍の者が日本人と結婚したら日本国籍が取れるのに、グンマー国籍はただ結婚しただけの第一世代の移民では取れない仕来たりなのか?

 『それって、まさかあの・・・』

 私は言葉を止めた、いかに親しき仲といっても過去グンマーを訪れた時に記憶を消されたように、グンマーに特に縁者のいない私では 深入りし過ぎると消されてしまう、そう感じたからだ。

 車はほどなく古墳に到着、ちなみに案内してくれた彼に『なんて古墳』と聞いても名前を知らなかった

古墳

 古墳と言うには余りにも周囲が郊外型に開発され、そして至る所で遺跡発掘調査が行われている為、史跡感は皆無で良く整備された公園といった態のあるこの古墳を後にしてまた駅へ向かう。

 夕方から仕事のある彼と会える時間は限られており、また私も明日は休みとはいえここで1泊して戻ると明日やるべき事が出来なくなる。そう、今回は残念ながら日帰りなのだ・・・

 彼は駅で時刻表を素早く眺め、出国の電車は15:30時と伝えてくれる。ついでにタカサキ駅内の土産物屋も教えてもらったので、そこで別れて何か手土産を買う事にした。

 そう言えば前回は土産も買わずビザ代も入国税も払っていないので、要するに一銭のお金も落としていなかったから記憶を消される憂き目にあったのかもしれない。 

 今回は日帰りとはいえ、グンマーに対する心付け、みかじめ料というのをお土産に姿を借りて払えば、少なくとも私がグンマーに敵意を持った男ではないと分かってもらえるだろう。

 国境を超える列車は予定通りに出発、私はグンマーを脱出した・・・

買ったお土産類
左上は彼が手土産にくれた物、美味しそうに見えて本当に美味しくて大感謝!
2段目も彼からもらったのと同じ駅中のガトーフェスタハラダで購入。
3段目は群馬のゆるキャラ「ぐんまちゃん」
決してチョコ好きだから自分で食べる為にチョコだらけにした訳ではありません・・・


 夜無事に家に到着、日帰りだったのが幸いしたのか?それともみかじめ料を払ったお陰なのか?幸いにして今回の事は全部覚えている・・・

 だが・・・

 今回は、グンマー1の人口を誇るタカサキを訪れたとはいえ、そのほんの僅か一端を垣間見ただけに過ぎない。首都マエバシにはまだ足すら地につけていないのだ・・・

 いつかきっとマエバシもこの手に・・・

 だが、残念ながら私一人では力不足だ。コミネ、彼の力が必要だ。

 次に彼に会えるのは何時か?今はまだ分からない。それ以上に埼玉県から忍びとしてグンマーに入っている彼の正体がバレ、その場にとどまる事を許されなくなるならまだしも最悪の場合は・・・

 悪いことを考えるのは止めよう。

 将来の事は誰にも分からない、だがこの物語の最後をこの言葉で締めくくろう。


 『私のグンマーはまだ始まったばかりだ・・・』

 と・・・


・・・未完・・・

 

 






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