世界一の危険都市(ヨハネスブルグ:南アフリカ共和国)

南アフリカ共和国





2005.06.21(火)-23(木)

ボツワナの首都ハボロネを朝早く出発。

途中通過した国境。HIVのせいか?両国境に無料コンドームがあった。


バスは1130時頃ヨハネスブルグ(通称ヨハネスと言われるが現地の人はジョバーグと呼ぶので以下ジョバーグとする)のパークステーションに到着。

この街の中心街は治安の悪さで有名だ。大抵の都市は荷物を持ってなく、日中ならまずやられる事は無いがここは手ぶらで歩いていても襲われるというたちの悪さだ。

アパルトヘイト廃絶後、近隣諸国からこの南部アフリカ一の大都市に職を求めて大量の黒人が流入し、結局職に就けずに強盗化する。

まるで治安悪化の教科書のような街だ。

到着したパークステーションとそこからの景色


ここから荷物を持って100m外に歩いたら確実に殺られる。



だが、当然逃げ道もある。パークステーションからバックパッカーズ(以下BP)にピックアップして貰えばいいのだ。
治安の悪さからジョバークのバックパッカーズは大抵このサービスを行っている。

私は電話をしておとなしく待ち、郊外にあるイーストゲート地区のBPに泊まる。

イーストゲート地区の労働者モニュメント



治安こそ悪いものの、南アフリカ一の大都会だけあって都会好きの私には楽しい場所だ。
この間ボツワナで見たショッピングモールにも衝撃を受けたがここではそれが当たり前の様に存在している。
(注:この南アでの衝撃は「激闘の記録第7話 美味しんぼ...!!」にアップ済み)

2日目にはアパルトヘイト廃絶のきっかけとなったソエト地区、そして昔の鉱山跡が見学できるゴールドリーフシティーを見学に行く。

もちろん個人でまわるのは無理なのでBPにツアーを頼んだ。


ソエト地区


ソエト地区の住人はその生活の悲惨さを訴えていたが、区画整理はされ、家の中もそれほどの惨状は感じない。これまで見てきたエチオピアやブルンジのローカルの方が余程凄いと感じてしまった。



マンデラ・ハウスとその付近。


アパルトヘイト博物館。入口が白人用と非白人用に分かれている。





6月の南半球は冬だ。ジョバーグも予想よりも寒い、私は微熱ぎみだった。


ゴールド・リーフ・シティー。まあテーマパークと言っていいでしょう。


金鉱探検ツアー




最後は金の精錬を本物を使って見せてくれる


観覧車とその上から市の中心を眺めて。


このゴールド・リーフ・シティーでは入口でよく分からずお得チケットを買ったらそれは乗り放題チケットだった。
「購入したチケットは必ず元を取るまで利用する」という旅行者の鉄則に従ったお陰でジェットコースターや船で前後に揺れる奴など乗れる限り乗って頑張ったので風邪が余計に悪化したようだ。

この日、ダウンタウンの中心のカールトンセンターへ行き、夜景を眺める。
不安だったのでドライバーに『大丈夫?』と聞くと「You have me(俺がついている)」と心強い答えだった。いままででもっとも感動した英語の台詞だ。

カールトンセンター。この中は安全でも外に出たら保障はされない







時間が少ないので翌日はもう出発の日だ。

見残しが無いように南ア一のショッピングモールと言われるサントン・シティーへ向かう。

サントン・シティー。セキュリティーに頼んで屋上に上がらせて貰った。





そしてまたカールトンセンターへ。



昨日夜景を見て、その都会ぶりに圧倒されたのでもう一度、それも昼の景色を眺めたかったのだ。








久しぶりの大都会。私はこの街に満足して次に向かう事にした・・・

パークステーションをバスの車内から


ダウンタウン地区、最後まで歩かず。








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