アラブ首相国連邦
2006.04.07(金)―08(土)
シャルジャーからドバイに戻って真っ先にやった事はオマーン行のチケットの手配だった。
これまではサウジアラビアのせいで「ペニンシュラ・ホッピング」という飛行機利用でポンポンと飛んでいたがここから先イエメンまでは陸続きになるので陸路が可能となったのだ。
中心部からやや郊外に離れた場所にバスで行き発券所を探す、週1、2便程度しかないマスカット行を逃すとまた数日物価の高いドバイへ足止めとなるのでそれは避けたかった。
ドバイ、発券所の近く
やや探しづらい発券所を人に聞きながら探り当て翌日のチケットを入手する。ドバイは発達しているが都市間を結ぶバスのチケットがそのバス会社のオフィスまでいかないと入手出来ない煩わしさはちょっとアフリカチックで遅れていると思わざるを得ない。
翌日、朝早くホテルを出てバス乗り場へ向かう
薄く灯りが燈っている
マスカット行のバスとそのチケット売場
バスは予定通りに07:00時に出発、これから大体6時間くらいかかる。
ドバイ郊外からの景色
ドバイを離れて街が見えなくなるころ、砂漠に包まれたこの国本来の姿が貌を表していく。
砂漠
オマーンまでの道中は一言でいうならば「殺風景」に尽きるだろう。
そう考えるとオイルマネーとは言えドバイは砂漠の中に浮かぶ蜃気楼のような都市なのだろうか?
そんな事を考えているとやけに立派な国境へ到着する。
ドバイ∸オマーン国境
アラビア半島、陸路での最初の国境越えがこれから始まろうとしていた・・・