マルタ
2006.03.22(水)
今日でマルタは最終だ、また次の目的地に進まなければならない。
だが、このままマルタを終わらせるにはプロフェッショナルとしてはあまりにも甲斐性が無さ過ぎると言うものだ。
幸いにして出発は夜、日中に時間はある。
そこで今日はヴァレッタでまだ見残している博物館とマルタ騎士団長の館に訪れてからマルタ本島から離れたゴゾ島へ日帰りで 訪れる事にした。
普通のツーリストならリスクの高い離島をわざわざ出発日に併せて訪れる等は暴挙の類に入る所だろうがそこは「ヨーロッパ・エレガント・ツーリスト」たるこの私だ。マルタの感触がつかめている今、勝機以外の感覚はまるで湧き上がってこなかった・・・
ヴァレッタ市街
博物館に教会内部、博物館の展示品はあまりそそらなかった。
ヴァレッタ市街
武器庫に団長の館の入口を入った所。
団長の館内部
武器庫内、期待を裏切らない甲冑群の展示が大量にある
当然武器も・・・
ヴァレッタ市街
残った見どころを素早く終えヴァレッタに未練を無くしてゴゾ島行きのフェリー乗場のあるチルケッワの町へと向かう。
ゴゾ島行のフェリーはアフリカと比べると頻発といっていいレベルにある。今日の私の行動を阻害するような物ではない。
ゴゾ島行フェリー
フェリー内部
当たり前のようにお洒落です。
フェリーが出発してマルタ島が遠ざかる、目的地のゴゾ島は最初から見えているのでイージーな道のりだ。
出発前の海面を写した物
最初から見えているゴゾ島が近付いてきた所
ゴゾ島の入口ビクトリア
振り返って撮影したマルタ島
1時間ぐらいのっていたのだろうか?あっさりとビクトリアに到着
到着したビクトリア
やはり教会は街と不釣り合いにデカイ!
ビクトリア市街
ゴゾ島に到着して真っ先に目指したのはチルケッワからも見えていた巨大な城塞シタデルだ。
シタデル
シタデルからの眺め
シタデル内
下から見上げたシタデル
一番気になる物を終えたからと言ってこのプロフェッショナルの観光が終わったと考えるのは早計というものだ。
世界遺産の巨石神殿、そのうちの一つジュガンティーヤ神殿はこのゴゾ島にあるのだ。
島の内陸部にバスで浸透することにする。
ゴゾ島のバス、マルタ島とはカラーリングが違っている。
到着してからしばし歩くと目的の神殿だ。
ジュガンティーヤ神殿
ジュガンティーヤ神殿からの景色、やはり町に比して不釣り合いに巨大な教会がある
ジュガンティーヤ神殿・・・
『やっぱりただの石じゃんか・・・』
と言うごもっともな感想はともかく、これで世界遺産に指定されている巨石神殿で予約が必要な地下神殿ハイポジウム以外は全て訪れた事になる。
流石はヨーロッパに慣れ親しんだエレガントなこのプロフェッショナルの面目躍如といった所だろうか・・・
帰りがけにちょっと気になった風車の観光をオプション(※気まぐれとも言います)で見る事にする。
風車
風車の中の居住区
思いもかけない余録を味わってビクトリアへと戻りマルタ本島に戻るフェリーに乗る。
行と同型式だが今度は駐車場の写真付
チルケッワに戻ってまたバスでヴァレッタへ。
チルケッワで撮ったマルタ島の新旧バス
ヴァレッタに着いたころは日も既に暮れていた。これも当然織り込み済みだ。
私はマルタ最後の食事をピザハットで過ごすことにした。
ピザハットにヴァレッタ市街
バスターミナル
そしてバスターミナルから空港へ、全てが私のお膳立て通りに事が運んでいく・・・
小さいながらも近代的な国際空港。
マルタの国際空港
私は3泊過ごしたマルタについてこう考えていた。
こんな小国で・・・
ここまで充実した観光ができるとは・・・
と・・・・
この記事はマルタを去って6年以上経過した2012年に書いているが・・・
当時『謎の日常』に書いた記事の気持ちは今も変わる事は無い。
私は再度この国についてこの6年以上前に吐いたセリフをもう一度言わせていただこう。
そう
『お前・・・マルタのくせに生意気だぞう(ジャイアン風)』
と・・・
ゴゾ島狙撃!(ヴァレッタ⇔ゴゾ島:マルタ)
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